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オーストラリア シドニー近郊の世界遺産ブルーマウンテンズで雄大な景色に感動 服装・楽しみ方など

2017年7月某日、オーストラリアのシドニー近郊にある世界遺産、ブルーマウンテンズに行ってきました。天気も素晴らしく期待通りの風景を見ることができました。今回はブルーマウンテンズ観光についてレポートします。
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目次



シドニーまでの旅程は以下の記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp

ブルーマウンテンズとは

シドニー近郊(車で2時間ほど)にある世界遺産で、ユーカリの木に覆われた山々です。ユーカリに含まれる油分が気化し、そこに日光が当たることで、大気が青っぽくみえることがブルーマウンテンズという名前の由来だそうです。
観光としては、奇石スリーシスターズの見学、シーニックワールドというケーブルカーや遊歩道を備えた施設、そしてもちろん展望台からの山々の風景があります。

楽しみ方

私はオプショナルツアーで参加しました。ツアーの予約はVELTRA(ベルトラ)で行いました。

現地近くまでは電車も通っているので、個人でも行くことができます。もちろんレンタカーでもOK。
私は一人旅だったこともあり、オプショナルツアーに参加しました。結果的にはガイドさんのおかげで、ブルーマウンテンズのことやオーストラリア豆知識を詳しく知ることができ満足しています。ちなみに、参加したのは日本語ツアーです。

服装

私は2017年7月下旬に訪れました。シドニーの街中では長袖シャツくらいでちょうどよい気候でしたが、ブルーマウンテンズではダウンジャケットを着ました。気温はそこまで低くはありませんでしたが、風が強く、展望台などは結構寒かったです。ほかの参加者もダウンやコートはみなさん着ていました。ニット帽をかぶっていた方もいました。冬場に行かれる方は、脱いだり着たりできる温かい服装で行かれることをおススメします。

ツアーのゴール

現地に到着する前にガイドさんから、このツアーでのゴール(目標)を教えてもらいました。
このツアーの目標とそれぞれの点数は晴れること(80点)、山がブルーに見えること(100点)、ライアーバードが現れること(200点)の3つだそうです。
当たり前ですが、せっかく観光にきても天気が悪いこともあります。ブルーマウンテンズはその名の通り山なので、霧もでやすいそうで、なかなかベストなコンディションの日に行くのは難しいそうです。なので、晴れて景色が見れたら及第点の80点。
さらに、山が青く見えるのも毎日ではなく、雨上がりの晴れた日が一番確率が高いそうです。虹が見えるのと同じような原理とのこと。ここまで見えれば、ブルーマウンテンズに行った価値があったと判断できます。なので、ブルーに見えたら100点。
さらにさらに、ブルーマウンテンズにはライアーバードという鳥がいまして、これがたまにしか姿を見せないそうです。10~20回行って一回見れるくらいの確率と言っていたと思います。ガイドさん曰く、これが見れたら200点とのことです。(日本の山でいうところの雷鳥が見れたらラッキーみたいな感じでしょうか。)
さてさて、今日はどうなることでしょうか。天気は良さそうなので、期待しつつ現地に向かいました。

シーニックワールド

ブルーマウンテンズ観光のための施設の名前をシーニックワールドといいます。
ケーブルカーと2つのロープウェイで渓谷の景色を下から上から眺めることができます。
各所に工夫が凝らされていて、かなり楽しめました。

ケーブルカー

まずはケーブルカーに乗って、ブルーマウンテンズの谷の中に降りていきます。このケーブルカーが普通ではなく面白いのです。
何が普通でないかというと、傾斜が世界一(最大52度)なのです。しかも座席の傾きを変えることができ、より傾斜を高めることができます。どこかにつかまっていないと転げ落ちてしまうレベルです。私は日本のケーブルカーはすべて乗りましたが、シーニックワールドのケーブルカーは別の乗り物のようでした。
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乗り場では、写真のように椅子がV字くらいの角度になっていますが、出発するとこの座面が普通に座っているときの感じになります。


出発前に前方のレールを見ると、先が見えませんでした。ちょうど、ジェットコースターが落下を始める前のようなレールの見え方でした。
出発直後から斜度が一気に増して、おぉ~!ってなること間違いなしです。(絶叫マシンではないので、スピードは普通のケーブルカーと同じくらいです。また、乗車時間も1~2分程度です。)
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ちょっと写真では伝わりにくいのが残念。


ケーブルカーを降りると、スリーシスターズと呼ばれる3つ連なった奇石を見ることができました。
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また、今日は山がブルーに見えています。これで100点は達成です。すごく青いです!

森の中を散策

ケーブルカーを降りてからは、ロープウェイ乗り場まで、森の中を散策です。ここはかつて炭鉱だったとのことで、各所にその面影がみられます。
日本人になじみ深いスポットとしてはファイト一発!のCMで使用された崖を見ることができました。こんなところで撮影したんだ~という感じですよね。
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そんな感じで歩いていると、遊歩道の脇の森の中からなにやら音が。どうやらこれがライアーバードというやつらしい。(保護色なので写真だとわかりませんでした。よって写真は非掲載)
思っていたより大きく、そしてそんなにきれいなものではありませんでした。反対を向いていたので、顔は見えませんでしたが、胴体ははっきりとみることができました。これを見れたら200点とガイドさんに言われていたので、ラッキーだったんでしょう。ありがたみはわかりませんが、なんせ200点だからすごいのです。

ロープウェイその1

そんなこんなで、次はロープウェイに乗車。広々としたロープウェイでした。
ここからの景色はこんな感じ。
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背後にある岩山はウルルと同じ1枚岩で大きさもほぼ同じとのこと。

ロープウェイその2

元いたケーブルカーの乗り場(山の上)に戻り、続いてもう一つのロープウェイに乗車。こちらは山を登るためのロープウェイではなく、谷を渡るためのロープウェイ。雄大な景色を見ることができました。また、前半分は金網になっていて風が入ってきます。網の隙間から写真が撮りやすかったです。
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このロープウェイは床部分が透明になっている部分がありスリルを味わうことができます。1段高い部分です。完全な透明ではありませんが。
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スリーシスターズの展望台

その後、名物のスリーシスターズを間近で見るために展望台へ。ブルーマウンテンズをバックにスリーシスターズをみることができます。その名の通り、岩が3つ。左から長女、次女、三女だそうです。大昔は7姉妹だったそうですが、だんだんと岩が削れて、今は3姉妹だそうです。4人目の名残がわずかにみえます。
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アップにするとこんな感じ。
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次にこちらは、別の展望台にて。裏側からみるスリーシスターズです。
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まとめ

これにて、ブルーマウンテンズ観光は終了です。
山が好きということもあり、個人的にはかなり楽しめました。日本にはない山の風景を見ることができ、山が青いのも見ることができ、さらにはライアーバードも見ることができたので、大満足です。
世界遺産になっているだけあって、また訪れたいと思う美しい風景でした。
シドニーに行った際にはぜひ行ってみることをおススメします。

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