ANA国際線 羽田ーシドニー線 プレミアムエコノミークラス搭乗記
ANA国際線のプレミアムエコノミークラスに搭乗しました。プレミアムエコノミークラスはエコノミーとビジネスの間という位置づけです。羽田ーシドニー線を利用しましたので、実際に体験してみて感じたことをレポートします。
目次
国際線プレミアムエコノミークラスとは
「ゆったりとした席でワンランク上の空の旅を」というコンセプトのクラスで、エコノミークラスよりワンランク上の座席です。座席はもちろんのこと、サービス内容もワンランク上です。
チェックイン
国内でのチェックイン
出発空港で優先カウンターを使用可能です。しかし、出発空港から国内線に搭乗し、他空港で国際線プレミアムエコノミークラスに乗り継ぐ場合は国内線出発空港では優先カウンターは使用できません。私はまさに後者のパターンでしたので、優先カウンターは利用できませんでした。空いていたので、全く問題ありませんでしたが。
シドニーでのチェックイン
シドニー国際空港では、搭乗時間の3時間前にならないとANAのチェックインカウンターがオープンしません。
オープンの少し前から並び始めている人も結構いました。
預け手荷物がなかったので、シドニーでは自動チェックイン機を利用しました。自動チェックイン機は何台か設置されていました。3時間前くらいに操作してみましたが、はじめはうまくいきませんでした。隣で操作していた乗客もうまくいっていなかったようなので、時間の問題だったのでしょうか?後ほど、試してみると無事自動チェックインができました。
搭乗前のサービス
ANAラウンジが利用可能です。海外の空港では指定のビジネスクラスラウンジが使用可能です。ANA便の出発時間帯にオープンしているスターアライアンスのラウンジはニュージーランド航空のラウンジのみですので、こちらを案内されます。
搭乗
優先搭乗はありませんので、エコノミークラスと同じタイミングでの搭乗となります。
シドニーの空港ではこんな案内も張られていました。
座席
座席はエコノミークラスの数倍いいですが、ビジネスクラスには遠く及ばないといった感じです。
しかしながら、エコノミークラスでは横が3-3-3の配列のところを、プレミアムエコノミークラスでは2-3-2の配列ですので余裕があります。さらに、シートピッチが広いので、足元に余裕があります。
座席はこんな感じです。雰囲気は国内線のプレミアムクラスに似ています。
細部もプレミアムクラスに似ている印象です。
しかしながら、国内線プレミアムクラスと違って、前の座席の人がシートを倒すとちょっと狭くなります。
モニターは前の座席についています。最前列の座席では、収納式になっています。
また、最前列の席以外はフットレストがありますが、最前列の席にはフットレストがないので、足が疲れました。足元は広くてよいのですが、考え物です。
ちなみに復路便はプレミアムエコノミーは満席で、エコノミーはガラガラでした。エコノミーでは3席使用して横になって寝ている人もおり、これくらい空いているならば、エコノミーのほうが足が楽そうだなと思いました。
機内食
基本的にはエコノミークラスの機内食と同じです。
往路の食事です。ちらし寿司でした。
復路は天丼でした。
その他、希望があれば軽食をいただくことができます。深夜ということもあり、オーダーしませんでしたが。
往復とも深夜便ですので、夕食の後に朝食らしきものが配られました。
到着前は朝食のサービスはなく、飲み物のみの配布でした。
往路便の朝食。サンドイッチですね。
復路便の朝食。(ぴんぼけですみません)
夜中にギャレーの前を通ったら、お菓子などが置かれていましたので、いくつかいただきました。
飲み物
エコノミークラスの飲み物に加えて、スパークリングワインや焼酎などが追加されるようです。私はビールとソフトドリンクしか飲みませんでしたが。
シドニー到着前に
まもなくシドニー国際空港に到着というタイミングで窓の外を見ていると、これから向かう予定のシドニーの街並みが見えます。なんとオペラハウスとハーバーブリッジもちゃんと見えました。
帰りの便にて
今回の旅行は、シドニーには1泊だけして帰国する旅程でした。1泊だけで帰ると、往復同一クルーとなります。修行僧の方は注意してください。
修行についてはこちらの記事にまとめてあります。
tabimania.hatenablog.jp
同一クルーの恐怖はこちらの記事で(笑)
tabimania.hatenablog.jp
価格分の価値はある?
実際乗ってみて、価値は微妙だと思います。エコノミークラスが混んでいる場合はいいと思いますが、今回の帰国便のようにエコノミークラスが空いている場合はエコノミーでいいかなと思います。酒もビールがあれば満足ですしね。
まとめ
・搭乗前にはラウンジが利用可能です
・座席は広いですが、結構疲れます
・食事はほぼエコノミークラスと同じです
・全体的に国内線プレミアムクラスに似ている印象です
興味がある方は1度くらいは体験してみてはいかがでしょうか?