旅マニア トイトイの旅行とマイル

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子連れ海外旅行 こどもの機内での過ごし方のポイント

子連れ海外旅行では機内での過ごし方が重要です。準備ができていないと子どもが飽きてしまったり、おなかをすかせてしまったりして、泣いてぐずりだしてしまうかもしれません。 この記事では、うちの子どもが1歳4ヶ月~1歳10ヶ月の時の体験談を交えながら、機内でどう過ごすとよいかをまとめます。

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こどもの機内での主な過ごし方は睡眠、食事(おやつ)、おもちゃ(機内エンタメ)で遊ぶの3つです。 これにくわえて、おむつ替えというイベントがありますので、併せて4つを解説していきます。

睡眠

子どもが寝そうならばとにかく寝かせるのが一番です。眠たくて機嫌が悪いこどもを無理やり起こしておくほどの余裕は機内ではありません(少なくとも私には)。 あの手この手を使って睡眠にいざないましょう。シートベルト着用サインが出ていない時であれば、立ち上がってあやすこともできます。授乳が必要な場合は授乳ケープを用意する必要があります。また、機内は暑かったり寒かったりするので、羽織るものがあるとよいです。子どもが寝た時に毛布代わりにかけることもできます。我が家の場合は授乳ケープを毛布代わりにしていました。

食事

機内食は、2歳までのこどもには離乳食が提供されます。市販の瓶詰の離乳食やバナナ、ちょっとしたお菓子などが多いです。写真はANAでハワイに行った時の子ども用機内食です。うちの子が旅行した時には、離乳食はあまり食べなくなっていたので、スープを少し飲むくらいで、あとは持参したバナナを食べていました。 子ども用機内食

こちらはハワイ発便の子ども用機内食でです。バナナしか食べませんでした。 子ども用機内食2

海外発のフライトの場合、離乳食も海外製の見慣れないものになります。味も少なくとも和風ではないでしょうし、食べ慣れない味かもしれません。最悪食べられないかもしれないということを念頭に置いて、食料を準備しておくとよいです。 また、月齢によっては大人用の機内食を分けてあげても良いと思います。ただし味付けが合わなかったりして食べない場合もあるので、確実に食べてくれるものを必ず用意しておきましょう。

おやつも食事同様少しもらったりもできますが、いつも食べているものを十分な量用意しておきましょう。機内ではCAさんが色々と勧めてくれるのですが、まだ食べされたことがないお菓子だったりするので、食べなれたものを準備しておくのが吉です。 飲み物に関しては、機内でストロー付きの飲みものをもらうことができますが、お願いしてすぐにはもらえないこともあるので、ペットボトル飲料を1本持ち込んでおくと安心です。また、もらえる飲み物はジュースや牛乳や緑茶で、麦茶はないので、我が家では日本発のフライトではいつも麦茶を持ち込みます。海外発のフライトでは、空港での麦茶の調達はできないので、水のペットボトルを子ども用に1本調達し持ち込みます。海外では硬水が多いと聞きますが、幸いおなかを壊したことはありません。

おもちゃ

おもちゃに関しても同様で、ANAJALの場合、記念品を兼ねたオリジナルのおもちゃをもらうことができます。もちろんこれだけでは時間が持ちませんので、持参もしましょう。最低でも、「お気に入りのおもちゃ」と「遊んだことがないおもちゃ」を持ち込むとよいです。序盤はお気に入りのおもちゃで遊んでもらい、駄々をこねたタイミングや飽きてしまったタイミングで新しいおもちゃを登場させると効果絶大です。 我が家の場合は、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃをいくつかストックしておき、新しいおもちゃとして登場させました。また、100均のおもちゃを使用したことがあります。旅行中に無くしてしまうこともあるので、なくなってもいいものにしましょう。

国際線の機内にはモニターが付いていて、各種エンターテインメントを楽しむことができます。機内エンタメについては、子供向けのアニメがいくつか入っているのでこれらをしばらくみてくれることもありました。ヘッドホンはできないので、音声無しで見せていましたが、アンコールをリクエストされるほど気に入ってくれたようで、繰り返し見せていましたのでかなり時間がつぶせました。ただし、機内アナウンスが入るとエンタメは中断されるのでこのタイミングでちょっと機嫌が悪くなりました(早く続きを見せろとせがまれました)。 機内アナウンスによる中断が嫌であれば、タブレットにアニメをダウンロードして持ち込むとよいと思います。我が家でも持ち込みましたが、我が家の場合今まではそんなに出番はありません。中断があっても機内エンタメのほうがいいようです。

おむつ替えのタイミング

各トイレにおむつ替えの台がありますので、おむつ替えの場所はここで決まりです。 問題はタイミングです。フライト中はトイレに行けないタイミングがありますし、トイレが混むタイミングもあり、なかなかおむつが変えられないこともあると思います。

シートベルト着用サインがついているときは、トイレに行くことができません。また、シートベルト着用サインが消えた直後と点灯する直前のタイミングはトイレが混みがちですので、ここもなかなか順番が回ってこないと思っておいた方がいいでしょう。

我が家の場合、搭乗前におむつ替えを済ませていたので、あとは寝る前と様子を見て数回(6時間のフライトで計2回ほど、10時間のフライトで計2~3回ほど)交換しました。着陸前はトイレが混みがちなので、急を要さないのであれば、降りた後にすぐトイレにいけばよいと思います。

[box05 title="まとめ"]・子どもが眠たくなったらとにかく寝かせてあげましょう ・子ども用の食べ物、飲み物は必ず持ち込みましょう ・おもちゃをいくつか持ち込みましょう ・おむつ替えはタイミングが重要です[/box05]

国内フライトで子連れ海外旅行の練習をしよう!

子連れで初めて海外旅行に行くときは、不安でいっぱいですよね。 そんな不安を少しでも和らげるための方法を紹介します。

その方法はズバリ、飛行機の国内線に子どもと一緒に乗ることです!飛行機に乗った時に子どもがどのような反応をするかが分かりますし、何より親の心の準備ができます。 国内線と国際線では色々と違いはありますが、海外旅行前に国内線を体験しておくことで慣れることも多いと思います。 一度国内で短時間のフライトを経験しておくと、初めての海外旅行時にも心の余裕が生まれます。

我が家では、子どもが1歳4ヶ月の時にハワイに行きましたが、その2ヶ月前に練習で北海道に行きました。 子連れで飛行機に乗るのはもちろん初めてだったので、もちろん大変な面が多かったですが、この経験のおかげでハワイに行く準備(主に心構え)ができたと思います。

この記事では、海外旅行前に国内フライトの機会がある場合に、どんな点を確認しておくとよいかをまとめます。

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子どもの反応

まず、一番に見ておきたいのが子どもの反応です。反応を見ることで、例えば、子どもが泣いたタイミングや泣いた原因の推定ができますので、次に活かすことができます。

一般的には、子どもは離陸時に耳が痛くなって泣くと言われていたりもしますが、それぞれの子どもが泣いている理由はそれぞれでしょうから、わが子がどんな状態のときに泣き、何をしたら泣き止むのかを知っておくと役に立ちます。

我が家の場合、子どもが機内で泣いた原因は眠い、おなかすいた、暑い、拘束されたくないという感じでした。 どれも機内に限らず起こる反応ですね。

眠いに関しては普段の寝かしつけで対処しますが、スペースが狭いのでうまくいかないこともありそうです。こういったことが機内で事前にわかるので、海外旅行に対する心の準備ができます。 子守歌も小声で歌う分には周りの人もあまり気にならないと思います。飛行機の騒音のほうがはるかにうるさいので。

おなかすいたに関しては、授乳期であれば授乳ができるように準備しておく必要があります。すぐに授乳できるように、授乳ケープを上の棚に上げずに手元に置いておく必要があります。 また、おやつも手元に置いておき、欲しがったらすぐにあげられるようにしましょう。 機内ではいつでも立ち上がれるわけではないので、席に座ったまま対処できるようにしておく必要があります。

暑いに関しては、頭上のスポットクーラーを調節しましょう。機内は子供にとって暑いのか、うちの子どもは泣きます。クーラーを当ててあげると、泣き止みました。 こんな例もあるということで、覚えておいておくとよいと思います。

拘束されたくないに関しては、離着陸時はどうしようもありません。泣きわめいたとしてもあきらめましょう。 対策としては、おもちゃや動画などを準備しておくことが挙げられます。 また、シートベルト着用サインが消えているタイミングであれば、CAさんの邪魔にならない範囲で少しだけお散歩をしても良いでしょう。

というわけで、反応はこどもによって違うので、わが子がどんな反応をするのか観察し、対処法を考えるきっかけにしましょう。

搭乗前の時間管理

子連れフライトでは搭乗前の時間管理が大切です。 特に、おむつ交換のタイミングが重要です。おむつを替えるタイミングを間違えて、離陸時におむつパンパンにならないように、搭乗の少し前に替えるのが良いと思います。しかし、直前すぎると交換台が使用中で、結局交換できなかったなんてことにもなるので、初めての時はタイミングが難しいと思います。海外旅行前にこのタイミングをつかんでおきましょう。

その他、子連れで、保安検査から搭乗口まで移動するのにどのくらい時間がかかるかや、子どもが搭乗口までに興味を惹かれて道草をくうために起こるロスタイムなど、色々と参考になると思います。

周りの反応

子どもが騒いだり、泣き止まなかったりしたらどうしようという不安があるかと思います。そんなときに気になるのは周囲の人々の反応なんですよね。あまり余裕がないかもしれませんが、子どもが泣いたときなどの周りの反応も見ておくとよいと思います。当然、周りの迷惑にならないように配慮し準備するのは言うまでもありません。

我が家の場合は子どもが結構泣いていましたが、周りの座席の方があやしてくれたりして助かりました。 その後の海外旅行も含めて、周りの皆さんは好意的で助かっています。

ちなみに、飛行機に乗っている子どもは自分の子どもだけではないことが多いです。結構騒がしかったり、泣き止まなかったりすることがあります。まあでも皆さん親たちは何とかしているわけなので、気にしすぎずでいいのかなとも思います。 また、CAさんも声替えをしてくれたりと子連れには何かと配慮していただけますので、あまり心配しすぎないようにしましょう。

[box05 title="まとめ"]練習フライトでは以下を確認しましょう! ・子どもが飛行機に乗ってどんな反応を示すか? ・搭乗までのルーティンとかかる時間 ・子どもに対して周囲はどんな反応をするか?[/box05]

1歳児 子連れ海外旅行のホテルの選び 気にすべきポイント

海外旅行でのホテル選びって迷いますよね。

現地の様子も想像つかないですし、料金もピンキリです。私もいつも悩んでいます。

我が家では子どもが1歳の時に3回海外旅行に行き、計5件のホテルを利用しました。 この記事では乳児を連れて海外旅行に行く際の、ホテルの選び方のポイントを解説します。

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その1.どんな立地のホテルがよい?

子連れでなくてもホテルの立地は重要ポイントですが、子連れの場合はさらに重要度が増します。 ホテルの立地については、空港からの移動は便利か?と、観光スポットまでの移動は便利か?を考える必要があります。 極端な話、空港のホテルに泊まれば、空港からの移動は便利でしょう。逆に、観光スポットのすぐ隣のホテルに泊まれば、観光には便利でしょう。これらのバランスを考えて最適なホテルを選ぶ必要があります。また、周辺の治安も確認しましょう。

空港からの移動は便利か?

空港から公共交通機関を使ってホテルに移動する場合は駅に近いかどうかが非常に重要です。空港からの移動では、スーツケースを転がしながら、子どもを抱っこして移動できる場所かを調べる必要があります。 スーツケース&子ども抱っこの場合、10分程度でもかなり体力を消耗するので、できれば駅直結のホテルがいいと思います。 とはいうものの費用の兼ね合いで、駅直結とはいかない場合も多いので、私は徒歩10分以内を目安に選択しています。

失敗談として、私はバンクーバーに行った時に、駅から徒歩10分くらいの場所のホテルを予約していたのですが、上り坂で結構大変でした。帰りも下り坂なので、これはこれで大変でした。 また、ブリュッセルでは、こちらも駅から10分くらい歩いたのですが、石畳でスーツケースがうまく転がらずこちらも大変でした。石畳はスーツケース移動が大変ということは知っていましたが、思いのほか大変でした。 どちらも、体力を消耗しながら頑張りました。体力があり余裕という方は、問題ないと思います。

空港からの移動がタクシーやレンタカーの場合は、駅からの移動を考えなくてよい分、ホテルの選択肢が広がります。 しかし、公共交通機関よりも費用が掛かるというデメリットもありますし、レンタカーの場合は慣れない海外での運転という問題もあります。

観光したい場所へのアクセスは便利か?

子連れで移動することを考えた場合、なるべく移動距離を減らしたいものですよね?目的の観光スポットからの距離が離れすぎていると、すぐにホテルの戻ることができないので、子どもが寝てしまった場合や服を盛大に汚した場合など結構めんどうなことになります。ホテルが近くにあれば、何かあったらホテルに戻るという選択ができるので、安心感があります。

ですので、ホテルは目的の観光地へのアクセスが便利な場所にするとよいです。例えば、電車1本で行ける場所とか、徒歩圏内などの基準でホテルを絞っていくとよいでしょう。

ちなみに、観光の際には、スーツケースは持たないと思うので、空港からの移動に比べれば多少歩く距離があったとしても楽なものです。

治安はどうか?

ネットで調べると、治安の悪い地区などの情報が出てきますので、候補のホテルがある地区について調べてみましょう。裏通りに1本入ると治安が悪くなりがちです。なるべく賑やかや立地のホテルが安心です。

私の基準としては、治安が悪くなければ、治安が良くなくてもOKとしています。なぜなら、治安が良いと断言できる場所はなかなかないと思うからです。明らかに治安が悪い場所は排除し、大通り沿いなどのホテルを選ぶようにしています。

・空港からの移動は便利か?、観光スポットまでの移動は便利か?という観点でホテルを絞り込みましょう! ・治安を確認しましょう

その2.ベッドはどんなものがいい?

ホテルの候補が絞れたら、次は部屋の内容をチェックしましょう。最も重要なポイントはベッドの種類です。 なぜかというと子どもをベッドに寝かせた時に、落ちないようにできるかが重要だからです。

海外のベッドは高さがあるので、万が一落ちたらケガをしてしまいます。なので、落ちるリスクが低いベッドを選ぶ必要があるのです。ちなみに、ベビーベッドを使用する月齢の場合は、ベビーベッドが借りられるかを調べ、OKであれば、大人用のベッドはなんでもOKです。

さて、子どもの添い寝を考えた場合に、どんなベッドがよいのでしょうか? 結論を言うと、我が家では、キングサイズベッド(なければクイーンサイズ)の部屋を選択します。

夫婦と添い寝の子ども1名の場合、ベッド2台の部屋とベッド1台の部屋が選択肢としてあります。

ベッド2台の部屋の場合、ベッドのサイズはシングル又はセミダブルが多いと思います。子どもは2台のベッドのうちどちらかのベッドで添い寝ですから、大人1人と子ども1人がシングル又はセミダブルに寝ることになります。この場合、けっこう窮屈で子どもの転落リスクが高いです。

一方、ベッド1台の場合を考えてみると、ベッドのサイズはキングやクイーンです。この場合、1台のベッドに、大人2人と子ども1人が寝ることになります。すると、大人2名で子どもを挟むことができるので、転落のリスクがぐっと減ります。

というわけで、ベッドは1台でなるべく広いものを選ぶとよいです。

候補のホテルのキングやクイーンの部屋に空きがあるかを調べましょう!

ベットからの転落防止策は以下の記事にまとめています。

https://www.toytoy-kids.com/bed-tenraku/

その3.プランによって価格が異なる!どれを選ぶ?

いくつかの候補のホテルの立地とベッドのチェックができたら、価格を比較しましょう。 ホテルのグレードや立地によってかなり価格差があると思います。同じような条件なら価格の安いホテルでいいと思いますが、こだわりがある場合は奮発してもよいでしょう。これは完全に個人の好みです。

予約時には、キャンセル可能なプランと割安なキャンセル不可のプランがあります。 私は、子連れ旅行の場合は割高ではありますが、キャンセル可能なプランを予約しています。なぜかというと、子どもが突然発熱したりなどで、旅行自体がキャンセルになる確率がそこそこあると思っているからです。

私の体験談として、ハワイ旅行の数日前に子どもが手足口病になりました。キャンセルも覚悟しましたが、幸いすぐに治り旅行には予定通りいくことができました。しかし、小さい子どもは病気にかかりやすいと思っているので、いつでも旅行をキャンセルできる体制を整えています。

考え方は人それぞれだと思いますので、キャンセル不可プランを自己責任で選択するのもありだとは思います。

・候補のホテルの価格を比較する ・キャンセル可能or不可を選択する ・予約する

[box05 title="まとめ"]子連れ旅行でのホテル選びの手順 1.立地をチェックする 2.ベッドをチェックする 3.価格を比較し、プランを検討して予約する[/box05]

1歳9ヶ月の子連れロンドン旅行でヒースロー空港⇔市街はヒースローエクスプレスを使おう!

日本からロンドンに旅行するときによく利用する空港はヒースロー空港ですよね。この空港、市街地からまあまあの距離があります。移動手段も複数ありますが、タイトルにもある通り、私はヒースローエクスプレスを使うことをおススメします。

我が家では、2020年1月にロンドンを訪れました。この記事では、子連れでロンドンを訪れるときの空港⇔市街地間の移動手段について考えてみます。

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移動手段は何がある?

ヒースローエクスプレスの他に、地下鉄、タクシーがあります。

ヒースローエクスプレスとは

ロンドンヒースロー空港とロンドン市街地のパディントン駅を結ぶ空港アクセス列車です。日本でいうところのスカイライナーみたいなものです。空港アクセスを使命とした列車ですので、速いことが特徴です。1等車と2等車があります。

ヒースローエクスプレスのメリット・デメリット

ヒースローエクスプレスのメリット

メリットはなんといっても速いことです。空港⇔市街地がノンストップで15分ほどで着いてしまいます。地下鉄だと50分ほどかかりますから、いかに速いかが分かります。 子どもと長時間電車に乗るのは大変ですから、乗車時間が15分なのは非常にありがたいですね。

わが子の場合、電車に乗ると、駅に着くたびに、降りたいといって駄々をこねることがあるので、ノンストップなのは非常にありがたいです。また、万が一騒いだ場合もデッキがありますので、避難が可能です。

また、日本でチケット購入が可能でですので、当日現地で購入方法に迷うことがないのもメリットです。

ヒースローエクスプレスのデメリット

デメリットは値段が高いことです。片道22ポンド=3000円くらいです。15分で3000円となると相当高い気がしますが、その分速いのでしょうがないとも思うところです。 救いは15歳以下が無料であることです。子連れにはうれしいですね。

ヒースローエクスプレスの予約方法

日本でネット予約可能です。片道22ポンド、往復37ポンドです。片道の場合は方向がありますので注意してください。

お得な情報

スターアライアンスゴールドメンバーは資格を証明できるものを提示すると、2等車の料金で1等車に乗車することができます(1等車は通常29ポンド)。乗車時間は15分ですので、通常であれば1等車に乗る必要もないのですが、2等車の料金で乗せてくれるとのことですので、資格がある方はぜひ利用してみてください。 乗車の際には大人の人数分の証明が必要ですが、大人に付き添う子どもは証明なしでも一緒に乗ることができます。 このキャンペーンは予告なく終了するそうですので、旅行直前に調べてみることをおススメします。

利用方法は、2等車のチケットを購入してそのまま1等車に乗り込むだけです。車内改札がありますので、チケットと一緒にゴールドメンバーの証明書をみせればOKです。

ヒースローエクスプレスの乗り方

私は市街地側のターミナルであるパディントン駅から乗車しました。改札でチケットに印刷されたQRコードをタッチしてホームに入り、乗車しました。座席は自由ですので、空いている席に座りましょう。 2等車の方は、1等車には座れませんのでご注意ください。列車の入口に大きく数字が書いてありますのでわかると思います。 2等チケットで1等に座っていると、車内改札時に移動するように言われます。私が乗った時には注意されて、移動している人がいました。

[box05 title="まとめ"]・ヒースローエクスプレスは高いが速い ・日本で予約すると現地での手間がない ・スタアラゴールドであれば2等料金で1等車に乗車可能[/box05]

1歳7ヶ月の子どもとバンクーバー旅行!子供向けの食料はある?

2019年10月、子どもが1歳7ヶ月の時にカナダのバンクーバーへ旅行に行きました。 この記事では、実際にバンクーバーに行った経験を踏まえて、食料事情をまとめます。

同じくらいの月齢の子どもがいる方の参考になればと思います。

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バンクーバーの食事事情

結論から言いますと、子どもが食べるものが何もないということはないと思います。しかし、バリエーションはあまりないので、長期滞在となると厳しいかなという印象です。また、ハワイなどの日本人向けの大観光地とは事情が異なり、日本食が食べれらる場所の数は多くはありません。とはいうものの、GoogleMapでバンクーバーの中心街を調べると、日本食がちらほら出てきます。 難しいのはレストラン以外(テイクアウト)での食料確保ですね。

バンクーバー日本食レストラン

レストランですが、メニューを調べる時間がなかったので、我が家が旅行した時は内容が分かりやすい日本食レストランのみ利用しました。上述のとおり、多数の日本食レストランがあります。

我が家が利用したホテルの近くに牛角があったので、1回はそこを利用しました。あらかじめ行く時間が分かっているのであれば、ネット予約が可能です。我が家は予約せずに行きましたが、混んでいて結構待ちました。待ち時間は外に出て別のことをしていてもOKで、子どものおむつを替えにホテルの部屋に一時戻っていました。席の準備ができると、SMSを送信してもらえて便利でした。 牛角は日本と同様にご飯ものもありますので、子どもにも食べさせることができます。

もう1日はそのすぐ近くの居酒屋風の日本食レストランに行きました。 こちらのお店ではコロッケやおでん、うどん、丼がありましたので、子どもでも色々食べられるものがありました。

日本食を出すお店では、日本語のメニューがありますので、海外でありがちなメニューを見ても何の料理かわからないという心配はありませんでした。また、日本語を話すスタッフさんもいますのでアレルギーがあっても、気軽に質問でき安心です。

ちなみに、日本食ではないですが、ハンバーガー屋やピザ屋もありますので、これらを日本で食べさせている場合は、かなり選択肢が広がります。

バンクーバー日本食販売

スーパーがいくつかありますので、食べ物は簡単に手に入りますが、日本食はほぼないと思っていいです。 日本食ではありませんが、子どもが食べられそうなものとして、バナナやヨーグルトやパンを売っていますので、これらでしのぐことになります。ご飯がないとだめというお子さんは日本から持参した方が無難だと思います。

うちの子はこのころはバナナがあれば他には必要ない時期だったので、ひたすらバナナを食べていました。

飲み物について

飲み物に関しては、水くらいしか選択肢がありません。子どもが飲めるものはあまり売っていないと思いますので、飲みなれたものを持参するのが安心です。我が家はペットボトルの麦茶を飲ませていました。 水については、軟水・硬水の判断がつかないので、我が家ではあまり飲ませませんでした。ただし、帰りの飛行機だけは空港で購入した水を飲ませました。ちなみに、おなかを壊すこともなく、帰国後も問題ありませんでした。

[box05 title="まとめ"]・日本食のレストランは多数あり ・スーパーではあまり食べられるものが手に入らないかも ・飲み物は日本から持参が無難[/box05]

1歳4ヶ月の子どもとハワイ旅行!ハワイに子供向けの食料はある?

2019年7月、子どもが1歳4ヶ月の時にハワイ旅行に行きました。子連れでの初めての海外旅行でした。 この記事では、実際にハワイに行った経験を踏まえて、食料事情をまとめます。

この旅行では、ワイキキ周辺とハワイ島(コナ)に行きましたので、それぞれ書きたいと思います。 結論を言うと、子どもの食べ物が無くて困ることはないと思います。

同じくらいの月齢の子どもがいる方の参考になればと思います。

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ホノルルの食事事情

ホノルルに滞在することが多いと思うので、まずはホノルルの日本食事情から。 結論から言いますと、日本食はめちゃめちゃあるので、心配なし!です。googleMapで「日本食」と調べてみてください。こんなにあるの?っていうくらいたくさん出てきます。

ホノルルの日本食レストラン

レストランですが、有名どころでは“つるとんたん”がありますし、それはそれはもうたくさんあります。滞在中に毎日違うお店に行っても、行ききれないほどあります。つるとんたんは我が家も行きましたが、うどん、ご飯ものなど各種日本食が楽しめるようになっているので、うどんやご飯を食べられるお子さんであれば、食べ物には困らないでしょう。 他にも、丸亀製麺牛角など日本のチェーンが進出しています。日本でもおなじみのメニューのほかに、現地オリジナルメニューもあるので、大人も日本との違いを楽しめると思います。 日本食を出すお店では、日本語のメニューがありますので、海外でありがちなメニューを見ても何の料理かわからないという心配はありませんでした。また、日本語を話すスタッフさんもいますのでアレルギーがあっても、気軽に質問でき安心です。

子どもの食が進まなかった日もあり、この時は持参したレトルトの離乳食を食べさせました。スタッフさんに一言断ってから食べましたが、拒否されたりすることはありませんでした。子ども用のお皿やスプーンを貸してくれました。

ちなみに、日本食とは外れますが、ハンバーガー屋やラーメン屋もたくさんありますので、これらを日本で食べさせている場合は、かなり選択肢が広がります。

ホノルルの日本食販売

ワイキキビーチの近くにローソンが進出しており、おにぎりを売っています。一番気軽なのはここでしょうか。ほかにもおにぎりやお寿司を売っているお店がたくさんあります。 日本食ではありませんが、子どもが食べられそうなものとして、ABCストアなどのコンビニにはバナナやヨーグルトやパンを売っていますので、ご飯が手に入らない日があったとしてもそこまで問題ではないと思います。

ワイ島の食事事情

つづいてハワイ島の食料事情です。コナ周辺とキラウエア火山に行きましたので、そのあたりの情報です。 ハワイ島も食に困ることはありませんが、ホノルルと比べると選択肢は少ないと思います。

ワイ島日本食レストラン

寿司、てんぷらなど日本食レストランがちらほらあります。 我が家はハワイ島では日本食レストランには入りませんでした。シーフードレストランに入りましたが、ご飯もありましたし、子どもが食べられるものもちらほらありましたので、あまり困った記憶がありません。 キラウエア火山では、ごく普通のレストランに入りましたが、ここにもご飯ものがありましたし、ちょっとしたそばもありました。レストランによっては、子どもが食べられるものがないかもしれませんので、離乳食やバナナなど気軽に食べられるものを持っておくとよいと思います。

ワイ島もホノルルと同じく、離乳食には協力的でした。

総じて、ハワイ島ではホノルルに比べて日本語スタッフ率が下がりますので、この点はハードルが上がります。

ワイ島日本食販売

スーパーに行くと、海苔巻きみたいなものが売っていました。ものによっては子どもも食べられるかもしれませんが、味が辛めのものが多い印象なので、子どもは食べられないかもしれません。スーパーではパンやバナナやヨーグルトが色々と売っていますので、これらを食べさせました。 コンビニも同様にパンやバナナやヨーグルト程度であれば手に入るので、朝食にしました。

ひとつだけ失敗したものが豆腐です。スーパーに売っていたので、冷ややっこのつもりで一丁買いましたが、今までに食べたことがないくらいおいしくなかったです。これ以外は、おいしくいただきました。

飲み物について

飲み物に関しては、おーいお茶を色々な場所で買うことができますが、子どもが飲めるものはあまり売っていないと思いますので、飲みなれたものを持参するのが安心です。我が家はペットボトルの麦茶を飲ませていました。 もちろん、水は売っていますが、軟水・硬水の判断がつかないので、我が家ではあまり飲ませませんでした。ただし、帰りの飛行機だけは空港で購入した水を飲ませました。ちなみに、おなかを壊すこともなく、帰国後も問題ありませんでした。

[box05 title="まとめ"]・ハワイでは子どもの食料は心配なし ・レストランでもコンビニでも日本食が食べられる ・飲み物は日本から持参が無難[/box05]

子連れでお得に海外旅行に行くために知っておきたいこと7選

子連れで海外旅行に行くときの不安としてお金の問題がありますよね。単身だと大した金額でなくとも、家族で行くとなると、何かとお金がかかります。お金以外にも体にも負担がかかります。この記事では、なるべくお金をかけずに楽に旅行に行く、節約術・お得な情報をまとめます。

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その1.子どもが小さいうちに旅行に行く

子どもが2歳になるまでに旅行に行くと非常にお得です。なぜかというと、2歳未満は航空券の代金が大人の1割程度の金額だからです。大人が往復10万円のチケットでも2歳未満であれば1万円ですんでしまいます。これが2歳以上になると大人の7割程度の料金になるので、一気に負担が増えてしまいます。

航空券の料金以外にも、子ども料金の優遇は多いです。2歳以上でもOKなものが多いと思いますが、いくつか例を紹介します。 何歳以下が対象になるかはそれぞれ違いますが、鉄道料金や入場料金などがタダになるなどの措置がそこら中にあります。 また、ホテルも小学生までは無料などの措置があります。 また変わったところでは、ヨーロッパの複数の国ではレストランで子ども用のメニューから好きなものをタダでもらうことができたりもします。

その2.マイルを貯めて航空券代をタダまたは安くする

マイルって聞いたことありますか?航空会社のポイントのことですね。

マイルをたくさん貯めると、特典航空券がゲットできます。諸税やサーチャージなどは別途支払いが必要ですが、航空券代はタダになります。 マイルを貯める方法はたくさんありますが、日常生活の中でコツコツ貯めるだけでもぼちぼち貯まります。

上記の特典航空券に交換するには数万マイル貯める必要があるので、難しいかもしれませんが、沢山貯まらなくても、航空券の値引きもできるので、費用を安く抑えることができます。

その3.ホテルのポイントを貯めてホテル代を安くする

航空券代はマイルを貯めれば安くなります。これと同じようにホテルにもホテルのポイントがあり、ポイントを貯めることで、無料宿泊やお得に泊まれることがあります。 代表的なポイントプログラムとして、マリオット、IHG、ヒルトンなどがあります。

ただし、上記のホテルは元々の料金が高めなので、有名ホテルチェーン以外のホテルを利用した方が安い場合も多いです。

その4.現地で使える特典を活用する

行く国によりますが、現地で使える特典は探すと色々出てきます。ハワイでは、特定の条件を満たすとバスに無料で乗れたりします。代表的なものを紹介します。

クレジットカードラウンジ

これは調べると色々出てきます。代表的なところでは、クレジットカードの特典で、現地のラウンジが利用できるというのがあります。JCBが有名で、ラウンジでは飲み物のサービスがあったり、現地の観光情報を調べたりできます。また、レストランやオプショナルツアーの予約もできます。 もちろんどこにでもあるわけではなく有名な観光地限定です。定番の観光地であるホノルルにはJCBラウンジの他、楽天カードのラウンジもあります。

航空会社の特典

ハワイではANAJALともに自社便の利用者向けにバスの利用サービスを提供しています。現地の街中でのちょっとした移動に便利ですので、利用条件を確認して準備をしていきましょう。

その5.クレジットカードの海外旅行保険を利用する

海外旅行の際には、海外旅行保険への加入は必須だと思います。なぜなら、万が一病気やケガをした場合に日本では考えられないほどのお金(数百万単位)がかかることがあるからです。

しかしながら、この保険料も結構高いので、家族みんなが旅行のたびに加入するとけっこうな負担になってしまいます。 そこで役に立つのが、クレジットカードに自動付帯の海外旅行保険です。無料のカードにはあまり自動付帯していないのですが、いくつかのクレジットカードに付帯しています。

子どもは別途海外旅行保険に入る必要がありますが、大人の分だけでもクレジットカードの保険でカバーできると費用負担が軽くなってうれしいですよね。

その6.空港宅配を利用する

この項目は“お金をかけずに”ではなく“楽に”の方に重点を置いた項目です。 空港宅配ってご存知でしょうか?

子連れでスーツケースを複数個持って移動するのは、なかなか大変です。そんな負担を少しでも減らせるのが、空港宅配です。簡単にいうと自宅⇔空港間のスーツケースの宅配便です。

私は帰国時に何回か利用しましたが、以下のようなときに便利です。

・国内で飛行機の乗り継ぎがある ・空港から家が遠く、電車などの乗継が頻繁にある ・お土産などで荷物が増えた

特に帰国時は結構疲れていることが多いので、空港から家まで手ぶらで帰れるとすごく楽です。

スーツケース一つにつき数千円かかることと、荷物の到着が遅くなることがデメリットですが、楽になることは間違いないです。 ダイナースやアメックスの特定のクレジットカード所有者は空港宅配がタダになるので、調べてみてください。

その7.お得に両替する

海外旅行の際には、現地通貨に両替が必要ですよね。基本的にはあまり両替せずに、クレジットカード払いで済ませるとよいと思いますが、チップであったり、クレカが使えないお店だったりでは現金が必要な場面があります。少しでいいので、現金を持っていると安心ということもあります。

両替の手数料を安く済ませたい場合に一番良いのは、海外のATMでキャッシングする方法です。キャッシング機能を付けたクレカを持っている前提となりますが、すぐに返済すれば手数料はかなり安いです。

しかしながら、両替する金額が少ない場合、手数料はそんなに気にする必要はないのでは?というのが私の考えです。 我が家の場合、1週間程度の旅行でも5千円~1万円程度の現金しか両替しないので、返済の手間を考えると普通に両替してしまいます。

両替した現地通貨は再両替して日本円に戻すと、また手数料がかかるので、なるべく使い切りましょう。 我が家では使い切れなかったコインと小額紙幣は記念にストックしています。子どもが大きくなったら、海外のお金だよということで見せようと思っています。

子連れ海外旅行の準備12ステップ

子連れ旅行では、大人だけの旅行と比較するとより多くの準備が必要です。この記事では、準備必須のもの・ことを取り上げます。しっかり準備して、備えあれば憂いなしで旅行に臨みましょう。

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その1.パスポートをとる

海外旅行に行くために絶対に必要なものといえばパスポートですね。生まれたばかりの赤ちゃんを含め、1人1冊必要です。申請から実際に手に入るまでには日数がかかりますので、余裕を持って準備しましょう。パスポートを取るためには証明写真が必要ですが、大人と違って簡単ではありません。また、パスポートの引き取り時には本人確認のため本人が行く必要があります。

https://www.toytoy-kids.com/passport-photo/

その2.フライトを予約する

個人旅行ではまず、フライトを抑えることが大切です。他の準備が終わってから、希望のフライトが取れなかったとなったらすべてやり直しになってしまうので、まずはフライトを押さえましょう。

その3.ホテルを予約する

フライトを押さえたら次はホテルの予約です。子連れ旅行でのホテルは立地と部屋のタイプが特に重要です。

ホテル選びに関してはこちらの記事にまとめています。

https://www.toytoy-kids.com/hotel-choice/

その4.ビザをとる

旅行先によってはビザが必要です。短期の観光ではビザが必要ない国でも、電子ビザが必要な国も多いので、申請を忘れないようにしましょう。忘れると入国できない(というより、飛行機にも乗らせてもらえない)ので気を付けてください。子連れ旅行で行きやすい場所でも電子ビザが必要な国は多いです。ハワイ(アメリカ)、カナダ、オーストラリアなどが対象です。これらの国では子どもの分も電子ビザの申請が必要です。

その5.現地移動手段を確保する

現地空港に到着してからホテルまでの足を予約する、または、調査しておきましょう。普通電車などでも日本にいるうちに予約できるものもあります。

以下は手配の実例です。

https://www.toytoy-kids.com/Brussels-train/

その6.オプショナルツアーや施設を予約する

小さい子どもは参加できないものが多いですが、オプショナルツアーに参加する場合は予約します。また、観光したい施設がある場合は日本で予約しておくとよいです。入場制限で当日入れない施設もありますし、日本で前売り券を買った方が安い施設もあります。また、現地での時間節約のため、日本で買えるもののうち特別金額が高くならないものは買っておくとよいでしょう。今どき、ネットで購入して現地ではQRコードをかざすなどチケットレスのものも多いです。チケットレスではないにしても、家でチケットを印刷していくタイプのものもたくさんあります。どちらにせよ、現地で窓口に並ばなくてよいので、楽ですし、購入時の言語の不安も解消されます。

その7.現地通信手段を確保する

昨今の旅行では通信手段の確保は欠かせません。空港やホテルではWi-fiが使える場所が多いですが、移動中に地図を見たり、電車の乗り継ぎを調べたりと、通信が欠かせません。現地滞在中にいつでも通信できるように手段を確保しましょう。主な手段としては、日本で契約している携帯電話会社の海外プランを利用する、レンタルWi-fi端末を利用する、現地用SIMを購入する、があります。慣れると、現地用SIMの購入が楽で安いので、私は最近は専ら現地用SIMを利用しています。SIMは日本出発前にネットで買うことができます。

その8.海外旅行保険にはいる

保険は絶対に入りましょう。保険に入っていない状態で病院にかかることになった場合、場合によっては破産するレベルの金額がかかってしまいます。他の保険金額は押さえて問題ないので、病気とケガの保証にはお金をかけましょう。

その9.必要な持ちものをリストアップする

事前に必要なモノをリストアップしましょう。初めての場合、何を持っていけばよいか途方に暮れるでしょうから、先人たちのリストをパクりましょう!

その10.必要な持ち物をそろえる

上記で作成したリストを基に、家にあるものは早めに一か所に集めてしまいましょう。足りないものは購入しましょう。 初めての子連れ海外旅行の場合、少し余裕を見て用意した方がいいです。例えば、子供用のお茶を持っていく場合、現地の気候などによって消費量が変わるでしょうから、少し多めに持っていきましょう。現地で余りそうだったら親が消費すればいいのですから。現地で調達できることが分かっている場合は少なくても良いでしょう。

現地調達できなそうなものは忘れないようにする、現地調達できそうなものは最悪忘れてもいいやという気持ちが大切だと思います。

その11.旅のしおりを作る

遠足などで登場するあれです。旅のしおりと書いてありますが、別に紙でなくてもよいです。フライト、ホテル、その他の予約、観光ポイントなどまとめておきましょう。 これを作っておくことで、どの場所で何分くらい時間が取れそうなどを把握しやすくなります。小さい子連れの場合、おむつ替えや授乳、子どもを遊ばせるなど、何かと時間がかかります。これらを計画的に行うことで、旅に余裕が生まれます。 また、お土産はどこに何を買うなど目星がついているものはメモしておくと買い忘れがなくなります。

その12.イメージトレーニングをする

旅のしおりを基にイメージトレーニングをしましょう。旅行当日は何かと慌てるものです。当日の慌て度合いを軽減するために、イメトレが大切です。

当日、空港までどのように行って、空港に着いたら何をして、次に何をして、何時に搭乗口に行って・・・という感じでイメージを膨らませておきましょう。イメージ通りにいかないことももちろんあるでしょうが、致命的なミスは事前のイメトレで防ぐことができると思います。

番外編.事前練習として飛行機に乗る

これは番外編なので、できるならばやっておくといいですよというレベルなのですが、飛行機で国内旅行に行きましょう。飛行機に乗った時に子どもがどのような反応をするかが分かりますし、何より親の心の準備ができます。海外旅行はフライト時間が長くなりがちですが、一度国内で短時間のフライトを経験しておくと、心の余裕が生まれます。

事前練習で分かることはこちらの記事にまとめてあります。

https://www.toytoy-kids.com/training/

準備が終わったらいよいよ出発です!実践編は以下の記事を参照ください。

https://www.toytoy-kids.com/jissen/

ポイントサイトで貯めたポイントをJALマイルに交換するルートの解説

ポイントサイトを使って貯めたポイントをJALマイルに交換するルートを解説します。


JALマイルへの交換ルートの全体像

ポイントサイトからJALマイルへの交換ルートは大きく分けて2つのルートがあります。ここではモッピールート、ドットマネールートと呼ぶことにします。

これら以外にもルートは存在しますが、少しややこしいので今回は簡単な2つのルートのみの説明です。


モッピールートはモッピーというポイントサイトでためたポイントを直接JALマイルに交換するルートです。

ドットマネールートは各種ポイントサイトでためたポイントをドットマネーというポイントに交換し、ドットマネーからJALマイルに交換するルートです。

これら2つのルートを詳しく解説します。
それぞれのルートにメリット・デメリットがありますので、ルート選択の参考にしていただければと思います。

ルート1:モッピールート

モッピー→JALマイルの交換ルートをモッピールートと呼びます。


まずはこのルートの基本スペックを紹介します。各ステップの移行レート、移行にかかる日数とルート全体でのレート・日数をまとめます。
交換レート:80%
手順:1ステップ

手順 内容 レート(%) 日数(日)
1 モッピーからJALマイルに交換 80% 約30日

※日数0は即時交換。日数は公称値、実際にはこれよりも短い場合あり。
交換レート80%は2018年5月31日までの期間限定。

上記ルートのメリット・デメリットをまとめます。

メリット 直接交換できる。交換レートが一番高い。
デメリット 交換レートを80%にするためには、モッピーの案件をこなす必要がある。案件をこなさないと、交換レートは50%。

交換レートを80%にする条件

モッピーが指定する案件を1ヶ月のうちに12000ポイント以上行う。

モッピールートの総評

ポイント交換手順がワンステップであるのはわかりやすくていいです。

交換レートを80%にするための条件がやや厳しいため、できない場合もあるかと思われます。こうなってしまうとモッピールートの魅力は半減してしまいます。

交換レートを80%にするための条件が達成できるのであれば、間違いなく一番よいルートです。

ルート2:ドットマネールート

各種ポイントサイト→ドットマネー→JALマイルのルートをドットマネールートと呼びます。

まずはこのルートの基本スペックを紹介します。各ステップの移行レート、移行にかかる日数とルート全体でのレート・日数をまとめます。
交換レート:52%
手順:2ステップ

手順 内容 レート(%) 日数(日)
1 各種ポイントサイトからドットマネーに交換 100% 0~7
2 ドットマネーからJALマイルに交換 52% 約20日
総合 各種ポイントからJALマイル 52% 約20~27日

※日数0は即時交換。手順1の日数は交換元のポイントサイトによって異なる。日数は公称値、実際にはこれよりも短い場合あり。


上記の交換ルートのメリット・デメリットをまとめます。

メリット 交換レートが固定である。各種ポイントサイトのポイントを交換可能。
デメリット レートが低い。

ドットマネールートの総評

汎用性が高く使いやすいルートです。レートはやや低いものの、レートを維持するための条件はないため取り組みやすいと思います。

まとめ

ANAのマイルと比べるとなかなか貯めにくいJALマイル。貯める場合は今回説明したルートを軸に貯めてみてはいかがでしょうか?


ANAのマイルも貯めてみてはいかがでしょうか?ANAの場合はこんなルートで貯めることができます。
tabimania.hatenablog.jp

ANAカード徹底解説 ANAカードのメリット、カードの種類による違いを解説します

ANAマイルを効率よく貯めるために役立つカードとして、ANAカードがあります。ANAカードには様々な種類があり、始めての方は何を選んでよいかわからないと思います。
本記事ではANAカードの特徴とカードの種類ごとのメリット・デメリットを紹介します。また、お得な利用方法も紹介したいと思います。
ぜひとも、ご自身にあったANAカードを見つけてください。

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ANAカードとは?

利用するたびにANAのマイルに交換できるポイントが貯まるクレジットカードです。ANAに関係する商品の購入以外の普段のショッピングでもANAのマイルが貯まります。もちろんANAの航空券を買う際にはよりお得な特典があります。
ANAカードはカードの種別(一般カード、ゴールドカードなど)、国際ブランド(VISA、JCBなど)・提携先(JR東、東急など)が複雑に絡み合っており、カードの種類がたくさんあります。
それぞれ、年会費などが異なるので、自分にとって一番適したANAカードを選ぶのに苦労します。適したANAカードが選べるように、解説していきます。

カードの種類

カードの種別

まずカードの種別ですが、ANAカードには「一般カード」「ワイドカード」「ワイドゴールドカード」「プレミアム」の4つの種別があります。ワイドカードは一般とゴールドの中間の位置づけです。

国際ブランド・提携先

国際ブランドは一般的によく見るブランドで、「VISA」「マスター」「JCB」「アメックス」「ダイナース」の5つです。
国際ブランドに加えて、さらに提携先があり、「JR東日本」「東急」「東京メトロ」「西鉄」の4つと提携しています。例えば、東京メトロと提携したANAカードは「ANA To Me カード Pasmo JCB」という名前がついており、Pasmoの機能がついています。

このため、カードの種類としては国際ブランドがJCBであっても数種類のカードが存在します。例えば、「JCB一般カード」「ANA To Me カード Pasmo JCB」のような感じです。同じJCBでも、前者はPasmoの機能がついておらず、後者にはついています。

カードの種類をまとめたものがこちらです。

一般 ワイド ワイドゴールド プレミアム
VISA
マスター ×
JCB
アメックス ×
ダイナース × ×
TokyuPointClubQPasmoマスター × × ×
To Me カード Pasmo JCB × × ×
VISA Suica × × ×
VISA nimoca × × ×

この表で〇になっているものが発行可能です。
表を見るとわかるとおり、提携カードには一般カードの設定しかありません。

ANAカードのメリット

カードごとの細かい違いを解説する前に、ANAカードの全般的なメリットを紹介します。

搭乗ボーナスマイル

まずは、搭乗ボーナスマイルについてです。搭乗ボーナスマイルは3種類あります。「ANAカードに入会後初めて搭乗した時」、「カード更新時」、「毎回のフライトのマイルに加算されるボーナスマイル」の3つです。

一般カード ワイド・ワイドゴールド プレミアム
入会ボーナス 1000マイル 5000マイル 10000マイル
更新ボーナス 1000マイル 2000マイル 10000マイル
搭乗ごとのボーナス 10% 25% 50%


このうち、入会ボーナスと更新ボーナスは重複付与されます。つまり、ANAカードを2種類所持していれば、2枚分の入会・更新ボーナスがもらえます。
一方、搭乗ごとのボーナスは一番高いボーナスがつくカードの分のみ付与されます。例えば、一般カードとワイドカードを所持している人はワイドカードの分の搭乗ボーナスマイルはもらえますが、一般カード分の搭乗ボーナスマイルはもらうことができません。

ANAカードファミリーマイル

ANAカードに入会すると、ANAカードファミリーマイルを利用することができます。ANAカードファミリーマイルは無料で利用できるサービスです。

通常、マイルは個人ごとに加算され、個人ごとにしか使用できません。よって、飛行機の利用が少ない人は使用できるほどマイルが貯まらない場合が多いと思います。
ANAカードファミリーマイルに登録すると、家族のマイルを合算して利用することができます
あまり、飛行機に乗らない家庭でも、家族のマイルを合わせると、特典獲得の難易度が下がります。


プライム会員=親会員にファミリー会員=子会員を紐づける形式になっています。登録するには、18歳以上の方は、ANAカード(家族カードを含む)を所有している必要があります。また、18歳未満の方はクレジットカードが作れませんのでANAマイレージクラブ(AMC)会員である必要があります。

ANAカードファミリーマイルを利用すると、利用しない場合と比較してマイルが非常に使いやすくなります

ANAカード全般の特徴

マイルの還元率と付与方法

一般カードやワイドカードの場合、1000円ごとに5マイル獲得というのが基本(還元率0.5%)です。実際には月の利用金額1000円ごとにクレジットカードのポイントが1ポイント加算されます。このポイントが1ポイント=5マイルに交換できるというシステムです。
カード年会費以外に移行手数料を払うと、1ポイント=10マイルに交換することも可能です。移行手数料はVISAやマスターの場合は6480円、JCBの場合は5400円です。

カードごとの特徴

カード種別(一般・ワイド・ワイドゴールド)による違いを見ていきます。(プレミアムは高価すぎるのでここでは割愛します)。
他のクレジットカードと同様、ランクが高くなるほど、年会費が高くなります。

年会費

まずは年会費を見ていきましょう。

年会費一覧(消費税込)

一般 ワイド ゴールド
VISA 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
マスター 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
JCB 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
VISA Suica 2160円、家:設定なし 設定なし 設定なし
VISA nimoca 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
TokyuPointClubQPasmoマスター 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
To Me CARD Pasmo JCB 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
アメックス 本:7560円、家:2700円 設定なし 本:33480円、家:16740円
ダイナース 設定なし 設定なし 本:29160円、家:6480円

※本は本会員、家は家族会員

なお、アメックス以外の一般カードは入会後1年間年会費無料です。

家族カード

JALカードでは家族カードを作ることができます。ただし、Suicaのみ家族カードの設定がありません。家族カードを作りたい方は、Suicaが選択肢から外れます。

年会費の割引制度

VISAとマスターに限り年会費の割引制度があります

年会費一覧(消費税込)

割引なし WEB明細書 マイペイすリボ WEB明細書+マイペイすリボ
一般 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:1107円、家:513円 設定なし
ワイド 本:7830円、家:1620円 本:7290円、家:1620円 本:6777円、家:1053円 設定なし
ワイドゴールド 本:15120円、家:4320円 本:14040円、家:4320円 本:11340円、家:2700円 本:10260円、家:2700円
VISA Suica 2160円、家:設定なし 1620円 811円 設定なし
VISA nimoca 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:811円、家:513円 設定なし
TokyuPointClubQPasmoマスター 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:811円、家:513円 設定なし

※本は本会員、家は家族会員

まずは、WEB明細書による割引ですが、毎月の明細を郵送ではなくWEB閲覧にすると年会費が割引になります。こちらは、割引効果が小さいです。

次に、マイペイすリボですが、すべての支払いをリボ払いにするものです。月々の支払金額を利用限度額に設定しておけば、実質1回払いを使っているのと変わらなくなりますが、年会費が割引になります。こちらは割引効果が大きいです。

ワイドゴールドカードのみ、両者の合わせ技でさらに年会費が割引となります。なんと元の年会費から約5000円引かれます。
ゴールドカード発行のハードルがかなり下がります。

To Me CARD Pasmo JCB(ソラチカカード)の特殊能力

To Me CARD Pasmo JCBは通称ソラチカカードと呼ばれます。このカードを持っていると、メトロポイントを90%の交換レートでANAマイルに交換することができます。簡単に言うとANAマイルがザクザク貯まるんですね。

またソラチカカードほどではないですが、VISA nimocaカードを所有しているとnimocaポイントをANAマイルに70%の交換レートで交換することができます。

こちらについては以下で記事にしていますので、ご覧ください。
tabimania.hatenablog.jp

ANAカードの発行はどのようにするとお得?

カードの発行は公式サイトから行ってはいけません。損します。
必ずポイントサイトを経由しましょう。ポイントサイトを経由するだけで、時期によりますが、数千マイル程度が獲得可能です

まとめ

・カードによって年会費が異なる
・VISAやマスターカードは年会費の割引制度がある
・ソラチカカードには特殊能力がある
・カードは公式サイトから発行せず、ポイントサイト経由で発行する



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JALの機内でもらえる、都道府県シールを集めてみよう!もらい方の解説

JAL国内線では、都道府県シールなるものを期間限定で配っています。
前々から気になってはいたんですが、今回初めて都道府県シールをもらってみましたので、レポートします。

都道府県シールとは?

JALが行っているイベントで、国内線の機内でシールをもらうことができます

CAさんがCAさん自身に縁があり親しみがある都道府県のバッジを着けており、CAさんにシールくださいと言うと、そのバッジの都道府県のシールをもらうことができます。

各都道府県のシルエットと観光名所が描かれています。


都道府県のシールですから、47種類存在するのですが、1回の搭乗ではもちろんコンプリートすることはできません。
それどころか、すでに持っているシールがかぶる何てことも日常茶飯事です。まあ、カプセルトイのように運任せなわけです。

なかなかコレクター魂を揺さぶるイベントではないでしょうか?

ちなみに、CAさんの縁の土地は出身地とは限らないそうです。
とはいうものの、都会は出やすいでしょうし、かなり出にくい県があることも予想できますよね。

イベントの期間は2017年10月3日~2019年3月31日とけっこう長くとられています。どのくらい集まるか楽しみです。

対象便はJ-AIR運航便含むJAL国内線全線だそうです。

JALとしては、短距離の路線でも乗務員と乗客のコミュニケーションを活性化しようという目的があるようです。

JALのプレスリリースのリンクを貼っておきます。興味がある方はどうぞ。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201710/004445.html

いつ、どこでもらえる?

CAさんから都道府県シールをもらうといっても、どうやってもらったらいいのか分かりませんよね?

まず、もらえるタイミングですが、搭乗から降機までです。空港でCAさんに声をかけてもシールはもらえないようです。

つまり、機内にいる間にどこかのタイミングでもらう必要があるわけです。

CAさんとの実際のやりとり

では、私が実際に都道府県シールをもらったときの状況を解説してみます。

まず、CAさんがつけているバッジは小さいため全く都道府県がわかりません。
よって、どこの都道府県のシールを持っているかわからないCAさんに声をかける必要があるわけです。

CAさんが近くに来たタイミングでおそるおそる「都道府県シールいただけますか?」と声をかけてみました。

すると、「少々お待ちください」と言って、いったんギャレーへ。

すぐに戻ってきて、「こちらが私の分で埼玉県です。こちらがもうひとりの分で兵庫県です。まだ、持っていないものでしょうか?」とのこと。

私「持ってないです。ありがとうございます。」
という感じてすんなりもらうことができました。

また、一気に2人分のいただくことができラッキーでした。

そして、しばらくして先程とは別のCAさんがわざわざシールを届けに来てくれました。
「私、大阪なんですけど、もう持ってますか?」とのこと。

私「まだ持ってないです。わざわざありがとうございます。」

というわけで、40分のフライトで3枚のシールを手に入れることができましたので、初回としては上々のできだったかと思います。

CAさんと乗客とのコミュニケーションという点でも、なかなか良いイベントのように思います。

声掛けのポイント

CAさんに声をかけるタイミングってなかなかないんですよね。長距離路線であれば、まだいいですが、短距離路線だとほぼワンチャンスです。

もちろん、離着陸時はダメなので、意外と時間がありません。サービス中は邪魔をしない方がいいよなとか考えていると、タイミングを失ってしまいます。

というわけで、CAさんが近くに来たら声をかけてしまいましょう。そして、「後でもいいので、都道府県シールください」と伝えておけばよいかと思います。
そうすれば、後でちゃんともらえます。他のCAさんの分も集めてもらえたりもするので、なるべく早いタイミングで声をかけておくことが重要だと思います。

ゲットしたシール

今回は、埼玉、大阪、兵庫をゲットしました。
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今後の予定

こういうの集めたくなってしまう性分なので、JALに搭乗した際には積極的に声掛けしていきたいと思います。

SFC修行を国内でするなら日帰りでタッチする?宿泊して周遊する?両者のメリット・デメリットを比較します

私は、2017年にSFC修行を行いました。
修行には国内線、国際線とも使いましたが、今回は国内線を使った修行をどのように行うとよいかを考えてみます。

私の場合、日帰りで石垣タッチもやりましたし、1泊で色々な空港を巡ったりもしました。両方をやってみてわかった、メリット、デメリットを解説してみます。

SFC修行とは

本題に入る前に、SFC修行についておさらいしておきます。
ANAの上級会員資格の1つであるプラチナメンバーになると、スーパーフライヤーズクラブ(SFC)というクレジットカードの入会資格が得られます。
このカードを所有する限り、プラチナメンバーと同等の優遇が受けられます。
この入会資格を得るためだけに、飛行機に乗る行為をSFC修行と言い、やる人を修行僧と呼びます。
これをやってみたというわけです。

プラチナメンバーになるためには1月~12月の間に50000プレミアムポイント(PP)を貯める必要があります。

1PP稼ぐために必要な金額をPP単価と呼び、PP単価をなるべく安く抑えるように計画するのが定石です。


タッチとは?周遊とは?

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本記事では「タッチ」と「周遊」という言葉を使っていますので、そえぞれの意味を定義しておきます。

タッチ・・・出発地から目的地に飛び、すぐに出発地に戻ること。目的地に「タッチ」して帰ることから、このように呼ばれている。A空港→B空港→A空港という行程です。

周遊・・・目的地を出発後、いくつかの空港を巡って目的地に戻ること。例えば、A空港→B空港→C空港→D空港→A空港のような行程です。

私の場合、タッチは名古屋→石垣→名古屋の行程でした。
詳しい内容はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

また、周遊は名古屋→那覇→成田→那覇→関空→那覇→福岡→名古屋の行程でした。
詳しい内容はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

両方のパターンを行ってみると、メリット・デメリットを色々と感じましたので、比較してみます。

タッチ修行のメリット・デメリット

メリット

・計画が立てやすい
 行先の空港さえ決めてしまえば、もう計画は立ったようなものです。
・休みが少ない人でもやりやすい
 1行程が1日で完結しますので、連休がなくても修行することができます。
・ホテル代がかからない
・修行している感がある
 たどり着いた空港から外に出ずに戻ってくることは、良い人生経験になるかもしれません笑

デメリット

・修行回数が多くなる分、自宅から出発空港までの移動費用が多くかかる
・何回も同じ路線に乗ることになり新鮮味がなくなる
 同じ路線でなくてもいいのですが、PP単価的に有利な路線は決まってしまうので、安い路線に何回も乗ることになる場合が多いです。

周遊修行のメリット・デメリット

メリット

・計画を立てるのが面白い
 これは人によると思いますが、よいルートを考えるのは結構難しいです。でも、良いルートが見つかった時の喜びがあります。
・宿泊先で観光できる
 フライトの時間にもよりますが、観光ができるかもしれません
・自宅から出発空港までの移動回数が少なくすむ
・ずっと飛行機に乗れて楽しい
 修行を志す人なら飛行機に乗るのは好きなはず。周遊ならたくさん乗れます。

デメリット

・計画を立てるのが難しい
 日本国内をめぐるルートを考えると無数にパターンがあり、難しいです。ルート検索を苦痛に感じる方にはデメリットとなります。
・ホテル代がかかる
・連休がないとできない
・乗り継ぎ失敗リスクが高くなる
 飛行機に多く乗る分、乗り継ぎに失敗する確率は高くなります。1便遅れるとピンチになります。
 

まとめ

タッチ、周遊どちらを楽しいと思うかは人それぞれ。私としてはどちらも楽しいです。ご自分にあった修行スタイルを見つけてもらえればと思います。

費用面で注意したいのが、自宅から出発空港までの交通費がばかにならないということです。
費用を安く抑えようとすると、宿泊を避けるという選択になりがちですが、自宅から出発空港までの交通費を考えると、宿泊した方が安い場合もでてきます。

自宅から空港が近い人は問題になりませんが、ちょっと距離がある方、自宅から空港までの移動費を一度確認してみてください。


ANAマイルをスカイコインにかえて、修行費用を捻出することができます。
tabimania.hatenablog.jp

JAL国内線 クラスJ搭乗記 座席、メリットなど

JALの国内線にはクラスJという席種があります。搭乗してみましたので、レポートします。

クラスJとは?

普通席よりも幅広く、シートピッチも広い特別使用の座席です。JAL国内線の多数の路線に設けられています。
料金は普通席プラス1000円なので、価格的にも使いやすいです。

座席はどのくらい広い?

シートの幅は普通席よりもかなり広い印象です。普通席が横一列につき6人である場合、クラスJは横一列が5人です。1人分の幅が違うとかなりの余裕が生まれます。

シートは普通席と同じく黒色でかっこよく決まっています。
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特にありがたいのが、足元の広さです。普通席と比べてシートピッチがかなり広くできています。個人的にはこれが一番嬉しいです。

最前列に座ったので、写真ではシートピッチがわかりませんが、足元はかなり広々です。
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飛行機の普通席で、大柄の人同士が隣り合うとけっこう苦しいですよね?
クラスJであれば、この苦しみがある程度解消されます。

機内サービスは?

ドリンクサービスがあるフライトでは、普通席では選べないドリンクが選べたりします。
以前、すごく美味しいトマトジュースをいただける時期がありました。1本1000円くらいする高級トマトジュースだったようです。(提供は紙コップなので、1000円分もらえたわけではありません。)
期間限定ではありますが、こんな楽しみもありました。
(どうでもいい話ですが、私はトマトジュースはあまり好きではありません。それでも、美味しいと感じたので、いいやつだったんでしょう笑)

マイルの加算率は?

クラス Jに搭乗したの場合、普通席の区間マイルの10%が加算されます。国内線のマイルの10%なので、微々たるものですが、まあ、いいのではないでしょうか。

メリットは?

隠れメリットとしては、クラスJを利用すると、必ず前方座席に座れるということです。クラスJは前方にあるので当たり前なのですが、以外と重要なポイントです。
そもそも、飛行機では普通席でも前方の座席の方が人気があります。みんなはやく降りたいですからね。
LCCでは、前方座席指定が別料金だったりもしますよね。

そんな前方座席ですが、クラスJに乗れば間違いなく指定できるわけです。

これ、隠れたメリットではないでしょうか。

予約はとりやすい?

予約のとりやすさは便によりけりです。
クラスJが先に満席になっていることもあれば、普通席は満席でもクラスJには空席かあることもあります。
私が今までに利用した感じでは、特段予約がとりにくいということはありませんでした。

価格分の価値は?

上述したように、価格は普通席プラス1000円です。クラスJに1000円払う価値はあるのでしょうか?
個人的には1000円の価値があると思います。

短距離の路線ではそこまでメリットはないかもしれませんが、長距離路線ではお得感があります。

まとめ

・JAL国内線にはクラスJという席があり、プラス1000円で搭乗可能
・座席広々で快適
・自動的に前方座席に座れるので、目的地ではやく行動したい人にもおすすめ

価格分の価値が十分にある座席だと思いますので、機会がありましたらぜひ乗ってみてください。

JALカード徹底解説 JALカードのメリット、カードの種類による違いを解説します

JALマイルを効率よく貯めるために役立つカードとして、JALカードがあります。JALカードには様々な種類があり、始めての方は何を選んでよいかわからないと思います。
本記事ではJALカードの特徴とカードの種類ごとのメリット・デメリットを紹介します。また、お得な利用方法も紹介したいと思います。
ぜひとも、ご自身にあったJALカードを見つけてください。
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JALカードとは?

利用するたびにJALのマイルが貯まるクレジットカードです。JALに関係する商品の購入以外の普段のショッピングでもJALのマイルが貯まります。もちろんJALの航空券を買う際にはよりお得な特典があります。
JALカードはカードの種別(普通カード、ゴールドカードなど)、国際ブランド(VISA、JCBなど)・提携先(JR東、東急など)が複雑に絡み合っており、カードの種類がたくさんあります。
それぞれ、年会費などが異なるので、自分にとって一番適したJALカードを選ぶのに苦労します。適したJALカードが選べるように、解説していきます。

カードの種類

カードの種別

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まずカードの種別ですが、JALカードには「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」の4つの種別があります。CLUB-Aカードは普通とゴールドの中間の位置づけです。券面はゴールドのような色なのですが、ゴールドカードではありません。

国際ブランド・提携先

国際ブランドは一般的によく見るブランドで、「VISA」「マスター」「JCB」「アメックス」「ダイナース」の5つです。
国際ブランドに加えて、さらに提携先があり、「JR東日本」「東急」「小田急」の3つと提携しています。例えば、JR東日本と提携したJALカードは「JALカードSuica」という名前がついており、Suicaの機能がついています。

このため、カードの種類としては国際ブランドがJCBであっても数種類のカードが存在します。例えば、「JCB普通カード」「JCB普通カードSuica」のような感じです。同じJCBでも、前者はSuicaの機能がついておらず、後者にはついています。

カードの種類をまとめたものがこちらです。

普通 CLUB-A ゴールド プラチナ
マスター ×
VISA ×
JCB
JCBディズニー
JCBSuica × ×
TokyuPointClubQマスター ×
TokyuPointClubQVISA ×
OPクレジットJCB ×
アメックス ×
ダイナース × × ×

この表で〇になっているものが発行可能です。
表を見るとわかるとおり、JCBSuicaにはゴールドカードやプラチナカードの設定がないというような、設定がないカードも多数あります。

JALカードのメリット

カードごとの細かい違いを解説する前に、JALカードの全般的なメリットを紹介します。

搭乗ボーナスマイル

まずは、搭乗ボーナスマイルについてです。搭乗ボーナスマイルは3種類あります。「JALカードに入会後初めて搭乗した時」、「毎年の初回搭乗時」、「毎回のフライトのマイルに加算されるボーナスマイル」の3つです。

普通カード 普通カード以外
入会搭乗ボーナス 1000マイル 5000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1000マイル 2000マイル
搭乗ごとのボーナス 10% 25%

ツアープレミアム

JALカード会員になると、ツアープレミアムに加入することができます。ツアープレミアムはJALカードのオプションでカード会員だけが加入することができるサービスです。
カードの年会費とは別に2160円/年かかりますが、安い運賃でJAL便に搭乗しても区間マイルが100%加算されるサービスです。エコノミークラスで海外旅行に行く際には検討の余地があると思います。
詳しくは、こちらの記事にまとめてあります。
tabimania.hatenablog.jp

家族プログラム

家族プログラムを利用することができます。家族プログラムは無料で利用できるサービスです。
このサービスは他の特典と比べると地味なんですが、実は一番使える特典だと私は思います。

通常、マイルは個人ごとに加算され、個人ごとにしか使用できません。よって、飛行機の利用が少ない人は使用できるほどマイルが貯まらない場合が多いと思います。
家族プログラムに登録すると、家族のマイルを合算して利用することができます

例えば夫婦で5000マイルずつマイルを持っていた場合、家族プログラムに登録していなければ、特典航空券(最低交換マイルは6000マイル)に交換することはできません。
しかし、家族プログラムに登録すると、これを合算して10000マイルとなり、特典航空券に交換することができます。
あまり、飛行機に乗らない家庭でも、家族のマイルを合わせると、特典獲得の難易度が下がります。

家族プログラムに登録できる条件をJALのサイトから引用します。

親会員(1名)、子会員(9名まで)のご登録が必要です。
[親会員]
20歳以上のJALカード個人本会員の方
(学生専用JALカード navi会員を除く)
[子会員]
親会員と生計を同一にする配偶者および一親等のご家族*
18歳以上:JALカード個人本会員
(JALカード navi会員を含む)
または家族会員の方
18歳未満および18歳の高校生:JMB会員の方

親会員に子会員を紐づける形式になっています。登録するには、18歳以上の方は、JALカード(家族カードを含む)を所有している必要があります。また、18歳未満の方はクレジットカードが作れませんのでJMB会員である必要があります。

家族プログラムを利用すると、利用しない場合と比較してマイルが非常に使いやすくなります。おススメです。

JALカード全般の特徴

マイルの還元率と付与方法

200円で1マイル獲得というのが基本(還元率0.5%)です。後述のショッピングプレミアムに加入すると、100円で1マイル獲得(還元率1%)となります。
ショッピングプレミアムに加入している人が、後述の特約店を利用すると、100円で2マイル獲得(還元率2%)となります。
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ショッピング利用分に対するマイルは、月に1回まとめて付与されます。
ただし、1ヶ月分の利用金額に対して付与されるマイル数が決まるのではなく、獲得マイルの計算は会計ごとに行われるので注意が必要です。

例えば、月間の利用金額が10万円ですべての買い物の還元率が1%だった場合、1000マイル獲得できそうですが、実際にはそうではありません。
これは、マイルの計算が1会計ごとになっているためです。

JALカード決済でのマイルの貯まり方には特徴があります。還元率が1%の場合で考えてみましょう。
1回の会計で100円使ったとすると、この100円に対してマイルが計算されます。この場合は1マイルとなりますね。ちなみに、JALカードのカウント方法では50円以下は0円、51円~150円は100円というように数えます。

月に買い物した全ての会計に対してこのように計算しそれを合計してその月に付与されるマイルが決まります。

極端な例を挙げると、JALカードの場合、50円のもの100個を100回に分けて会計すると、5000円決済しているにも関わらず、1マイルもたまらないんですね。
逆に、51円のもの100個を100回に分けて会計すると、5100円ですが、なんと100マイルたまります。
特約店分の付与マイルを簡単に計算するためにこの方式になっているのだと思います。

このJALカードの特徴は覚えておくと、いざマイルが付与されたときに、計算と合わないな?ということがないかと思います。

特約店

以下に挙げた提携先を特約店と呼び、特約店で買い物をすると、JALマイルが2倍貯まります。通常の還元率は0.5%ですが、特約店では1%になります。後述のショッピングプレミアムと併用すると、特約店でのマイル還元率は2%となるため、けっこうマイルが貯まります。

主な特約店としては、イオン、ファミリーマート、エネオスなどがあります。また、JALの航空券購入や機内販売も特約店扱いで、マイルが2倍貯まります。

特約店は他にもたくさんあります。リンクを貼っておきますので、詳細はJALのHPを参照ください。
JALカード - マイルが2倍たまる特約店

ショッピングプレミアム

JALカードにはショッピングプレミアムというオプションがあります。これは、カード利用時のマイル還元率を2倍にするオプションです。通常の還元率は0.5%ですが、これが1%になります。別途3240円/年の費用が必要(ゴールド、プラチナの場合は無料)ですが、本会員がショッピングプレミアムに申し込むと、家族会員も無料でショッピングプレミアムの恩恵を受けられます。

前述のとおり、ショッピングプレミアム加入者が特約店で買い物をした場合、還元率は2%(100円で2マイル)となります。

カードごとの特徴

カード種別ごとの特徴

次にカード種別(普通・CLUB-A・ゴールド・プラチナ)による違いを見ていきます。
他のクレジットカードと同様、ランクが高くなるほど、年会費が高くなります。

年会費

まずは年会費を見ていきましょう。

年会費一覧(消費税込)

普通 CLUB-A ゴールド プラチナ
マスター 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
VISA 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
JCB 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
JCBディズニー 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
JCBSuica 2160円、家:設定なし 本:10800円、家:設定なし 設定なし 設定なし
TokyuPointClubQマスター 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
TokyuPointClubQVISA 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
OPクレジットJCB 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
アメックス 本:6480円、家:2700円 設定なし 本:20520円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
ダイナース 設定なし 設定なし 本:30240円、家:9720円 設定なし

※本は本会員、家は家族会員

なお、アメックス以外の普通カードは入会後1年間年会費無料です。
これを利用した裏技はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

家族カード

JALカードでは家族カードを作ることができます。ただし、Suicaのみ家族カードの設定がありません。家族カードを作りたい方は、Suicaが選択肢から外れます。

提携先ごとの特徴

提携先によるカードの特徴の違いとしてはオートチャージの違いがあります。
オートチャージは3種類あり、提携カードごとに対応しているオートチャージサービスが異なります
ちなみに、オートチャージとは電子マネーとクレジットカードを紐づけしておき、電子マネーの残高が設定金額を下回った場合に、クレジットカードのショッピング枠を使って、自動で電子マネーにチャージするサービスです。

基本的にはオートチャージした金額分もショッピング利用分としてマイルを獲得できますので、現金でチャージするよりもお得です。

JALカードではカードの種類によって、Suica、Pasmo、JMB WAONの3種類のチャージが可能です。表にまとめました。

Suica Pasmo JMB WAON
マスター、VISA、JCB、ディズニー × ×
JCBSuica 〇※ × ×
TokyuPointClubQマスター、VISA × 〇※
OPクレジットJCB × ×
アメックス、ダイナース × × ×

※JCBSuicaはSuicaへのオートチャージは可能だが、チャージ分のマイルはつかない。TokyuPointClubQマスター、VISAはPasmoへのオートチャージは可能だが、チャージ分のマイルはつかない。

この表を見るとわかる通り、カードの種類によって対応している電子マネーが異なるので、自分に適したカードを選択する必要があります。

後述する、JMB WAONのお得な使い方を実践したい方は、JMB WAONのチャージに対応したカードを選ぶ必要があります。
JMB WAONにチャージできるJALカードはマスター、VISA、JCB、ディズニーとTokyuPointClubQマスター、VISAです

JALカードのお得な使い方

JALカードのお得な使用方法と言えば、JMB WAONと連携させて使用する方法です
JMB WAONカードというWAONカードを利用すると、WAONポイントの代わりに、JALのマイルが貯まります。JMB WAONによる決済で200円につき1マイル加算されます。
そして、前述したように、JALカードの種類によってはクレジットカードからJMB WAONへのチャージが可能です。この、チャージの時にも、マイルが貯まります。

つまり、まずクレジットカードからJMB WAONにチャージするときにマイルが貯まり(ショッピングプレミアム加入時で1%)、さらに、JMB WAONを使って買い物をするときに0.5%のマイルが貯まることになります。合計1.5%の還元となり、大変お得です。

ただし、イオンなどの特約店の場合はJMB WAONを使用せずに、JALカード決済をした方がお得です(ショッピングプレミアム加入時で還元率2%のため)。
ちょっとややこしいですが、うまく使うと、かなりマイルを貯めることができます。

JALカードの細かいお得な使い方はこちらの記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp

繰り返しますが、JMB WAONにチャージできるJALカードはマスター、VISA、JCB、ディズニーとTokyuPointClubQマスター、VISAですので、JMB WAONをお得に使いたい方は、これらのカードの中から選びましょう。

おススメの1枚を選ぶならどれ?

多種多様なJALカードの中からおすすめの一枚を私なりに選んでみます。皆さん住んでいる地域や家族構成が違うので、人によってベストカードは異なると思いますが、初めての方向けに、1枚選ぶとすると「TokyuPointClubQ VISAの普通カード」をおススメします。

主な理由は以下の通りです。
・普通カードは初年度の年会費が無料ですので、お試しにはちょうど良い
・JMB WAONへのチャージに対応している
・マイルはつかないが、Pasmoへもチャージできる
・家族カードが発行できる

そして、メインカードとして利用するのであれば、ショッピングプレミアムは申し込んだ方がよいと思います。特約店を一切使わなかったとしても、年間決済金額60万円ほどで元が取れる計算です(1マイル価値を1円とした場合。1マイルの価値を2円とすると年間30万円の決済で元が取れる計算)。

ツアープレミアムについては海外旅行の予定がある場合は、申し込んでもいいと思います。こちらは、家族1人ごとに料金が申込が必要ですので、ご注意ください。
オプションのみ解約も電話一本で簡単にできますので、必要な年だけ申し込むことも可能です。

JALカードを1年利用してみて、全く合わなければ、2年目の年会費がかかる前に解約すればよいので、普通カードはお試しにはちょうどいいカードといえます。
利用してみて、自分に合っていれば、継続利用するなり、CLUB-Aやゴールドにランクアップするなり考えればいいと思います。

人によっては、家族カードはいらないから、絶対にSuicaは欲しいなどの条件があるでしょうから、そこは各個人で優先順位を考えていただければと思います。
ちなみに、年会費はそれぞれかかりますが、違う種類であれば2枚以上持つこともできます。SuicaもJMB WAONも使いたいという方は、JALカードの2枚持ちも検討してみてください。

JALカードの発行はどのようにするとお得?

カードの発行は公式サイトから行ってはいけません。損します。
必ずポイントサイトを経由しましょう。ポイントサイトを経由するだけで、時期によりますが、数千~1万マイル程度が獲得可能です

まとめ

「JALカードの大きなメリットは搭乗ボーナス」「ツアープレミアム」「家族プログラム」の3つ
特約店の利用やショッピングプレミアムへの加入で、より効率的にマイルを貯めることが可能
・カードの種類ごとにできること、できないことがあるので自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切
・カードは公式サイトから発行せず、必ずポイントサイト経由で発行する

マイナー航空路線 羽田ー中部国際(セントレア)線搭乗レポートと存在価値の考察

東京から名古屋に行くとしたら何に乗って行きますか?新幹線、在来線、高速バスなど予算と時間のバランスを考えて交通手段を選びますよね?
ビジネスマンならほぼ新幹線一択なのではないでしょうか?

そんな東京ー名古屋間ですが、航空路線があるのをご存知でしょうか?羽田ー中部国際(セントレア)線です。しかも、なんとANAもJALも飛ばしているんですよね。
今回、JALの羽田ーセントレア線を利用しましたので、この機会に色々と考察してみます。

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羽田ーセントレア線とは?

東京駅から名古屋駅に新幹線で向かうと約1時間40分かかります。この程度の距離ですので、通常であれば新幹線があれば十分なのですが、航空路線があります。おそらくあまり知られていないでしょう。羽田空港で国際線に乗り継ぐ方がメインの乗客だと思います。

時刻表

まずは、ダイヤを見てみましょう。2018年3月31日の時刻表です。

ANA 名古屋7:55-羽田9:00
   羽田17:40-名古屋18:40

JAL  名古屋7:50-羽田8:50
   名古屋20:45-羽田21:45
   羽田8:10-名古屋9:10
   羽田18:55-名古屋19:55

ANAとJAL合わせて1日3往復です。朝と夕方のみしか便がないので、使いにくいです。
朝の便はともかくとして、夕方の便、特にANA便はなかなか使いにくい時間に設定されていると思います。

こういった事情もあってこの路線、私はJAL便しか使ったことがありません。

また、本数が少ないので急ぎの時には使えません。

しかしながら、いつも満席に近いです。

所要時間

所要時間を見てみましょう。時刻表上は約1時間ですね。実際に空中にいる時間は40分程度です。

何回か利用していますが、空港が混雑する時間帯の便のためか、特に羽田発はほぼ毎回遅れます。
という事情もあって、搭乗から着陸までで大体1時間20分くらいかかることが多いです。

さらに、東京駅から名古屋駅への移動という視点で見るとそれぞれの空港までの移動時間が合わせて1時間程度かかりますので、所要時間的には全く利用価値はありません。
新幹線のこだまといい勝負かもしれません。

価格

次に価格はどうでしょうか?
価格は普通席を前日までの予約(変更不可)で9000円台のことが多いです。
過去に9000円を切る価格も見たことはあります。

航空券の価格だけをみると、新幹線の通常料金よりやや安くなることが多いですが、空港アクセスまで考えると、ほぼ新幹線より高くなります。

よって価格から見ても利用価値を見いだせません。

座席

新幹線の普通席と飛行機の普通席を比べると、明らかに新幹線のほうが快適だと思います。新幹線のほうがシートピッチが圧倒的に広いです。こちらの写真は東海道新幹線の座席です。
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なんのために乗るの?

本数がないので急ぎの時には使えませんし、価格も新幹線と同等かちょっと高いくらいです。そして、時間もかかります。さらには座先も新幹線の方が広いです。普通の人には、もはや何のために乗るのかわかりませんよね。

というわけで、あまり利点がないこの路線ですが、なんのために乗るのでしょうか?
メインの乗客であると思われる国際線からの乗り継ぎ客以外で、どんな時に乗るのかを考えてみます。

マイルの消費のため
マイルの有効期限が切れそうなので、その消費のために使う人や、マイルが有り余っているから、飛行機ならただで乗れるよという強者。
そもそもマイルがよくわからない方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
tabimania.hatenablog.jp

マイルがほしい方
短距離なので微々たるものですが、マイルがたまります。新幹線だとマイルは貯まらないですからね。
マイルを貯めるのは楽しいですよ。

上級会員になるための修行をしている人
修行中の人は短い距離のフライトであっても、チャンスがあれば飛行機に乗りたいので、乗っているわけです。
修行についてはこちらの記事をご覧ください。こちらの記事はANAの修行ですが、JAL版もあります。
tabimania.hatenablog.jp

飛行機が好きだ
飛行機が好きだけど、なかなか乗るチャンスがなく、短距離でもいいから乗ろうという方。

JALカードの初回搭乗ボーナスマイルをもらうため
これはJAL限定の話ですが、JALカードというクレジットカードを持っている人は、1年で最初のJALでのフライトの際に、初回搭乗ボーナスマイルをもらえます。他の便に搭乗する予定がない場合、この路線を使ってボーナスマイルをもらうわけです。


思いついたものをざっと挙げてみました。
私個人としては、普段あまり乗る機会のない、飛行機に乗ることで非日常感を味わいたいということがあります。

新幹線と比べたメリット

あまり利点がないような書き方をしてしまいましたが、もちろんメリットもあります。

まずは飛行機であれば空港ラウンジが利用できるということです。
ゴールドカードをお持ちの方であれば、利用可能です。
特に中部国際空港のゴールドカードラウンジは出発時、到着時ともに利用できますので利便性が高いです。

また、ANAやJALの上級会員になれば、航空会社のラウンジも利用可能です。


空港に近い人
これは、対象者が少なそうですが、家が空港に近い人は時間的にも飛行機の方が有利です。

まとめ

羽田ーセントレア線はあまり知られていませんが、一部の人にとっては使い道がある路線です。
普段は意識しなくてもいいと思いますが、いざというときのために頭の片隅に置いておいてはいかがでしょうか?