旅マニア トイトイの旅行とマイル

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SFC修行を国内でするなら日帰りでタッチする?宿泊して周遊する?両者のメリット・デメリットを比較します

私は、2017年にSFC修行を行いました。
修行には国内線、国際線とも使いましたが、今回は国内線を使った修行をどのように行うとよいかを考えてみます。

私の場合、日帰りで石垣タッチもやりましたし、1泊で色々な空港を巡ったりもしました。両方をやってみてわかった、メリット、デメリットを解説してみます。

SFC修行とは

本題に入る前に、SFC修行についておさらいしておきます。
ANAの上級会員資格の1つであるプラチナメンバーになると、スーパーフライヤーズクラブ(SFC)というクレジットカードの入会資格が得られます。
このカードを所有する限り、プラチナメンバーと同等の優遇が受けられます。
この入会資格を得るためだけに、飛行機に乗る行為をSFC修行と言い、やる人を修行僧と呼びます。
これをやってみたというわけです。

プラチナメンバーになるためには1月~12月の間に50000プレミアムポイント(PP)を貯める必要があります。

1PP稼ぐために必要な金額をPP単価と呼び、PP単価をなるべく安く抑えるように計画するのが定石です。


タッチとは?周遊とは?

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本記事では「タッチ」と「周遊」という言葉を使っていますので、そえぞれの意味を定義しておきます。

タッチ・・・出発地から目的地に飛び、すぐに出発地に戻ること。目的地に「タッチ」して帰ることから、このように呼ばれている。A空港→B空港→A空港という行程です。

周遊・・・目的地を出発後、いくつかの空港を巡って目的地に戻ること。例えば、A空港→B空港→C空港→D空港→A空港のような行程です。

私の場合、タッチは名古屋→石垣→名古屋の行程でした。
詳しい内容はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

また、周遊は名古屋→那覇→成田→那覇→関空→那覇→福岡→名古屋の行程でした。
詳しい内容はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

両方のパターンを行ってみると、メリット・デメリットを色々と感じましたので、比較してみます。

タッチ修行のメリット・デメリット

メリット

・計画が立てやすい
 行先の空港さえ決めてしまえば、もう計画は立ったようなものです。
・休みが少ない人でもやりやすい
 1行程が1日で完結しますので、連休がなくても修行することができます。
・ホテル代がかからない
・修行している感がある
 たどり着いた空港から外に出ずに戻ってくることは、良い人生経験になるかもしれません笑

デメリット

・修行回数が多くなる分、自宅から出発空港までの移動費用が多くかかる
・何回も同じ路線に乗ることになり新鮮味がなくなる
 同じ路線でなくてもいいのですが、PP単価的に有利な路線は決まってしまうので、安い路線に何回も乗ることになる場合が多いです。

周遊修行のメリット・デメリット

メリット

・計画を立てるのが面白い
 これは人によると思いますが、よいルートを考えるのは結構難しいです。でも、良いルートが見つかった時の喜びがあります。
・宿泊先で観光できる
 フライトの時間にもよりますが、観光ができるかもしれません
・自宅から出発空港までの移動回数が少なくすむ
・ずっと飛行機に乗れて楽しい
 修行を志す人なら飛行機に乗るのは好きなはず。周遊ならたくさん乗れます。

デメリット

・計画を立てるのが難しい
 日本国内をめぐるルートを考えると無数にパターンがあり、難しいです。ルート検索を苦痛に感じる方にはデメリットとなります。
・ホテル代がかかる
・連休がないとできない
・乗り継ぎ失敗リスクが高くなる
 飛行機に多く乗る分、乗り継ぎに失敗する確率は高くなります。1便遅れるとピンチになります。
 

まとめ

タッチ、周遊どちらを楽しいと思うかは人それぞれ。私としてはどちらも楽しいです。ご自分にあった修行スタイルを見つけてもらえればと思います。

費用面で注意したいのが、自宅から出発空港までの交通費がばかにならないということです。
費用を安く抑えようとすると、宿泊を避けるという選択になりがちですが、自宅から出発空港までの交通費を考えると、宿泊した方が安い場合もでてきます。

自宅から空港が近い人は問題になりませんが、ちょっと距離がある方、自宅から空港までの移動費を一度確認してみてください。


ANAマイルをスカイコインにかえて、修行費用を捻出することができます。
tabimania.hatenablog.jp