旅マニア トイトイの旅行とマイル

海外旅行・国内旅行・マイル・JGC・SFCなどなどについて綴っています

ANAマイルをスカイコインに交換して旅行や帰省に使ってみよう!使い方、使い道、メリットなど

f:id:tabimania:20180321213337p:plain
みなさんANAのマイルは貯まっていますか?
ある程度貯まっている方は使い道に困っていませんか?頑張ってためたけど、特典航空券がとれないなんてよくある話です。
また、たまに帰省するときに飛行機を使うけど、特典と交換できるほど貯まらないという方もいると思います。

そんな方々にはマイルをANAスカイコインに交換して飛行機に乗ることをおすすめします。
今日はANAスカイコインの交換の仕方、使い方などを解説します。

ANAスカイコインとは?

ANAスカイコインはANAの航空券購入に利用できる電子マネーのようなものです。航空券購入時に1コイン1円として利用できます。

各種キャンペーンや他のポイントからの交換でも獲得可能ですが、たくさんスカイコインを獲得するためにはANAマイルからの交換が一番効率がよいと思います。

なお、スカイコインの有効期限は獲得から1年後の月末ですので、失効に注意しましょう。

ANAマイルをANAスカイコインに代えるのはもったいない?

マイルは特典航空券に交換するのが、基本的には一番お得な使い方であるのは間違いありません。
ただし特典航空券は枠が決まっているので非常に取りにくく、希望の便が取れないというのはよくある話です。
また、特典航空券を取るほどマイルが貯まっていない方も多いと思います。
そんなときに便利なのがANAスカイコインなのです。

・特典航空券に交換するほどマイルが貯まっていない方
・希望日程の特典航空券が取れない方

こういった方々にはANAスカイコインがおすすめです。
ANAスカイコインはANAの航空券を買うにあたっては、お金と同じように使うことができますので、特典航空券の枠が埋まっている航空券でも、通常の空きがあれば予約可能です。
また、旅割等の割引運賃の航空券も購入可能です。
区間や便によっては、特典航空券航空券よりもお得になるパターンもあるようです。

交換レート

ANAのマイルをANAスカイコインに交換するときのレートは以下の表のとおりです。
f:id:tabimania:20180321205130p:plain
出典:ANA

交換レートは「マイレージ会員のランク」「1度に交換するマイル数」によって変わります。最低1倍~最高1.7倍です。ランクが高ければレートがよく、1度に沢山交換すればレートがよくなります。

最高の1.7倍にするには上級会員になる必要があるため、たまにしか飛行機に乗らない人にとってハードルが高いです。

現実的なところではANAカードを作って、交換レートを最高1.5倍にはしたいところです。ANAカードのお得な作り方は後述します。

また、表をみるとわかるとおり、1マイルから交換可能ですので、期限切れ間近の端数のマイルも無駄にすることなく利用できます。ただし、1万ポイント未満の交換の場合は会員ランクやANAカードの有無ではレートは変わらず、1マイル=1コインとなります。

交換方法

ANAのサイトから簡単に交換できます。

トップページから1~4の順にクリックします。
f:id:tabimania:20180321211336p:plain

PC、スマホそれぞれ交換画面に進むことができます。
f:id:tabimania:20180321210401p:plain

下方の「申し込む」をクリックします。
f:id:tabimania:20180321210554p:plain

交換するマイル数を入力し、下方の「確認する」をクリックします。
f:id:tabimania:20180321210844p:plain

使用方法

航空券購入時に支払い方法でスカイコインを指定するだけです。10コインから使用可能でクレジットカードとの併用もできます。

ANAカードの紹介

帰省などで定期的に飛行機に乗るのであれば、ANA カードを1枚以上持つことをおすすめします。

ANAカードには継続ボーナスと言って、1年に1回、カード入会時と更新時に何もしなくても最低1000マイル(カードの種類による)がもらえる特典があります。
カードの年会費は最低751円プラス税なので、年会費を払ってもそれ以上のマイルが戻ってくるのでお得です。
フライト時にもボーナスマイルがもらえますし、非常にマイルが貯めやすくなっています。

入会キャンぺーンもよくやっています。入会キャンぺーンでも大量のマイルが手に入ります。
tabimania.hatenablog.jp

ANAスカイコインのメリット

特典航空券は最繁忙期には設定されていませんが、ANAスカイコインにはそのような制限がありません。
・特典航空券では搭乗マイルが貯まりませんが、ANAスカイコインを利用して航空券を購入した場合は搭乗マイルが貯まります
・マニアックな話ですが、ANAスカイコインを利用して航空券を買った場合、修行僧には嬉しいプレミアムポイントも貯まります(特典航空券ではプレミアムポイントは貯まりません)。

ANAスカイコインを利用して行った修行についてはこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

ANAスカイコインのデメリット

同じ区間に搭乗した場合、特典航空券と比較すると、基本的に必要マイル数が多くなってしまいます(時期、区間によっては例外あり)。つまり、1マイル当たりの価値が低くなってしまうということです。
特典航空券をとった方が、よりお得な場合が多いです。

まとめ

・ANAマイルはANAスカイコインに交換して、航空券購入に利用することができる
・特典航空券が取れない場合や、特典航空券に交換するほどマイルが貯まっていない場合に使い勝手がよい
・ANAカードを所有していると、交換レートがアップ
・特典航空券ではないので、搭乗マイルやプレミアムポイントも貯まります

ANAマイルの使い道に悩んでいる方、ANAスカイコインをぜひとも利用してみてはいかがでしょうか?

JAL国内線機内Wi-Fiの使い方と使ってみた感想

JAL国内線では無料で機内Wi-Fiを利用することができます。利用方法と利用した感想を書きたいと思います。

JAL国内線機内Wi-Fiサービスとは

その名の通り、JAL国内線の機内でWi-Fiを利用することができるサービスです。
離陸の5分後から着陸の5分前まで利用可能です。
事前登録の必要はなく、機内でいくつか設定するだけで利用可能です。必須ではありませんが、事前に登録も可能です。搭乗前にアカウント作成までしておくと、離陸後にスムーズに利用することができます。

対象路線

JAL便のほとんどの路線が対象になっているようです。対象外の路線もあります。
f:id:tabimania:20180320211755p:plain
出典:JAL

事前登録方法

Wi-Fiは無料で利用できますが、名前やメールアドレスの登録が必要です。当日、機内でも利用可能ですが、事前登録しておくとスムーズに利用することができます。
JALアプリのメニューから簡単に設定画面に行くことができます。

JALアプリのメニューを開きます。メニューの中に「機内Wi-Fiサービス」がありますので、こちらをタップします。
f:id:tabimania:20180320212514p:plain

「ご搭乗前に」をタップします。
f:id:tabimania:20180320212759p:plain

初めて利用する方は、こちらから、氏名、メールアドレス等を登録し、アカウントを作成することができます。
f:id:tabimania:20180320212839p:plain

事前に登録を行っておくことで、機内ではログインするだけでWi-Fiが利用可能です。時間があるときに登録しておくことをおススメします。
2回目以降は登録は必要ないので、ログインするだけで利用可能です。

利用方法

Wi-Fiが利用できる機材に搭乗した場合、シートポケットにリーフレットが入っていると思いますので、それに従い初期設定を行います。スマホなど機内モードに設定できる機種を利用する場合は、あらかじめ機内モードに設定したうえで、Wi-FiをONにして利用します。
利用方法は基本的にリーフレットの通りです。まずは、Wi-Fiの中から、「gogoinflight」を選択し、接続します。この方法はお使いの機種によって異なるので、わからない方はあらかじめ調べておく必要があります。大体、Wi-Fiボタンをクリックすると選択可能だと思いますが。
ブラウザを立ち上げると、Wi-Fiの案内画面が表示されます。
f:id:tabimania:20180320205708p:plain

もし、表示されない場合下記のURLを直接入力して、案内画面を表示させます。このURLも機内の案内に載っています。
http://airborne.gogoinflight.com


以下、スマホの場合の接続画面です。タブレットやPCも接続可能です。
上記画面の「無料インターネット接続」の部分をタッチします。
初回利用の場合はアカウントを作成する必要があります。名前とメールアドレスの登録が必要です。パスワードの設定をするだけなのですぐ完了します。
アカウント作成が完了している方は、ログインすればOKです。

2回目以降の利用時は初回に設定したメールアドレスとパスワードを入力すれば利用可能です。
f:id:tabimania:20180320210340p:plain

その後、文字列を入力する画面が出てくるので入力すればインターネットに接続できます。
f:id:tabimania:20180320210357p:plain

接続されると、インターネット接続中の表記に変わります。緑色に変わりました。
f:id:tabimania:20180320210437p:plain


ここまでできれば、あとは普段通りにインターネットを利用することができます。

その他のコンテンツ

インターネットを見るだけでなく、機内コンテンツも楽しむことができます。それぞれタップすると、以下のような画面が表示されます。
f:id:tabimania:20180320210437p:plain

エンターテイメント

国際線搭乗時にモニターで見る映画などをスマホで見るための機能と思っていただければわかりやすいかと思います。国内線なのであまり長い作品はないと思いますが。バラエティー番組などがあります。
こちらを利用するには、搭乗前にアプリのダウンロードが必要です。
f:id:tabimania:20180320211148p:plain

フライトマップ

こちらも国際線だとモニターで見ることができるやつですね。
f:id:tabimania:20180320211411p:plain

天気

到着地の気象情報が表示されます。
f:id:tabimania:20180320211446p:plain

Wi-Fiはいつまで利用可能?

着陸5分前まで利用可能とうたわれていますが、実際にはどの段階まで利用可能なのでしょうか?

利用客には着陸5分前というのは正確にはわかりませんよね?インターネットを使って作業をしていて、保存しないまま、Wi-Fiが切断されてしまったら悲しいですよね。ですので、CAさんが着席したらいつ切れてもおかしくないくらいに思っておけば良いかと思います。

実際には、私が利用したときには着陸1分前まで使えていました。滑走路に差し掛かる直前で切断しましたので、かなりギリギリまで利用できるようです。

通信速度

速度はネットサーフィンやSNSをする分にはストレスなく利用できました。動画のストリーミング再生やLINEの音声通話は元々できないようになっているようです。
主にSNSの利用や到着後の交通情報などを見るために使用する感じでしょうか?

感想

利用する価値ありだと思います。到着地のちょっとしたことを調べたい時に非常に便利です。
有料の場合、フライト時間が短いと使いにくいですが、JALの国内線では無料ですので、ちょっと使うにもためらいなく利用できます。

まとめ

・JALの国内線では無料でWi-fiを利用することができます。
・利用は無料ですが、登録が必要です。
・当日、機内で登録も可能ですが、事前登録がおススメです。
・あまり重たいファイルでなければ、ストレスなく利用可能だと思います。
・着陸の直前まで利用可能です。


JAL国際線のWi-Fiについてはこちらの記事にまとめてあります。
tabimania.hatenablog.jp

東京モノレールに乗ってJALマイルを貯めよう!「モノレールでタッチ!JALのマイルたまるキャンペーン」の紹介

東京モノレールの浜松町⇔羽田空港間に乗車するとJALのマイルがたまります。以前からキャンペーンとして行われており、今のところ2019年3月31日まで実施されることが決まっています。
後述するようにキャンペーン用に専用端末を設置していることから、そう簡単にはキャンペーンは終わらないのではと思っています。実際に毎年キャンペーン期間が延長されています。

キャンペーンに参加してマイルをためる方法をまとめます。

f:id:tabimania:20180319223247p:plain

キャンペーン詳細

対象区間

東京モノレールの浜松町⇔羽田空港国際線ビル・羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビル間の利用が対象です。
片道乗車でOKです。
上記以外の駅からの乗車は加算対象外です。

加算マイル

片道乗車につき20マイル貯まります。往復すれば40マイルですね。ただし1日につき80マイルまでしか加算されません。

キャンペーン期間

2019年3月31日まで(今のところはですが)。また延長されるかもしれません。

対象者

JALマイレージバンク会員(登録無料)の会員の方。

マイル積算の条件

東京モノレールに交通系ICカードを利用して乗ること。


実際にマイルをためる方法

キャンペーン対象区間に乗車し、降りた駅の改札を出たところにあるキャンペーン専用端末に交通系ICカードをタッチします。

対象の駅の改札の近くに、このような端末が設置されています。
f:id:tabimania:20180319221540j:plain

浜松町ではこんな場所にあります。
f:id:tabimania:20180319221615j:plain

羽田空港第1ビルではこんな場所にあります。
f:id:tabimania:20180319223316p:plain

タッチする場所は端末の水色に〇が書いてある部分です。
f:id:tabimania:20180319221836j:plain


2回目以降はタッチするだけで20マイル獲得できます。
初回のみ、JALのお客様番号との紐づけが必要ですので、JMBカードやJALカードをタッチする必要があります

交通系ICカードSUICAなどをタッチすると、初回登録画面が出てきてJMBカードをタッチすることを要求されます。
JMBカードやJALカードをタッチすると、確認画面が表示されるのでOKします。これで紐づけが完了です。
紐づけ完了後、自動的にマイルが加算されます。


その後、希望があれば、このような履歴レシートを発行することができます。
f:id:tabimania:20180319222642p:plain

2回目以降はSUICAなどの交通系ICカードをキャンペーン用端末にタッチするだけですが、交通系ICカードを変更した場合は再び初回登録が必要です。初回登録といっても全く難しいことはありません。積極的にご活用ください。

利用状況

このキャンペーンはどのくらい利用されているのでしょうか?浜松町駅と羽田空港第1ビル駅の改札付近で数分観察してみました。この結果、利用者は1分あたり2~3名程度でした。
スマートにタッチをして過ぎ去る方もいれば、初心者とおぼしき方もいました。

時間帯による影響もあるのでしょうが、浜松町駅では利用者は少な目で、羽田空港駅では、思ったより多くの方が利用している印象です。
ちなみに観察は平日の夕方に行いました。

ANA便が発着する羽田空港第2ビルの利用でもキャンペーン参加OK

このキャンペーンはJALのキャンペーンなのですが、主にANAが利用している羽田空港第2ビル駅にもキャンペーン端末が設置されており、ANA便など別会社の便に搭乗する方でも、キャンペーンに参加可能です。東京モノレールさえ利用すれば、ANA利用でもJALマイルがもらえるなんて、面白いキャンペーンですよね。
さらには、見送りなどで飛行機を利用しない方でもマイルを獲得することができます。

まとめ

・交通系ICカードとJMBカードがあればキャンペーンに参加可能
・初回登録はその場で可能
・2回目以降は交通系ICカードをタッチするだけ
・利用者は以外と多い

参加するのに手間がかからないキャンペーンなので、羽田空港に行く機会がある方はぜひ参加してみてください。

ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するルートの解説【2018年4月1日から】

ポイントサイトを使って貯めたポイントをANAマイルに交換するルートを解説します。

今までマイラーに親しまれてきたソラチカルートの改悪により、2018年4月1日からは今回紹介するルートを使用してANAのマイルを貯めることになります。
マイルを貯めはじめたばかりの方や、これからマイルを貯めようと思っている方、マイルに交換するためのルートは慣れるまでは少し難しいですが徐々にマスターしていきましょう。
※今回紹介するルートは3月31日以前も利用可能ですが、3/31までは従来のソラチカルートを利用すればレートが90%となりますので、そちらを利用しましょう。

ANAマイルへの交換ルートの全体像

まずはこちらの図を見てください。ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルへ交換するルートです。
f:id:tabimania:20180314212453p:plain
※上図では交換レートが良くないルートは割愛しています。


大きく分けて3つのルートがあります。ここではnimocaルート、LINEルート、JRキューポルートと呼ぶことにします。


ANAマイルに交換するためには、まず各種ポイントサイトのポイントを中継サイトであるPexポイントに交換します。(モッピー、ポイントタウンを除く)
その後、以下で説明する3つのルートに分かれます。

nimocaルートはANAnimocaカードというクレジットカードを使用して、nimocaポイントというポイントをANAマイルに交換するルートです。

LINEルートは皆さんおなじみのLINEのポイントであるLINEポイントをメトロポイントというポイントに交換し、そこからさらに、ANAマイルに交換するルートです。メトロポイントからANAマイルに交換する際にソラチカカードというクレジットカードが必要です。

JRキューポルートはキューポポイントを永久不滅ポイントに交換し、それをさらにANAマイルに交換するルートです。きゅーぽポイントを永久不滅ポイントに交換する際にJQセゾンというクレジットカードが必要です。また、永久不滅ポイントをANAマイルに交換する際にみずほマイレージバンクANAというクレジットカードが必要です。

これら3つのルートを詳しく解説します。
それぞれのルートにメリット・デメリットがありますので、ルート選択の参考にしていただければと思います。

ルート1:nimocaルート

図で示したルートをnimocaルートと呼びます。

f:id:tabimania:20180314212218p:plain

まずはこのルートの基本スペックを紹介します。各ステップの移行レート、移行にかかる日数とルート全体でのレート・日数をまとめます。
交換レート:70%
手順:3ステップ

手順 内容 レート(%) 日数(日)
1 各種ポイントサイトからPexに交換 100% 0~7
2 Pexからnimocaポイントに交換 100% 15~45
3 nimocaからANAマイルに交換 70% 0
総合 各種ポイントからANAマイル 70% 15~52

※日数0は即時交換。手順1の日数は交換元のポイントサイトによって異なる。日数は公称値、実際にはこれよりも短い場合あり。


上記の交換をするために必要なクレジットカードとメリット・デメリットをまとめます。

必要クレジットカード ANAnimocaカード(最低年会費税抜751円)※手順③はANAカードnimoca保持者のみ可能
メリット 手順が少なく分かりやすい。nimocaからANAマイル交換のポイント移行上限がない。
デメリット 手順3はネットで完結はできず、九州か函館にいく必要がある。

nimocaルートの総評

ポイント交換手順が少なく、カードの年会費も安いので良いのですが、ネックはポイント交換をするために九州か函館に行かないといけないという点。私はとりあえず、ANAnimocaカードを作りましたが、今のところ九州や函館に行く予定はありません。ポイント交換のために九州や函館に行くのはなかなかハードルが高いですよね。でも、旅行がてらポイント交換しに行くのもいいかもしれませんね。

ルート2:LINEルート

図で示したルートをLINEルートと呼びます。モッピーやポイントタウンからの交換は途中で合流します。
f:id:tabimania:20180314212825p:plain


まずはこのルートの基本スペックを紹介します。各ステップの移行レート、移行にかかる日数とルート全体でのレート・日数をまとめます。
交換レート:81%
手順:最高6ステップ

手順 内容 レート(%) 日数(日)
1 各種ポイントサイトからPexに交換 100% 0~7
2 Pexからワールドポイントに交換 100% 7
3 ワールドポイントからGポイントに交換 100% 0
4 GポイントからLINEポイントに交換 100% 3
5 LINEポイントからメトロポイントに交換 90% 30
6 メトロポイントからANAマイルに交換 90% 30
総合 各種ポイントからANAマイル 81% 70~77

※日数0は即時交換。手順1の日数は交換元のポイントサイトによって異なる。日数は公称値、実際にはこれよりも短い場合あり。手順4は別途手数料5%必要。


上記の交換をするために必要なクレジットカードとメリット・デメリットをまとめます。

必要クレジットカード1 ・三井住友VISAまたはマスターカード(最低年会費0円)※手順3のためワールドポイントがためられるクレジットカード(ANAカードもOK)が必要
必要クレジットカード2 ・ソラチカカード(年会費税抜2000円)※90%のレートで手順6を行うために必要
メリット 交換レートが最もよい
デメリット ルートが複雑でステップが多い。移行上限(月20000メトロポイント=18000ANAマイル)がある。

LINEルートの総評

ステップが多いというデメリットはあるものの、それぞれのポイント交換の難易度は高くありません。ネット上で交換可能です。
レートも3つのルートのなかでは一番良いので、メインの交換ルートはLINEルートで決まりだと思います。
ソラチカからANAマイルの交換は18000マイルという上限がありますので、これでも足りない人は、LINEルートをメインにしつつ、nimocaルートやJRキューポルートも併用していけばよいでしょう。


ルート3:JRキューポルート

図で示したルートをJRキューポルートと呼びます。モッピーからの交換は途中で合流します。
f:id:tabimania:20180314230855p:plain


まずはこのルートの基本スペックを紹介します。各ステップの移行レート、移行にかかる日数とルート全体でのレート・日数をまとめます。
交換レート:70%
手順:最長6ステップ

手順 内容 レート(%) 日数(日)
1 各種ポイントサイトからPexに交換 100% 0~7
2 Pexからワールドポイントに交換 100% 7
3 ワールドポイントからGポイントに交換 100% 0
4 GポイントからJRキューポに交換 100% 3
5 JRキューポから永久不滅ポイントに交換 100% 10
6 永久不滅ポイントからANAマイルに交換 70% 21
総合 各種ポイントからANAマイル 70% 41~48

※日数0は即時交換。手順1の日数は交換元のポイントサイトによって異なる。日数は公称値、実際にはこれよりも短い場合あり。手順4は別途手数料5%必要。


上記の交換をするために必要なクレジットカードとメリット・デメリットをまとめます。

必要クレジットカード1 三井住友VISAまたはマスターカード(最低年会費0円) ※手順3のためワールドポイントがためられるクレジットカード(ANAカードもOK)が必要
必要クレジットカード2 JQセゾンカード(最低年会費0円) ※手順5のために必要
必要クレジットカード3 みずほマイレージクラブカード/ANA(年会費0円) ※手順6をレート70%で行うために必要
メリット クレジットカードの年会費が無料。つまり、カードの発行さえできれば、維持費がかからない。
デメリット クレジットカードが3枚必要で、カードの発行がめんどう。ルートが複雑でステップが多い。

JRキューポルートの総評

魅力は維持費がかからないことです。クレジットカードが3枚必要なので、準備には時間がかかりますが、準備が整えば維持費がかからないのは大きな魅力です。ただし、還元率がLINEルートよりも悪いので、サブルートとしての利用を考えます。サブルートのために年会費を払うのは嫌なので、その点JRキューポルートは優れていると思います。

交換の基本方針

LINEルートがある限りは、LINEルートを利用すればよいと思います。
ただし、LINEルートには月間の上限があり、月18000ANAマイルまでとなりますので、これ以上交換したい場合はJRキューポルートを使用します。九州や函館に行くことができる方はJRキューポルートの代わりにnimocaルートを使うとステップが少なくて楽です。
LINEルートがなくなった場合に備えるという観点からも、サブルートは重要だと思います。どちらかの準備をしましょう。

まとめ

・2018年4月1日以降、各種ポイントサイトからANAマイルに高レートで交換できるルートは3つあります。①nimocaルート②LINEルート③JRキューポルートです。

・それぞれメリットとデメリットがありますが、メインで使用するのは交換レートが一番良いLINEルートがよいと思います。

LINEルートの交換レートは81%です。

・他の2つのルート、nimocaルートとJRキューポルートはサブルートとして確保を検討してみてください。

キャセイパシフィック航空 日本路線搭乗時にアンケートに協力 海外の変な日本語がおもしろおかしい!

キャセイパシフィック航空の日本発着便に搭乗すると、アンケートへの協力を依頼されることがあります。今までに2回記入したことがありますが、中身の日本語が面白いので、レポートしたいと思います。

アンケート協力依頼

日本ー香港線のビジネスクラスに乗っていた際にCAさんに「アンケートにご協力いただけないでしょうか?」と言われたので、引き受けました。抽選で航空券が当たるらしいです。依頼は機内食終了後に日本人のCAさんからありました。記入用紙とペンを渡されました。

アンケートの中身は?

アンケートの中身をざっと見ると、「サービスはいかがでしたか?」「また乗りたいですか?」「家族に勧めたいですか?」などのよくある質問が並んでいました。一見すると普通のアンケートです。

なんか日本語が変だ!

一見すると普通のアンケートですが、読み進めてみると、おかしな日本語が登場します。まあ、外国人が翻訳した日本語なのでしょうから、ちょっとぐらい変な表現があっても気にはしません。私も、英語で文章を書く場合、そんなにちゃんとした文法で書けませんから、お互いさまという気持ちは、持ち合わせています。
しかしながら、このアンケートの日本語はちょっとではなく、かなり変だったのです。だから、こうして記事にしているのです。



実際のアンケートの写真がこちらです。アンケートのおかしい部分を探してみてください。
f:id:tabimania:20180311013350j:plain

どこがおかしいかわかりましたか?質問「14b」の回答欄がおかしいんです。
詳しく見てみます。

まず設問はこちら
「今回ご利用の路線と同じクラスで再び旅行をする場合、他の航空会社ではなくキャセイパシフィック航空をご利用になりたいと思いますか。」

設問は普通ですね。問題なく通じる日本語でしょう。

問題があるのは、回答の選択肢です。

1.利用する間違いなく 2.かもしれない利用する 3.かもしれない利用する 4.利用しないおそらく 5.利用しない絶対に

突然の倒置法!(笑) 

日本人だったら、まず書かない表現ですよね。これを見た瞬間吹き出しそうになりました。日本人スタッフがチェックすれば一瞬でおかしいことがわかるだろうに。まあ、面白いからいいと思います。


でも、この選択肢、日本語以前におかしな部分があります。そうです。2と3の選択肢の内容が同じなんですよ。よりによって一番不自然な日本語の選択肢が無駄にかぶっている。もはやギャグですね。翻訳前の原文がどうなっていたのか非常に気になります(笑)


次に、アンケート最後の文言の意味が分かりません。こちらの写真の緑の円の部分です。
f:id:tabimania:20180311014653j:plain


これは、自動翻訳をしたら語順がおかしくなったのかと思いましたが、それにしては単語の途中で文章が入れ替っているような気もするので、何が何だかわかりませんね。声に出して笑ってしまいました。

文章を解析したところ、多分このように書きたかったんじゃないかと思います。
「追加のご意見などがございましたら、お座席のシートポケットに用意しておりますコメントカードにご記入の上、客室乗務員にお渡しください。」

なかなかレベルが高いパズルでした。

記念品

アンケート協力料なのかは定かではありませんが、アンケート記入時に使用したボールペンはそのままもらいました。キャセイ色のボールペンです。
f:id:tabimania:20180311021128j:plain


海外のおかしな日本語は大好物ですが、ここまで面白いのはなかなか出会えません。アンケートに協力してよかったなと思います。

おもしろおかしく書いてみましたが、キャセイの名誉のために言っておくと、いい航空会社だと思います。私は好きです。キャセイの搭乗記などを別記事にしていますので、よろしければご覧ください。
tabimania.hatenablog.jp
tabimania.hatenablog.jp

国内線最長路線のすすめ ANA那覇ー新千歳の楽しみ方

飛行機で日本国内の最長路線ってどこを飛んでいるかご存知ですか?答えは、那覇ー新千歳線です。ANAが1日1往復(時期によっては2往復)飛ばしています。日本の観光地の双璧、北海道と沖縄を結ぶ路線です。今回は、この路線の楽しみ方を考えたいと思います。

那覇ー新千歳の需要は?

この路線、どういう人が使うんでしょうか?沖縄や北海道に住んでいる人は旅行等で使うことはあるにしても、本州在住の人が使うことはほぼ無いのではと思います。本州在住の人が沖縄と北海道を連続で旅行することはなかなか考えないですからね。私のような本州在住の人にとっての、那覇ー新千歳線の使い方を考えてみましょう。

長距離飛行を楽しむ

楽しみ方、その1はこれです。純粋に乗ることを楽しむというやつです。時期によりますが、この路線はフライトタイムが3時間10分~20分に設定されています。つまり、なが~い時間乗っていることができます。
3時間以上乗ると、気分は海外旅行なんですよね。それが国内で楽しめる、素晴らしいじゃないですか!日本の広さを感じられること間違いなしです。

沖縄と北海道の差を楽しむ

3時間以上も飛行機に乗ればそこは別世界です。ご存じの通り、沖縄と北海道では気候も景色も違います。この差を楽しみましょう!気候と風景の差を楽しむには、真冬が一番だと思います。暖かい沖縄から極寒の北海道へ、乙なもんです。
f:id:tabimania:20180310020216j:plain
f:id:tabimania:20180310020231j:plain


沖縄と北海道のグルメを楽しむ

旅の楽しみのひとつは現地の名物料理ではないでしょうか。
昼食は沖縄でソーキそば、夕食は北海道でイクラ丼なんて普通できませんよね。それがこの便を使えば可能になるのです。
他にも沖縄でオリオンビールを飲んで、北海道に移動してクラシックを飲むとか色々と楽しめると思います。
お土産は、ちんすこうと白い恋人で決まりですね!

これからの~~
f:id:tabimania:20180310014829j:plain

これです。最高ですね!
f:id:tabimania:20180310014848j:plain

三角飛び

実はこの旅程、本州の主要都市からであれば日帰りが可能です。朝沖縄に向かい、那覇ー新千歳線で北海道に移動して、夜の便で家に戻ることができます。航路が三角形を描くので、俗に三角飛びと呼ばれます。
ちょっと旅行行ってくると言い残して家を出て、1日で沖縄と北海道に行ってきたらかっこいいと思いませんか?

長距離なのでプレミアムクラスがおすすめ

しかしながらこの路線、距離が長いのでけっこう疲れると思います。なので、ここは奮発してプレミアムクラスなどいかがでしょうか?
プレミアムクラスであれば、長い時間乗っていても苦にならない、むしろ長い時間乗っていたいので、最長路線である那覇ー新千歳が最も活かされるわけです。近場の国際線エコノミークラスに乗るよりも満足度は格段上だと思います。

プレミアムクラスで最長路線を楽しむためには

那覇ー新千歳線は距離が長いので料金も高いです。プレミアム旅割28でも安い時期で40000円、高い時期だと55000円程度するようです。しかし、高い料金もマイルを貯めれば解決します。私は手出しなしでプレミアムクラスで豪遊しました。おすすめのマイルの使い方ですよ。

プレミアムクラスにたくさん乗った旅程はこちら。
tabimania.hatenablog.jp

まとめ

・国内最長路線は那覇ー新千歳線でフライトは3時間オーバー
・この便に乗るときはプレミアムクラスがおすすめ
・楽しみ方は人それぞれ、1日で2度おいしい路線です

ぜひ、乗ってみてください。

国内線乗り継ぎで失敗しないために大切なこと 国内線乗り継ぎ必要時間と空港の構造

空港で国内線同士の乗り継ぎをするときにどのくらい時間が必要なのかって気になりますよね。乗り継ぎ便に乗り遅れたくないので、当然ですよね。
国際線への乗り継ぎの場合、かなり余裕を持って乗り継ぎ時間を設定しますが、国内線では乗り継ぎ時間が短いこともしばしば。各空港、最低乗り継ぎ時間が定められているので、これ以上の時間を余裕を持って乗り継ぎすれば基本的には問題ないはずです。

乗り継ぎ時間とともに重要なのは、乗り継ぎをする空港の構造です。広い、狭いはもちろん重要ですが、もうひとつ重要なのが、到着階と出発階が同じか否かです。同じであれば、降りてすぐに乗り継ぎができますが、同じでなければ、基本的には一度制限エリア外に出て、再度保安検査を受けて出発ロビーに入る必要があります。

今日は、私が今までに訪れた空港での乗り継ぎのしやすさを考察します。

f:id:tabimania:20180307234527j:plain

ANA、JALが定める各空港の乗り継ぎ必要時間

まずは、乗り継ぎ必要時間を各社のホームページから引用します。

ANAの場合

●東京国際(羽田)空港での乗り継ぎ
・ANA便/ADO便/SNA便/SFJ便(関西線/山口宇部線)…25分以上
・SFJ便(福岡線/北九州線)およびJALグループ便…50分以上
●伊丹空港・関西空港での乗り継ぎ
・ANA/IBX/SFJ便…25分以上
・JALグループ便(関西空港)…30分以上
・JALグループ便(伊丹空港)
2016年8月まで…30分以上
2016年9月~2018年3月…40分以上*
*伊丹空港改修工事のため、期間中の乗り継ぎ必要時間が変更となります。
対象期間は変更になることもございます。
●上記以外の空港での乗り継ぎ
・ANA便/ADO便/SNA便/IBX便/ORC便/SFJ便…20分以上
・JALグループ便(成田空港は50分以上)…30分以上
※JALグループ便とは、JAL、JTA、JAC、RACをいいます。

JALの場合

(1)同じ空港内での国内線航空機への乗り継ぎには次の乗り継ぎ時間が必要です。
JALグループ便*1 の乗り継ぎ 20分以上(羽田では25分以上)*2
JALグループ便*1 と他社*3、4 の乗り継ぎ 30分以上(羽田・成田では50分以上)*5
*1 JALグループ便とはJAL/JTA/JAC/RACをいいます。
*2 大阪(伊丹-関西)で175分以上、名古屋(中部-小牧)で180分以上
*3 他社とはJALグループと連帯運送契約のあるフジドリームエアラインズ、ANA、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジをいいます。それ以外の航空会社とは連帯運送契約がなく、乗り継ぎ時間の設定がございません。手荷物を引き取り、ターミナルを移動するのに十分な時間を確保のうえ、乗り継ぎ便出発時刻の15分前までに保安検査場を通過できるようご計画ください。
*4 JALの便名で販売されているフジドリームエアラインズ、天草エアラインのコードシェア便も含みます。
*5 伊丹でのANAとの乗り継ぎ時は40分以上

乗り継ぎ時間のまとめ

上記の情報をまとめると、乗り継ぎに必要な時間は概ね以下となります。
・ANA同士、JAL同士の乗り継ぎは20~25分以上
・他社便への乗り継ぎは30分以上
・羽田や成田での他社便への乗り継ぎは50分以上

羽田や成田は空港自体が大きく、出発ターミナルが異なるため、他社への乗り継ぎの場合はターミナル間の移動を伴います。このため、50分以上という時間が設定されています。

羽田・成田以外の空港では自社便同士で20分、他社便への乗り継ぎは30分という設定になっています。国内線の搭乗開始時刻は出発時間の15分~20分前くらいですので、20分でかなりギリギリのように思えるのですが、設定はこのようになっています。

次に、他社便への乗り継ぎですが、例えば那覇空港で、ANAとJALを乗り継ぐことを考えると、ターミナルは同じですが、発着場所は完全に分かれているため、結構な距離を歩くことになります。乗る飛行機の搭乗口にもよりますが、10分くらい歩くかもしれません。となると、こちらのパターンも結構ギリギリの設定であるように思えます。

最低乗り継ぎ時間の設定は乗客にとっては結構ドキドキする時間設定になっていることがわかります。

空港の構造

時間設定がギリギリであるならば、不確定要素はできるだけ減らしておきたいですよね。事前に調べられることとして、空港の構造があります。
乗り継ぎへの影響を検証するため、空港の構造を2種類に分類してみます。

文字で書くとちょっとわかりづらいのですが
「①自分が降機した時に、次の便の乗客の待合場所に出る空港」
「②自分が降機した時に、搭乗を待つ乗客の中を通らずに、預け荷物の引き取り所に誘導される空港」

がありますよね。この2種類です。

f:id:tabimania:20180307233254p:plain

f:id:tabimania:20180307233311p:plain


①の場合は、歩く距離が短いので、乗り継ぎ時間が短くてもあまり問題になりません。降機したら、すでに搭乗ゲートの階ですので、搭乗ゲートを探せばいいだけです。
逆に②の場合は、基本的には一度預け荷物の引き取り所を通って、制限エリア外に出された後、保安検査を受けて、搭乗ゲートに向かう必要があります。空港によっては、荷物の引き取り所に行く前に、スタッフさんに言えば、搭乗ゲート階にそのまま出してもらえるようです。(私はやったことがありませんが。)
保安検査が混んでいたりしたら、冷や汗が出てきます。

というわけで、乗り継ぎのことを考えると、「①自分が降機した時に、次の便の乗客が待っている場所に出る空港」のほうが圧倒的に有利なわけです。

どの空港が乗り継ぎしやすい?

ではどの空港が①でどの空港が②なのでしょうか?私が最近訪れた空港について以下にまとめてみます。
ちなみに、ここではANA同士・JAL同士で乗り継ぐ場合で検証してみます。

「①自分が降機した時に、次の便の乗客が待っている場所に出る空港」=乗り継ぎしやすい空港
・羽田空港(第1ターミナル)※羽田は広いので時間はかかる
・那覇空港
・関西国際空港

「②自分が降機した時に、搭乗を待つ乗客の中を通らずに預け荷物の引き取り所に誘導される空港」=乗り継ぎしにくい空港
・羽田空港(第2ターミナル)
・中部国際空港(セントレア)
・成田空港
・石垣空港

羽田空港に関しては、ターミナルによって構造が違います。JALが使用している第1ターミナルは①ですが、ANAが使用している第2ターミナルは②です。

私の経験

私は国内線の乗り継ぎを失敗したことはありませんが、時間がギリギリになって焦ったことはあります。特にSFC修行をしていた時の石垣空港と関空はちょっと焦りました。
石垣空港では、到着してから一度制限エリア外に出て、保安検査を受けて再び搭乗口へというルートを取りました。小さい空港なので、取り遅れずに済みましたが、保安検査が少し混んでいたので、ちょっと焦りました。

もう一回は関空でのこと。ここは初めて訪れる空港だったので、構造がわかりませんでした。結構広い空港なので、一度制限エリア外に出ないといけない構造だったら、時間が足りないかもと思って、到着前からドキドキしていました。結果的には、そのまま、搭乗口階にいられる構造の空港だったので、乗り継ぎ前にラウンジに行くこともできました。

乗り遅れないための航空券予約時の対策

予約をするときは、乗り継ぎ便を同一の予約内で取りましょう。同一の予約で続けて乗り継ぎ便を取っておくと、乗り継ぎ前の便が遅れた時に乗り継ぎのために航空会社が頑張ってくれます。
一方、乗り継ぎ前の便と乗り継ぎ後の便を別々の予約としていると、乗り継ぎ前の便が遅れた時に、ノーショーとして扱われてしまいます。

まとめ

乗り継ぎ失敗を防ぐために
・乗り継ぎ時間には余裕を持ちましょう
・空港の構造を知り、スムーズに移動できるようにしましょう
・航空券は必ず同一の予約にしましょう

乗り遅れると、せっかくの旅行が台無しですからね。できる限りの対策を心がけましょう。


乗り継ぎの繰り返し。SFC修行の記録はこちら。
tabimania.hatenablog.jp

シドニー国際空港からオペラハウスなど街中へ 鉄道事情と鉄道の利用方法

今回はシドニーの鉄道事情と鉄道の利用方法を解説します。情報は2017年7月下旬にシドニーに行ったときのものです。

空港の駅はどこ?

シドニー国際空港に到着したら、エアポートリンクという電車に乗って、市街地に向かいます。

税関を通って、到着ロビーに到着したら、trainsの表示がある方向に向かって行きます。到着ロビーに出て、右手方向です。
f:id:tabimania:20180306222917p:plain


ずっと進んでいくと、下りのエスカレーターがありますので、くだります。
f:id:tabimania:20180306223052j:plain

さらにエスカレーターを乗り継いで地下まで進んで行きます。一本道ですので迷うことはないでしょう。
エスカレーターを下りきると、改札が見えてきます。
f:id:tabimania:20180306223126j:plain

乗車券の買い方

乗車券はシングルチケットもありますが、オパールカードが便利です。日本でいうスイカみたいなやつです。
改札に向かって右手に窓口がありますので、ここで買います。
f:id:tabimania:20180306223205j:plain

オパールカードpleaseで十分通じます。チャージ金額を聞かれますので、いくらかチャージしましょう。私はとりあえず20AUDチャージしました。購入、チャージにはクレジットカードが利用可能です。とりあえず片道分です。

鉄道の乗り方

改札にオパールカードをタッチして、中に入ります。
ホームはさらに下の階にありますので下ります。市街地方面に行くのであれば、シドニーシティー方面の電車に乗ればいいです。オペラハウスはサーキュラーキー駅が最寄りですが、同じ方面の電車です。
f:id:tabimania:20180306223327j:plain

ホーム

日本とほぼ変わりませんが、ナイトセーフエリアという表示がある箇所があります。このエリアから電車に乗ると、警備員がいる車両なので夜でも安全ですよという印です。私は夜は乗りませんでしたが、夜に乗る方は、ナイトセーフエリアから乗るようにしましょう。
f:id:tabimania:20180306223355j:plain

路線

路線はけっこう沢山あるようです。私は空港から市街地への移動と、市街地内での移動に使っただけですが、市街地からはブルーマウンテンズ方面への列車も運行しているようです。セントラル駅などは車内から見ただけですが、けっこう大きい駅でした。
f:id:tabimania:20180306224205j:plain

路線図を見た限りでは、けっこう難解な路線網なようです。

車両

オール2階建ての車両です。
f:id:tabimania:20180306223647j:plain

中に入ると階段があります。デザインは似ていますが、新しい車両と古い車両があります。私が乗った車両は転換クロスシートでした。けっこう足下は狭く、窓側に座ると、通路側の人に退いてもらわないと通路に出られません。私は窓側に座ったのですが、通路側におじいさんが座り、寝てしまったので、降車駅についたところでおじいさんを起こして避けてもらいました。
f:id:tabimania:20180306223758j:plain

車内はそんなに混んでいませんでしたが、すぐに降りる人は座らずにドア付近で立っている人もいました。

チャージの仕方

チャージはトップアップと呼ばれています。自動チャージ機でチャージができます。チャージ機は駅に設置されています。
f:id:tabimania:20180306223832j:plain

はじめはうまくチャージできませんでしたが、時間をおいて試すとチャージができました。原因は不明です。クレジットカードでもチャージできます。

車窓と駅の構造

空港から市街地方面はほぼ地下なので車窓を楽しむことはできません。セントラル駅とサーキュラーキー駅だけは地上に姿を現します。サーキュラーキー駅は高架駅です。
ですので、車窓を楽しむことができるのは、セントラル駅付近の街並みとサーキュラーキー駅付近から一瞬見えるベイエリアです。
なお、サーキュラーキー駅の北側のホームからはオペラハウスとハーバーブリッジが一望できます。
f:id:tabimania:20180306223946j:plain

特徴的な駅としてはシティーホール駅があります。日本でもたまに見かけますが、地下の駅で二層構造になっています。上りは地下二階、下りは地下三階みたいな構造です。またシティーホール駅からは行き先も多いようです。
f:id:tabimania:20180306224009j:plain

帰国時に空港へ行くときの注意点

空港方面行きのホームには空港に行かない電車も来ますので注意が必要です。間違えて乗るととんでもないところに行ってしまうかもしれません。
案内板をみると、停車駅が表示されているので、自分が乗る列車が空港に行くかを確認しましょう。ちなみに空港は✈飛行機のマークで示されているので分かりやすいと思います。
f:id:tabimania:20180306224109j:plain

まとめ

・空港ではtrainsの方向に向かいましょう。かなり地下に駅はあります。
・2階建て電車がきます
・チャージは機械でクレジットカードを使ってできます
・空港に向かうときは、電車の行先に注意しましょう


シドニー旅行の詳細はこちら。
tabimania.hatenablog.jp
tabimania.hatenablog.jp

ANA国際線 羽田ーシドニー線 プレミアムエコノミークラス搭乗記

ANA国際線のプレミアムエコノミークラスに搭乗しました。プレミアムエコノミークラスはエコノミーとビジネスの間という位置づけです。羽田ーシドニー線を利用しましたので、実際に体験してみて感じたことをレポートします。


目次

国際線プレミアムエコノミークラスとは

「ゆったりとした席でワンランク上の空の旅を」というコンセプトのクラスで、エコノミークラスよりワンランク上の座席です。座席はもちろんのこと、サービス内容もワンランク上です。

チェックイン

国内でのチェックイン

出発空港で優先カウンターを使用可能です。しかし、出発空港から国内線に搭乗し、他空港で国際線プレミアムエコノミークラスに乗り継ぐ場合は国内線出発空港では優先カウンターは使用できません。私はまさに後者のパターンでしたので、優先カウンターは利用できませんでした。空いていたので、全く問題ありませんでしたが。

シドニーでのチェックイン

シドニー国際空港では、搭乗時間の3時間前にならないとANAのチェックインカウンターがオープンしません。
オープンの少し前から並び始めている人も結構いました。
f:id:tabimania:20180303224727j:plain

預け手荷物がなかったので、シドニーでは自動チェックイン機を利用しました。自動チェックイン機は何台か設置されていました。3時間前くらいに操作してみましたが、はじめはうまくいきませんでした。隣で操作していた乗客もうまくいっていなかったようなので、時間の問題だったのでしょうか?後ほど、試してみると無事自動チェックインができました。
f:id:tabimania:20180303224746j:plain

搭乗前のサービス

ANAラウンジが利用可能です。海外の空港では指定のビジネスクラスラウンジが使用可能です。ANA便の出発時間帯にオープンしているスターアライアンスのラウンジはニュージーランド航空のラウンジのみですので、こちらを案内されます。

搭乗

優先搭乗はありませんので、エコノミークラスと同じタイミングでの搭乗となります。
シドニーの空港ではこんな案内も張られていました。
f:id:tabimania:20180303225713j:plain

座席

座席はエコノミークラスの数倍いいですが、ビジネスクラスには遠く及ばないといった感じです。
しかしながら、エコノミークラスでは横が3-3-3の配列のところを、プレミアムエコノミークラスでは2-3-2の配列ですので余裕があります。さらに、シートピッチが広いので、足元に余裕があります。

座席はこんな感じです。雰囲気は国内線のプレミアムクラスに似ています。
f:id:tabimania:20180303225033j:plain

細部もプレミアムクラスに似ている印象です。
f:id:tabimania:20180303225157j:plain
f:id:tabimania:20180303225226j:plain

しかしながら、国内線プレミアムクラスと違って、前の座席の人がシートを倒すとちょっと狭くなります。
f:id:tabimania:20180303225312j:plain

モニターは前の座席についています。最前列の座席では、収納式になっています。
f:id:tabimania:20180303225449j:plain
f:id:tabimania:20180303225517j:plain

また、最前列の席以外はフットレストがありますが、最前列の席にはフットレストがないので、足が疲れました。足元は広くてよいのですが、考え物です。


ちなみに復路便はプレミアムエコノミーは満席で、エコノミーはガラガラでした。エコノミーでは3席使用して横になって寝ている人もおり、これくらい空いているならば、エコノミーのほうが足が楽そうだなと思いました。

機内食

基本的にはエコノミークラスの機内食と同じです。
往路の食事です。ちらし寿司でした。
f:id:tabimania:20180303224846j:plain

復路は天丼でした。
f:id:tabimania:20180303224913j:plain

その他、希望があれば軽食をいただくことができます。深夜ということもあり、オーダーしませんでしたが。

往復とも深夜便ですので、夕食の後に朝食らしきものが配られました。
到着前は朝食のサービスはなく、飲み物のみの配布でした。
往路便の朝食。サンドイッチですね。
f:id:tabimania:20180303230203j:plain

復路便の朝食。(ぴんぼけですみません)
f:id:tabimania:20180303230259j:plain

夜中にギャレーの前を通ったら、お菓子などが置かれていましたので、いくつかいただきました。
f:id:tabimania:20180303230810j:plain

飲み物

エコノミークラスの飲み物に加えて、スパークリングワインや焼酎などが追加されるようです。私はビールとソフトドリンクしか飲みませんでしたが。

シドニー到着前に

まもなくシドニー国際空港に到着というタイミングで窓の外を見ていると、これから向かう予定のシドニーの街並みが見えます。なんとオペラハウスとハーバーブリッジもちゃんと見えました。
f:id:tabimania:20180303231802j:plain

帰りの便にて

今回の旅行は、シドニーには1泊だけして帰国する旅程でした。1泊だけで帰ると、往復同一クルーとなります。修行僧の方は注意してください。
修行についてはこちらの記事にまとめてあります。
tabimania.hatenablog.jp

同一クルーの恐怖はこちらの記事で(笑)
tabimania.hatenablog.jp

価格分の価値はある?

実際乗ってみて、価値は微妙だと思います。エコノミークラスが混んでいる場合はいいと思いますが、今回の帰国便のようにエコノミークラスが空いている場合はエコノミーでいいかなと思います。酒もビールがあれば満足ですしね。

まとめ

・搭乗前にはラウンジが利用可能です
・座席は広いですが、結構疲れます
・食事はほぼエコノミークラスと同じです
・全体的に国内線プレミアムクラスに似ている印象です

興味がある方は1度くらいは体験してみてはいかがでしょうか?

2017年SFC修行のまとめ 3回の修行で全16レグで解脱 全記録を公開します

2017年にSFC修行を行いました。3回の行程で全16レグでした。今回は全記録を振り返ります。

目次

SFC修行とは

本題に入る前に、SFC修行についておさらいしておきます。
ANAの上級会員資格の1つであるプラチナメンバーになると、スーパーフライヤーズクラブ(SFC)というクレジットカードの入会資格が得られます。
このカードを所有する限り、プラチナメンバーと同等の優遇が受けられます。
この入会資格を得るためだけに、飛行機に乗る行為をSFC修行と言い、やる人を修行僧と呼びます。
これをやってみたというわけです。

プラチナメンバーになるためには1月~12月の間に50000プレミアムポイント(PP)を貯める必要があります。

フライトの記録

私の場合、出発空港は中部国際空港(以下、名古屋)です。修行は3回に分けて行いました。1~7レグが1回目、8~9レグが2回目、10~16レグが3回目です。

レグ 路線 クラス マイル PP 価格 PP単価
1 名古屋-石垣 P28 1631 3010 36810円 12.22
2 石垣-羽田 国内区間 1530 2448 5000円 2.04
3 羽田-シドニー プレエコ 6078 7694 103410円 13.44
4 シドニー-羽田 プレエコ 6078 7694 105410円 13.70
5 羽田-那覇 国内区間 1230 1968 5000円 2.54
6 那覇-新千歳 P株主 2182 3892 40400円 10.38
7 新千歳-名古屋 P28 958 1935 24910円 12.87
8 名古屋-石垣 P28 1631 3010 34560円 11.48
9 石垣-名古屋 P株主 1631 3010 29910円 9.94
10 名古屋-那覇 P株主 1466 2422 26260円 10.84
11 那覇-成田 P28 1783 2860 25140円 8.79
12 成田-那覇 P28 1783 2860 25140円 8.79
13 那覇-関西 P28 1338 2247 24900円 11.08
14 関西-那覇 P28 1338 2247 24900円 11.08
15 那覇-福岡 P28 973 1742 17500円 10.05
16 福岡-名古屋 P28 677 1335 16710円 12.51
- - 32307 50374 545960円 10.84

予約が可能であればプレミアム旅割28(P28)で、無理であればプレミアム株主優待(P株主)を利用しています。
航空券の費用の他に、株主優待券1枚につき3000~4000円かかっています。

PP単価(1PP獲得するのにいくらかかったか)を計算すると10.84円でした。一般に10未満になるとお得に修行できたことになると言われています。しかし、名古屋発着だと国内修行中心だと結構厳しいと思います。ですので、まあまあの値に抑えられたかと思っています。

修行フライト詳細

第1弾はこちらの計画どおりシドニーに行ってきました。
tabimania.hatenablog.jp
tabimania.hatenablog.jp


第2弾はこちらの記事にまとめてます。日帰り石垣タッチです。
tabimania.hatenablog.jp


第3弾は1泊2日で国内を色々飛んでみました。
基本的に空港と機内だけで2日間過ごしています。国内線プレミアムクラスとラウンジを思う存分堪能しました。

一日目は3フライトありましたが、すべてスターウォーズジェットでした。ヨーダとともにフォースに守られながらのフライトでした。
成田空港から乗るときに外国人の女性がスターウォーズジェットに大興奮していたのが印象的でした。
f:id:tabimania:20180225164532j:plain
f:id:tabimania:20180225164555j:plain
f:id:tabimania:20180225164611j:plain


2日目の最終フライトではPPが足りなくなるピンチもありました。こちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

最終的にはPPが50000を超え、晴れてSFCの権利を得ました。丸2日間空港と機内で過ごすのは初めてでしたが、非常に楽しかったです。もうやることはないと思いますが、いい思い出になりました。


国内修行時は乗り継ぎが多くなります。乗り継ぎに失敗しないためのポイントはこちらの記事にまとめました。
tabimania.hatenablog.jp

名古屋発国内線SFC修行のポイント

・名古屋発着便はPP単価があまりよくないので、一回名古屋を出たらなるべく戻ってこない方がよい
・宿泊が許される人は2日以上の修行も考えた方がよい(セントレア発着便をなるべく使わないために。セントレアまでの交通費も含めるとホテル代を考えても同等か宿泊のほうが安価になる場合が多いと思われる)
・名古屋発着便のプレミアム旅割はすぐ予約が埋まる(2か月前でもなかなか取れない)→2018年は必ずしもそんなこともなさそうです。日程にもよりますが。


旅費は、マイルをスカイコインに変えて捻出しました。
www.tabimania-toytoy.net

FDAフジドリームエアラインズ 名古屋小牧ー青森便 搭乗記

突然ですが、FDAって知ってますか?フジドリームエアラインズですね。中部地方に住んでいる方なら知っている方も多いと思います。
名古屋小牧空港から青森までを往復しましたので、レポートします。

全体的に思っていた以上に良かったというのが感想です。さてさて内容を見ていきましょう。


目次

発着空港は名古屋小牧空港

まずは空港に注意です。名古屋近郊には空港が2つあります。国際線も含め多くの便が発着するのは中部国際空港(セントレア)ですが、FDAは名古屋小牧空港発着です。セントレアとは場所が全く違うので、くれぐれも間違えないようにしてください。

小牧空港はいち地方空港といった風で、こじんまりとしています。大きな空港と違って空港内をたくさん歩かなくていいので楽でした。

ちなみに、FDAは多くの便でJALとコードシェアしていますので、JALのマイルを貯めたい方は、JAL便名で予約するといいと思います。

搭乗口へは徒歩で

搭乗開始となると、徒歩で飛行機に向かいます。搭乗ゲートは3つあり、行先と機体の色で区別されています。
f:id:tabimania:20180218230905j:plain

FDAの一番の特徴は1機1機、機体の色が違うことではないでしょうか?何回も乗っていると、今日は初めて乗る色だなと思ったりして楽しいですね。赤の機体の奥に金色の機体が見えますよね。
f:id:tabimania:20180218231056j:plain

今回、搭乗する機体はどうやら黄色のようです。ボーディングブリッジはないので、常に沖止めです。飛行機を間近に見上げながら搭乗です。
f:id:tabimania:20180218231154j:plain

機内サービス

座席の写真は撮り忘れてしまいましたが、片側2列で横4列のシートでした。シートはなかなか座り心地が良かったです。
朝便ではパンが提供されます。普通席でパンが提供されるなんて珍しいですよね。なんかお得な気分です。飲み物もコーヒー、お茶、ジュースなどの中から選ぶことができます。ちなみに朝便以外ではお菓子をもらえます。
f:id:tabimania:20180218231220j:plain

機内からの景色

この路線は、長野県上空を通過後、日本海と陸地の境目あたりを飛行するので、天気がいいと、日本の名立たる山々を見ることができます。
機長からのアナウンスで今鳥海山が見えていますなんていう情報がもたらされるわけです。
また、青森空港付近ではその日の状況にもよると思いますが、岩木山を間近に見ることができます。

まとめ

・FDAはセントレアではなく、小牧空港発着です
・機体によって色が違います
・朝便ではパンが提供されます
・機内からは山々を見ることができます

東京ディズニーシー ビックバンドビートのJALラウンジ訪問記。JAL上級会員特典を解説します。

2017年末、ディズニーシーのビックバンドビート内にあるJALラウンジに行ってきました!どこもかしこも混雑しているディズニーシーの中で、数少ないゆっくり寛げる場所でした。今回は、予約方法と使用した感想をまとめます。

ちなみに、タイトルはラウンジ訪問記となっていますが、ラウンジとビックバンドビートの公演がセットになっております(ラウンジだけの利用は不可で、ラウンジ利用後に公演が待っています)。私はこの公演を初めて見ましたが、なかなか良かったです。今まで知りませんでしたが、人気がある公演だそうですね。今回説明する方法を使えば、公演の事前予約ができるので、楽して見たい方にもおすすめです。


目次

ビックバンドビート内のラウンジとは?利用条件は?

存在をご存じない方も多いと思いますので、このラウンジについて簡単に説明しておきます。

今回紹介するラウンジは誰でも入れるわけではなく、入室条件があります。それは、JALの上級会員であること(JMBクリスタル以上)です。JGC平会員では入室する権利はありません。

上級会員になるための方法はただ一つ、JALの飛行機にたくさん乗ることです。以下は、クリスタルステータスの獲得条件です(JALのHPより引用)

JALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便へのご搭乗が以下に該当するお客さまにお届けします。
毎年の1月~12月の12ヵ月間(暦年)で30,000FLY ONポイント(うちJALグループ便15,000FLY ONポイント)以上
または30回(うちJALグループ便15回)以上かつ10,000FLY ONポイント以上

ビックバンドビートのラウンジに入るためだけであれば、一番低いランクであるクリスタルでOKです。ラウンジに入るためだけに、飛行機に乗るのは大変そうですね。出張が多い方は獲得可能ではないでしょうか。


上級会員資格は4分類あり、それぞれ年度内にラウンジを利用できる回数が異なります。
ダイヤモンド、JGCプレミア会員 4月~翌年3月末の間に5回
サファイア、クリスタル会員 4月~翌年3月末の間に2回

上級会員資格を獲得すると、JALからステータスカードが送られてきます。こんなやつです。ラウンジに入る日はディズニーシーに忘れずに持っていく必要があります。
f:id:tabimania:20180112224833p:plain

予約方法

ラウンジを利用するためには事前に予約が必要です。
利用日の前月10日0:00~前日16:00(日本時間)までに予約する必要があります。とはいうものの、1回の公演につきラウンジ利用は5組限定なので、土日の予約は、予約開始後すぐに埋まってしまいます。

私の場合、12月にラウンジを利用したかったので、11月10日の0:00に予約サイトをチェックしました。私が行きたかった日程は残り僅かとなっておりましたが、何とか予約ができました。私が予約した後、もう一度確認してみるともう満席になっていました。また、別の土日に関しては私が予約した段階で結構埋まっている日程もありました。平日は比較的取りやすいかと思います。

というわけなので、ディズニーシーに行く日程が決まったら、前月10日の予約開始と同時に予約することをおススメします。

予約はJALのホームページから行います。

なお、1回の予約につき最大5名まで利用可能です。

ラウンジ入室方法

ラウンジは公演開演時間45分前から10分前までの最大35分間利用することができます。
ですので、開演45分前になったら、ビックバンドビートの建物に行きましょう。そして入口付近にいるスタッフさんに声をかけ、予約表とJALのステイタスカードを提示します。
すると、ラウンジまで案内してもらえます。

この辺りにスタッフさんが何人かいるはずですので、声をかけましょう。
f:id:tabimania:20180218115858j:plain

ラウンジの全貌とサービス

ラウンジ内の様子は写真でご紹介します。

エントランスはクリスマス仕様でした。
f:id:tabimania:20180218115935j:plain

ソファーは5人×5組のものが設置されていました。席は自由ですので、先に着いたグループから選ぶことができます。私が利用した回は自分たちも含め3組利用でした。ディズニーシーでこんなにくつろげる場所はなかなかないですよね。
f:id:tabimania:20180218120006j:plain

無料でドリンクをいただけます。外を歩いて冷えた体に温かいドリンクが染み渡りました。夏は夏でクールダウンによさそうですね。
f:id:tabimania:20180218120059j:plain

ラウンジ内いたるところが装飾されています。
f:id:tabimania:20180218120131j:plain
f:id:tabimania:20180218120200j:plain
f:id:tabimania:20180218120232j:plain

公演開始

公演会場は写真撮影禁止ですので、写真はありませんが、座席は、1階席の中央付近、ステージに向かってやや右側でした。予約席という表示がされていて、ラウンジ利用者が案内されます。非常に見やすくてよい席でした。

私、実はミュージカルアレルギーなので、はっきり言って公演には全く期待していなかったのですが、実際に見てみるとなかなかいいもんだなと思いました。これだけいいものを見せてくれるからディズニーチケットの値段は高いんだなと妙に納得してしまいました。今までほとんどライド系のみ利用でしたが、ディズニーの真の価値はショーなのでは?とちょっと思いました。

本題からはずれましたが、ミュージカルアレルギーの方にもおすすめです。

まとめ

・ディズニーシーのビックバンドビートにはJAL上級会員専用のラウンジが存在する
・ラウンジ利用者はあらかじめミュージカルの公演を予約可能
・公演前にラウンジでくつろぐことが可能
・公演は予約席で見ることができる

チャンスがあったら是非行ってみてください。

ANA機材変更でプレミアムクラスから普通席にダウングレード!プレミアムポイントが足りなくて解脱できない!?マイルやプレミアムポイントはどうなる?

私は2017年にSFC修行をしました。修行第3弾を国内線のプレミアムクラスを使って行うことにし、8月に予約を入れました。プレミアムポイントが50000を超えるように考え抜いて計画しました。計画は以下の記事を参照ください。

tabimania.hatenablog.jp


目次

お知らせは突然に

後は乗るだけという状態でしたが、修行の数日前にANAから一通のメールが届きました。そのメールは以下です。

//////////////////////////////////
いつもANAをご利用いただきありがとうございます。

お客様の予約内容に変更が生じました。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

【変更前】
[3] 10月〇日 ANA 450
福岡(20:30) - 名古屋(中部)(21:45)
プレミアムクラス
使用機材の変更により、搭乗クラスが変更になりました。

【変更後】
[3] 10月〇日 ANA 450
福岡(20:30) - 名古屋(中部)(21:45)
普通席
//////////////////////////////////


ふーん。機材変更か…。………。待てよ、これってヤバいやつかも!?と思うのに時間はかかりませんでした。
そうです、ヤバいやつなんです。
今回の機材変更では、プレミアムクラスがある機体から無い機体に変更されました。プレミアムクラスで予約をいれていた私は、必然的に普通席にダウングレードされました。

普通の旅行であれば、ダウングレードされちゃった、ですむのですが、今回は事情が違います。普通席に変更されたということは、プレミアムポイントも普通席分しか着かないのでないか?ということです。計画時に綿密に計算し、ギリギリ50000ppを超えるようにしたので、普通席に変更されると、50000に届かないのではないかということです。

で、規定を見てみると、以下の通りしっかりと書かれています。
f:id:tabimania:20180108154936p:plain

今回ポイントとなるのは一番下の一文です。
※普通席にご搭乗の場合、マイル積算比率は75%、搭乗ポイントは0ポイントとなりますのでご了承ください。

ちなみに、上記既定の通り、返金はあります。今回の区間の場合は1万円戻ってきます。でも、返金よりもポイントが欲しいのよ、修行僧は。

対策を考える

というわけで普通席に搭乗した場合のポイントを再計算してみると、このフライトを終えた時点のPPは49600ポイント!!
わずか400ポイント足りない計算です。機材変更は仕方ないとしても、予約通りであればもらえるはずだった搭乗ポイントが0になるのはなぜ!?搭乗ポイントを400ポイントくれるのであれば、50000ポイントジャストで逆におもしろいのにと思ったりして。

でも、このままでは追加フライトが必要になってしまうので、なんとかしないといけません。今回の修行は全7レグの修行であるため、今回の修行の全キャンセルは不可能。そんなことしたら、年内に修行が完結できなくなります。

次に考えたのが、ANAと交渉です。今回の機材変更はANA側の事情なので、交渉でPPをプレミアムクラス分つけてもらう交渉をしてはどうかというものです。しかしながら、上記の通り、規定にはしっかり取り決めがあり、通常では無理だと思われます。
というわけで、事前交渉ではなく、搭乗当日に空港のカウンターで交渉してみることに決定。カウンターの方が意思決定が速そうですし。都合のいいことに搭乗前に2時間ほど待ち時間もあるので、ちょうどいいです。それでだめなら、仕方がないと決心し、いざ、修行へ向かいました。

いざ、交渉!

当日までに予定のフライトはすべてこなし、いよいよ問題のフライトです。フライト前にチェックインカウンターに立ち寄ります。クレイマー感を出さないように質問形式で攻めてみます。女性のスタッフさん(以下、ス)が丁寧に対応してくださいました。やり取りは以下の感じでした。


「機材変更でプレミアムクラスから普通席にダウングレードされたのですが、この場合、マイルとプレミアムポイントはどうなりますか?変更前のままですか?それとも普通席の分ですか?」
「お調べしますので、お待ちください。」

スタッフさんが少し調べた後、裏へ。数分後、戻ってくる。

「お待たせいたしました。通常は普通席分になるのですが、弊社の都合での機材変更ですので今回は元々のプレミアムクラス分のマイルを付与いたします。」

おお!いきなりいい答え!交渉するまでも無く、質問だけでこちらの目的が果たせてしまいそうです。でも、マイルのことしか言っていないので念のため質問を続けます。

「わかりました。ありがとうございます。念のため確認ですが、プレミアムポイントも元々のプレミアムクラス分付与されるということでいいですよね?」
「お調べしますので、お待ちください。」

スタッフさん再び裏へ。数分後、戻ってくる。

「お待たせいたしました。プレミアムポイントに関しても、元々のクラス分をお付けいたします。ただ、申し訳ありませんが、この場で変更ができませんので、後日マイルとポイントの修正ということになります。ご了承ください。」
「ありがとうございます。後日で問題ありません。」

「マイルとポイントなのですが、本日普通席のご搭乗分が一度付与されます。その後、自動的に修正されますが、修正に2週間ほどかかる予定です。」
「わかりました。」

というわけで、無事プレミアムポイントが予定通りつくことが決まりました。この後書類を作成してもらいお礼を言って終了です。
これで一安心です。スタッフさんには丁寧に対応していただきました。ANAの好感度アップですね。

ちなみに、控えとして、もらえるのはこんな書類です。複写式のペラペラのやつですね。
f:id:tabimania:20180108164307j:plain


後日談

後日のマイルとプレミアムポイントの動きを追ってみましょう。なかなか見ることのない面白い動きをします。

まずは搭乗前日までの状態です。
f:id:tabimania:20180108170147p:plain

そして、搭乗翌日。他のフライト分も含めて、普通席搭乗分が加算されます。事前の計算通り400ポイント足りません。
f:id:tabimania:20180108170215p:plain

約10日後、変化が!なんと減算。普通席搭乗分が引かれたようです。
f:id:tabimania:20180108170245p:plain

そして、その日の夜ついに50000PPを超えます。プレミアムクラス分が加算されたようです。この時点では、まだブロンズ。(これは通常仕様のようです。)
f:id:tabimania:20180108170458p:plain

そして、約1日後。ついにプラチナです。めでたく解脱です。ポイント修正があったため、予定より2週間ほど遅いプラチナ達成となりました。
f:id:tabimania:20180108170553p:plain


まとめ

結果的にどうなったかというと、1万円(スカイコインで支払っていたため、厳密にはスカイコイン1万円分)が規定通り返金されたうえで、プレミアムクラス分のマイルとPPを獲得することができ、お得でした。


今回の教訓としては、綿密に計算した修行計画が航空会社の都合で、だめになりそうなときは、そのままあきらめずに、まずは交渉しようということです。もちろん、自己都合ではだめですし、天候都合でもだめだと思います。今回の場合は航空会社都合というところがポイントだったかと思います。

また、対応してくれるスタッフさんや空港にもよるかと思いますが、追加登録申請書という書類がわざわざ存在するということは、ANAという組織としてマイルを追加付与する準備があるということを意味すると思います。

今回のような事態は、通常のお客さんであれば、さほど問題ではない場合が多いとは思いますが、修行僧にとっては一大事です。まずは、相談してみることをおススメします。道が拓けるかもしれません。

2017年の修行の全貌は以下で記事にしています。
tabimania.hatenablog.jp


関連記事
tabimania.hatenablog.jp
tabimania.hatenablog.jp

株主優待券のメリットとJALとANAの株優の違いの検証 使用方法と注意点

ANAやJALの株主優待券使ったことありますか?最近両方とも使ってみたので、メリットや両社の違いをまとめてみます。

f:id:tabimania:20171017002447j:plain


目次

ANAやJALの飛行機に乗るときには

個人で飛行機に乗る時には割引運賃で航空券を購入するのが一般的かと思います。旅割とか先得とかいうタイプの運賃です。
基本はこれを使えばOKなのですが、直前になって急に旅行したくなった場合や旅割・先得が売り切れだった場合はどうするかというと、株主優待割引運賃を利用します。

自分は株主じゃないけど・・・という方もご安心ください。株主優待券さえ持っていれば株主優待割引運賃が利用できます。

株主優待券とは

正式名称「株主優待番号ご案内書」(ANA)、「株主割引券」(JAL)といい、その名の通り、航空会社が株主に配る優待券です。優待券を使用すると国内線を普通運賃の概ね半額で利用することができます。
注意しておきたいのは、普通運賃の半額であって旅割などの割引運賃の半額ではないということです。よって、運賃だけで見れば、旅割や先得のほうが安いことが多いです。
しかし、旅割・先得にはないメリットがあるため、なかなか使い勝手がよく、私もちょくちょく利用しています。

どんな時に役に立つ?

では株主優待券はどんな時に役に立つのでしょうか?一つは直前に旅行が決まった時です。株主優待券さえ持っていれば普通運賃の半額で飛行機に乗ることができます。
普通運賃はさすがに手が出ませんが、半額であれば使ってもいいかなという価格になりますので、利用価値があるかと思います。

どんな時に役に立つ?の二つ目は、日程変更が生じるかもしれない旅行です。仕事の都合で旅行の日程を変更しないといけなくなった場合でも株主優待運賃であれば日程変更可能です。
旅割のデメリットである日程変更不可、高いキャンセル料金が株主優待運賃であればクリアされます。

旅行の日程変更なんてしないよという方、私もつい先日まではそう思っていました。しかし、こんな場合はどうでしょう。
2017年夏の話なんですが、「大曲の花火」を見に秋田県に行ってきました。あらかじめ、秋田空港までの航空券を予約してありましたが、花火大会の前日に会場近くに大雨が降りました。
TVで見た方もいらっしゃると思いますが、会場の河川敷が浸水(というかTVで見る限り水没に近い)してしまったんですね。こんな状態では花火大会は開催できないのではないか?じゃあ秋田に行ってもやることがないな~。
行かないとなると、飛行機もキャンセルしないといけないし。といった具合で、急遽フライトのキャンセルを検討することになりました。今回の場合、台風などと違い飛行機は通常運行でしたので、行かないとなるとキャンセル料金が発生します。
私はこのときたまたま株主優待割引を利用していましたので、まあキャンセルしても最悪いいかなと考えることができましたが、旅割だったらフライト当日のキャンセルはハードルが高いです(金銭的に)。
(ちなみに、花火大会は関係者のご尽力によって無事開催され、私もキャンセルせずに見に行きました。)

何が言いたいかというと、今回のような、キャンセルになるかもしれないイベントに参加するためのチケットは株主優待で取るのもありだなと思ったということです。
どんなパターンがあるかを考えてみると、野外ライブ、スポーツ観戦がぱっと思いつきました。今後、これらのイベントのために航空券を予約するときは旅割にするか株主優待にするか検討しようと思います。
まあ、ほとんどの場合は旅割で事足りるでしょうが。


入手方法

株主優待券は色々な方法で入手可能です。
一般的な方法としては金券ショップで購入、ヤフオク・メルカリで購入です。ちなみに私は、金券ショップで買うことが多いです。価格は3000~4000円程度。
時期によっても変動しますし、地域差も大きいです。2017年8月に買ったときの状況ですが、名古屋で買うと4000円するANA・JALの優待券が東京では2950円で売られていました。
東京在住の方は、旅先で購入しようとせず、東京で購入した方がいいです。逆に地方の方は東京で購入できるのであれば東京で買った方が安いと思います。(実際に価格を見たのは名古屋だけですが)
有効期限によって価格差があることもあります。使用予定に応じて、期限が長いが高いもの、期限が短いが安いもの、どちらを買うかを検討してみてください。

使用方法

優待券には優待番号が書かれており、これをweb上で入力することで認証されます。金券ショップで買った時には、優待番号は隠されており、コインで削ることで利用可能です。

ANAとJAL 使用方法の違い

ANAの場合の使用方法は概ねこんな感じです。
①航空券を株主優待割引運賃で予約します。
②予約した航空券を購入します。
③搭乗日当日までに優待番号を入力します。

一方、JALの場合はこんな感じです。
①航空券を株主優待割引運賃で予約します。
②優待番号を入力します。
③予約した航空券を購入します。

何が違うのかというと、番号入力のタイミングです。何か違いがあるの?と思った方もいるかもしれませんが、違い大ありです。
通常、航空券は予約後数日以内に購入をしないと予約がキャンセルされるようになっています。JALの場合は優待番号を入力しないと購入ができないので、購入の段階で、優待券が必要なんですね。
ANAの場合は、優待番号を入れるのは後でいいので、購入の段階では優待券はなくても良いです。

乗りたい時間帯の航空券を見つけて、とりあえず予約しておこうと思い、株主優待券が手元にない状態で予約した場合に、ANAの場合は購入までできますが、JALの場合は数日以内に株主優待券を調達する必要があります。
ANAの方が余裕をもって考えることができますね。ただし、先の日程の予約の場合入力を忘れに注意ですが。

私はJALの株主優待券を初めて使ったときに、上記のことを知らなかったため、あわてて金券ショップに買いに行きました。

まとめ

・株主優待券のメリット
旅割などの早期割引運賃と違って、予約変更が可能です。また、万が一キャンセルしても数百円で済みます。
・入手方法
金券ショップで購入する場合は地域差に注意が必要です。なるべく安いところで買いましょう。
・JALの場合の注意点
株主優待番号を入力しないと航空券の購入ができません。あらかじめ準備が必要です。一方ANAの場合は入力前に航空券の購入が可能です。

キャセイパシフィック航空ビジネスクラス搭乗機 名古屋ー香港ーヨハネスブルク

キャセイパシフィック航空で香港経由でヨハネスブルクに行ってきました。
ビジネスクラスに搭乗しましたので、乗り心地などレポートしたいと思います。

旅程

旅程は名古屋ー香港ーヨハネスブルグです。
往路は名古屋ー香港は通常の座席タイプ、香港ーヨハネスブルグはフルフラットタイプの座席でした。復路は両区間ともフルフラットシートでした。

ラウンジ

ビジネスクラスですので、セントレアのラウンジが使用可能です。指定ラウンジはJALサクララウンジです。

搭乗

ビジネスクラスですので、優先搭乗可能です。搭乗するとウェルカムドリンクが配られます。キャセイはガラスのコップを使用しています。やはりガラスのコップだと雰囲気がいいですね。

シート

往路の香港までのシートはこんな感じです。フルフラットにはなりませんが4時間程度のフライトですので、苦になりません。
f:id:tabimania:20171016230205j:plain

食事

安定飛行に入ると、食事タイムが始まります。まずは、ナッツとドリンクです。その前に、おしぼりが配られます。このおしぼりですが、いつも考えられないくらい熱々です。初めての人は心の準備をしてから受け取らないとやけどをするかもしれません。
f:id:tabimania:20171016230310j:plain


続いて、前菜、メインと進んでいきます。
今回はビーフを選択しました。牛すじ肉の煮物みたいな感じですが、味付けがいまいちでした。キャセイの機内食は大概おいしくて好きなのですが、今回はあまり口にあいませんでした。まあ、こんなこともありますよね。
f:id:tabimania:20171016230342j:plain

メニューが英語と中国語なので、なんとなくはわかるんですが、細かい味付けまではわからないんですよね。予想通りのものがでてくる時もあれば、予想外のものが出てくることもある。これもまた一興です。キャセイではまずくて食べられなかったことはないですし、むしろおいしいものが多いと思います。


そしてデザートやフルーツが出てきます。ちなみに、最後はハーゲンダッツです。海外のダッツは日本のものより一回り大きいです。
f:id:tabimania:20171016230407j:plain

設備

エンターテイメントは映画などありますが、日本語版がない作品も多いです。
私はディスプレイに飛行マップを表示させておくことが多いのですが、キャセイは面白いです。何が面白いかというと、地名が中国語で表記されるということです。
知っている地名なんですが、中国語で表記されるとわからないものも多く、クイズとして楽しんでいます。マップは結構広域表示されるので、目的地とは全然関係ない場所の地名を中国語だとこう書くんだなと思いつつ見ています。だからなんだって話ですけど。暇なときにお試しください。
f:id:tabimania:20171016230800j:plain

香港で乗り継ぎ

香港到着後は乗り継ぎマークに向かって進んでいき、セキュリティーチェックを受けます。セキュリティーチェック後、一つ上の階に上がると、出発ロビーとなっています。
ここの乗り継ぎは比較的わかりやすいので、初めての人でも問題ないと思います。

キャセイで香港乗り継ぎのときの楽しみといえば、ラウンジです。ここのラウンジは素晴らしいです。ただし、ビジネスクラス用ラウンジが4つあり、それぞれ豪華さのレベルが違うので注意が必要です。
今回は出発ゲートから遠かったので行きませんでしたが、一番素晴らしいラウンジTHE PIERについては以下の記事でレポートしています。
tabimania.hatenablog.jp

再び搭乗

さてさて、続いて香港ーヨハネスブルグ便に搭乗です。こちらは約12時間の旅ですので、フルフラットシートです。ヘリンボーン配列の全席が通路に面している構造です。
足元広々で快適。お気に入りのビジネスクラスです。収納もばっちり。しかし、靴入れは小さくて、入れるのに苦労しました。ちなみにスリッパは用意されていませんので必要な方はご自分で準備する必要があります。
f:id:tabimania:20171016231835j:plain

香港ーヨハネスブルグ間は往復ともB777でした。復路の香港ー名古屋でぱっと見変わらないシートに座ったのですが、こちらは機種が違いA330でした。
A330のほうが小物入れとか、頭上の物入もサイドポケットもすべてが小さかったです。連続で搭乗しなければ違いに気づかなかったと思います。

アメニティー

長距離路線ではアメニティーがこんな感じのポーチに入れられて配られます。
中身は歯ブラシとか靴下とかクリームとかよくあるやつです。往路と復路で違うデザインのポーチでした。
f:id:tabimania:20171016231807j:plain

食事と飲み物

お食事はこんな感じです。長距離路線のディナーでビーフを選ぶと大体ステーキが出てきます。おいしいです。南アフリカ産赤ワインによく合います。
f:id:tabimania:20171016231111j:plain

フルフラットシートでぐっすり眠った後の朝食はこんな感じです。朝はパンと思いきや、ちゃんとメインがあります。
私はいつも中華粥を選択します。香港の航空会社というだけあってお粥がおいしいです。パンとお粥って面白い組み合わせですが。
f:id:tabimania:20171016231003j:plain
f:id:tabimania:20171016231028j:plain


帰路の食事はというと、またビーフです(笑)。以前搭乗した時にも出てきたんですが、牛肉にコチジャンを付けて食べる料理が出ることがあり、これがおいしいんですよね。ビールやごはんによく合います。


また、今年から始まったみたいですが、キャセイオリジナルビールというのがありました。その名もBetsyBeer。試しに一本飲んでみましたが、おいしかったです。アロマホップ系のビールでプレモルとか好きな人は好きな味だと思います。
f:id:tabimania:20171016231150j:plain

まとめ

総合すると、キャセイのビジネスおススメです。今まで何回か乗っていますが、長時間でも非常に快適に過ごせます。機会があればぜひまた乗りたいと思います。