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ANAカード徹底解説 ANAカードのメリット、カードの種類による違いを解説します

ANAマイルを効率よく貯めるために役立つカードとして、ANAカードがあります。ANAカードには様々な種類があり、始めての方は何を選んでよいかわからないと思います。
本記事ではANAカードの特徴とカードの種類ごとのメリット・デメリットを紹介します。また、お得な利用方法も紹介したいと思います。
ぜひとも、ご自身にあったANAカードを見つけてください。

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ANAカードとは?

利用するたびにANAのマイルに交換できるポイントが貯まるクレジットカードです。ANAに関係する商品の購入以外の普段のショッピングでもANAのマイルが貯まります。もちろんANAの航空券を買う際にはよりお得な特典があります。
ANAカードはカードの種別(一般カード、ゴールドカードなど)、国際ブランド(VISA、JCBなど)・提携先(JR東、東急など)が複雑に絡み合っており、カードの種類がたくさんあります。
それぞれ、年会費などが異なるので、自分にとって一番適したANAカードを選ぶのに苦労します。適したANAカードが選べるように、解説していきます。

カードの種類

カードの種別

まずカードの種別ですが、ANAカードには「一般カード」「ワイドカード」「ワイドゴールドカード」「プレミアム」の4つの種別があります。ワイドカードは一般とゴールドの中間の位置づけです。

国際ブランド・提携先

国際ブランドは一般的によく見るブランドで、「VISA」「マスター」「JCB」「アメックス」「ダイナース」の5つです。
国際ブランドに加えて、さらに提携先があり、「JR東日本」「東急」「東京メトロ」「西鉄」の4つと提携しています。例えば、東京メトロと提携したANAカードは「ANA To Me カード Pasmo JCB」という名前がついており、Pasmoの機能がついています。

このため、カードの種類としては国際ブランドがJCBであっても数種類のカードが存在します。例えば、「JCB一般カード」「ANA To Me カード Pasmo JCB」のような感じです。同じJCBでも、前者はPasmoの機能がついておらず、後者にはついています。

カードの種類をまとめたものがこちらです。

一般 ワイド ワイドゴールド プレミアム
VISA
マスター ×
JCB
アメックス ×
ダイナース × ×
TokyuPointClubQPasmoマスター × × ×
To Me カード Pasmo JCB × × ×
VISA Suica × × ×
VISA nimoca × × ×

この表で〇になっているものが発行可能です。
表を見るとわかるとおり、提携カードには一般カードの設定しかありません。

ANAカードのメリット

カードごとの細かい違いを解説する前に、ANAカードの全般的なメリットを紹介します。

搭乗ボーナスマイル

まずは、搭乗ボーナスマイルについてです。搭乗ボーナスマイルは3種類あります。「ANAカードに入会後初めて搭乗した時」、「カード更新時」、「毎回のフライトのマイルに加算されるボーナスマイル」の3つです。

一般カード ワイド・ワイドゴールド プレミアム
入会ボーナス 1000マイル 5000マイル 10000マイル
更新ボーナス 1000マイル 2000マイル 10000マイル
搭乗ごとのボーナス 10% 25% 50%


このうち、入会ボーナスと更新ボーナスは重複付与されます。つまり、ANAカードを2種類所持していれば、2枚分の入会・更新ボーナスがもらえます。
一方、搭乗ごとのボーナスは一番高いボーナスがつくカードの分のみ付与されます。例えば、一般カードとワイドカードを所持している人はワイドカードの分の搭乗ボーナスマイルはもらえますが、一般カード分の搭乗ボーナスマイルはもらうことができません。

ANAカードファミリーマイル

ANAカードに入会すると、ANAカードファミリーマイルを利用することができます。ANAカードファミリーマイルは無料で利用できるサービスです。

通常、マイルは個人ごとに加算され、個人ごとにしか使用できません。よって、飛行機の利用が少ない人は使用できるほどマイルが貯まらない場合が多いと思います。
ANAカードファミリーマイルに登録すると、家族のマイルを合算して利用することができます
あまり、飛行機に乗らない家庭でも、家族のマイルを合わせると、特典獲得の難易度が下がります。


プライム会員=親会員にファミリー会員=子会員を紐づける形式になっています。登録するには、18歳以上の方は、ANAカード(家族カードを含む)を所有している必要があります。また、18歳未満の方はクレジットカードが作れませんのでANAマイレージクラブ(AMC)会員である必要があります。

ANAカードファミリーマイルを利用すると、利用しない場合と比較してマイルが非常に使いやすくなります

ANAカード全般の特徴

マイルの還元率と付与方法

一般カードやワイドカードの場合、1000円ごとに5マイル獲得というのが基本(還元率0.5%)です。実際には月の利用金額1000円ごとにクレジットカードのポイントが1ポイント加算されます。このポイントが1ポイント=5マイルに交換できるというシステムです。
カード年会費以外に移行手数料を払うと、1ポイント=10マイルに交換することも可能です。移行手数料はVISAやマスターの場合は6480円、JCBの場合は5400円です。

カードごとの特徴

カード種別(一般・ワイド・ワイドゴールド)による違いを見ていきます。(プレミアムは高価すぎるのでここでは割愛します)。
他のクレジットカードと同様、ランクが高くなるほど、年会費が高くなります。

年会費

まずは年会費を見ていきましょう。

年会費一覧(消費税込)

一般 ワイド ゴールド
VISA 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
マスター 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
JCB 本:2160円、家:1080円 本:7830円、家:1620円 本:15120円、家:4320円
VISA Suica 2160円、家:設定なし 設定なし 設定なし
VISA nimoca 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
TokyuPointClubQPasmoマスター 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
To Me CARD Pasmo JCB 本:2160円、家:1080円 設定なし 設定なし
アメックス 本:7560円、家:2700円 設定なし 本:33480円、家:16740円
ダイナース 設定なし 設定なし 本:29160円、家:6480円

※本は本会員、家は家族会員

なお、アメックス以外の一般カードは入会後1年間年会費無料です。

家族カード

JALカードでは家族カードを作ることができます。ただし、Suicaのみ家族カードの設定がありません。家族カードを作りたい方は、Suicaが選択肢から外れます。

年会費の割引制度

VISAとマスターに限り年会費の割引制度があります

年会費一覧(消費税込)

割引なし WEB明細書 マイペイすリボ WEB明細書+マイペイすリボ
一般 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:1107円、家:513円 設定なし
ワイド 本:7830円、家:1620円 本:7290円、家:1620円 本:6777円、家:1053円 設定なし
ワイドゴールド 本:15120円、家:4320円 本:14040円、家:4320円 本:11340円、家:2700円 本:10260円、家:2700円
VISA Suica 2160円、家:設定なし 1620円 811円 設定なし
VISA nimoca 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:811円、家:513円 設定なし
TokyuPointClubQPasmoマスター 本:2160円、家:1080円 本:1620円、家:1080円 本:811円、家:513円 設定なし

※本は本会員、家は家族会員

まずは、WEB明細書による割引ですが、毎月の明細を郵送ではなくWEB閲覧にすると年会費が割引になります。こちらは、割引効果が小さいです。

次に、マイペイすリボですが、すべての支払いをリボ払いにするものです。月々の支払金額を利用限度額に設定しておけば、実質1回払いを使っているのと変わらなくなりますが、年会費が割引になります。こちらは割引効果が大きいです。

ワイドゴールドカードのみ、両者の合わせ技でさらに年会費が割引となります。なんと元の年会費から約5000円引かれます。
ゴールドカード発行のハードルがかなり下がります。

To Me CARD Pasmo JCB(ソラチカカード)の特殊能力

To Me CARD Pasmo JCBは通称ソラチカカードと呼ばれます。このカードを持っていると、メトロポイントを90%の交換レートでANAマイルに交換することができます。簡単に言うとANAマイルがザクザク貯まるんですね。

またソラチカカードほどではないですが、VISA nimocaカードを所有しているとnimocaポイントをANAマイルに70%の交換レートで交換することができます。

こちらについては以下で記事にしていますので、ご覧ください。
tabimania.hatenablog.jp

ANAカードの発行はどのようにするとお得?

カードの発行は公式サイトから行ってはいけません。損します。
必ずポイントサイトを経由しましょう。ポイントサイトを経由するだけで、時期によりますが、数千マイル程度が獲得可能です

まとめ

・カードによって年会費が異なる
・VISAやマスターカードは年会費の割引制度がある
・ソラチカカードには特殊能力がある
・カードは公式サイトから発行せず、ポイントサイト経由で発行する



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JALカード徹底解説 JALカードのメリット、カードの種類による違いを解説します

JALマイルを効率よく貯めるために役立つカードとして、JALカードがあります。JALカードには様々な種類があり、始めての方は何を選んでよいかわからないと思います。
本記事ではJALカードの特徴とカードの種類ごとのメリット・デメリットを紹介します。また、お得な利用方法も紹介したいと思います。
ぜひとも、ご自身にあったJALカードを見つけてください。
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JALカードとは?

利用するたびにJALのマイルが貯まるクレジットカードです。JALに関係する商品の購入以外の普段のショッピングでもJALのマイルが貯まります。もちろんJALの航空券を買う際にはよりお得な特典があります。
JALカードはカードの種別(普通カード、ゴールドカードなど)、国際ブランド(VISA、JCBなど)・提携先(JR東、東急など)が複雑に絡み合っており、カードの種類がたくさんあります。
それぞれ、年会費などが異なるので、自分にとって一番適したJALカードを選ぶのに苦労します。適したJALカードが選べるように、解説していきます。

カードの種類

カードの種別

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まずカードの種別ですが、JALカードには「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」の4つの種別があります。CLUB-Aカードは普通とゴールドの中間の位置づけです。券面はゴールドのような色なのですが、ゴールドカードではありません。

国際ブランド・提携先

国際ブランドは一般的によく見るブランドで、「VISA」「マスター」「JCB」「アメックス」「ダイナース」の5つです。
国際ブランドに加えて、さらに提携先があり、「JR東日本」「東急」「小田急」の3つと提携しています。例えば、JR東日本と提携したJALカードは「JALカードSuica」という名前がついており、Suicaの機能がついています。

このため、カードの種類としては国際ブランドがJCBであっても数種類のカードが存在します。例えば、「JCB普通カード」「JCB普通カードSuica」のような感じです。同じJCBでも、前者はSuicaの機能がついておらず、後者にはついています。

カードの種類をまとめたものがこちらです。

普通 CLUB-A ゴールド プラチナ
マスター ×
VISA ×
JCB
JCBディズニー
JCBSuica × ×
TokyuPointClubQマスター ×
TokyuPointClubQVISA ×
OPクレジットJCB ×
アメックス ×
ダイナース × × ×

この表で〇になっているものが発行可能です。
表を見るとわかるとおり、JCBSuicaにはゴールドカードやプラチナカードの設定がないというような、設定がないカードも多数あります。

JALカードのメリット

カードごとの細かい違いを解説する前に、JALカードの全般的なメリットを紹介します。

搭乗ボーナスマイル

まずは、搭乗ボーナスマイルについてです。搭乗ボーナスマイルは3種類あります。「JALカードに入会後初めて搭乗した時」、「毎年の初回搭乗時」、「毎回のフライトのマイルに加算されるボーナスマイル」の3つです。

普通カード 普通カード以外
入会搭乗ボーナス 1000マイル 5000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1000マイル 2000マイル
搭乗ごとのボーナス 10% 25%

ツアープレミアム

JALカード会員になると、ツアープレミアムに加入することができます。ツアープレミアムはJALカードのオプションでカード会員だけが加入することができるサービスです。
カードの年会費とは別に2160円/年かかりますが、安い運賃でJAL便に搭乗しても区間マイルが100%加算されるサービスです。エコノミークラスで海外旅行に行く際には検討の余地があると思います。
詳しくは、こちらの記事にまとめてあります。
tabimania.hatenablog.jp

家族プログラム

家族プログラムを利用することができます。家族プログラムは無料で利用できるサービスです。
このサービスは他の特典と比べると地味なんですが、実は一番使える特典だと私は思います。

通常、マイルは個人ごとに加算され、個人ごとにしか使用できません。よって、飛行機の利用が少ない人は使用できるほどマイルが貯まらない場合が多いと思います。
家族プログラムに登録すると、家族のマイルを合算して利用することができます

例えば夫婦で5000マイルずつマイルを持っていた場合、家族プログラムに登録していなければ、特典航空券(最低交換マイルは6000マイル)に交換することはできません。
しかし、家族プログラムに登録すると、これを合算して10000マイルとなり、特典航空券に交換することができます。
あまり、飛行機に乗らない家庭でも、家族のマイルを合わせると、特典獲得の難易度が下がります。

家族プログラムに登録できる条件をJALのサイトから引用します。

親会員(1名)、子会員(9名まで)のご登録が必要です。
[親会員]
20歳以上のJALカード個人本会員の方
(学生専用JALカード navi会員を除く)
[子会員]
親会員と生計を同一にする配偶者および一親等のご家族*
18歳以上:JALカード個人本会員
(JALカード navi会員を含む)
または家族会員の方
18歳未満および18歳の高校生:JMB会員の方

親会員に子会員を紐づける形式になっています。登録するには、18歳以上の方は、JALカード(家族カードを含む)を所有している必要があります。また、18歳未満の方はクレジットカードが作れませんのでJMB会員である必要があります。

家族プログラムを利用すると、利用しない場合と比較してマイルが非常に使いやすくなります。おススメです。

JALカード全般の特徴

マイルの還元率と付与方法

200円で1マイル獲得というのが基本(還元率0.5%)です。後述のショッピングプレミアムに加入すると、100円で1マイル獲得(還元率1%)となります。
ショッピングプレミアムに加入している人が、後述の特約店を利用すると、100円で2マイル獲得(還元率2%)となります。
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ショッピング利用分に対するマイルは、月に1回まとめて付与されます。
ただし、1ヶ月分の利用金額に対して付与されるマイル数が決まるのではなく、獲得マイルの計算は会計ごとに行われるので注意が必要です。

例えば、月間の利用金額が10万円ですべての買い物の還元率が1%だった場合、1000マイル獲得できそうですが、実際にはそうではありません。
これは、マイルの計算が1会計ごとになっているためです。

JALカード決済でのマイルの貯まり方には特徴があります。還元率が1%の場合で考えてみましょう。
1回の会計で100円使ったとすると、この100円に対してマイルが計算されます。この場合は1マイルとなりますね。ちなみに、JALカードのカウント方法では50円以下は0円、51円~150円は100円というように数えます。

月に買い物した全ての会計に対してこのように計算しそれを合計してその月に付与されるマイルが決まります。

極端な例を挙げると、JALカードの場合、50円のもの100個を100回に分けて会計すると、5000円決済しているにも関わらず、1マイルもたまらないんですね。
逆に、51円のもの100個を100回に分けて会計すると、5100円ですが、なんと100マイルたまります。
特約店分の付与マイルを簡単に計算するためにこの方式になっているのだと思います。

このJALカードの特徴は覚えておくと、いざマイルが付与されたときに、計算と合わないな?ということがないかと思います。

特約店

以下に挙げた提携先を特約店と呼び、特約店で買い物をすると、JALマイルが2倍貯まります。通常の還元率は0.5%ですが、特約店では1%になります。後述のショッピングプレミアムと併用すると、特約店でのマイル還元率は2%となるため、けっこうマイルが貯まります。

主な特約店としては、イオン、ファミリーマート、エネオスなどがあります。また、JALの航空券購入や機内販売も特約店扱いで、マイルが2倍貯まります。

特約店は他にもたくさんあります。リンクを貼っておきますので、詳細はJALのHPを参照ください。
JALカード - マイルが2倍たまる特約店

ショッピングプレミアム

JALカードにはショッピングプレミアムというオプションがあります。これは、カード利用時のマイル還元率を2倍にするオプションです。通常の還元率は0.5%ですが、これが1%になります。別途3240円/年の費用が必要(ゴールド、プラチナの場合は無料)ですが、本会員がショッピングプレミアムに申し込むと、家族会員も無料でショッピングプレミアムの恩恵を受けられます。

前述のとおり、ショッピングプレミアム加入者が特約店で買い物をした場合、還元率は2%(100円で2マイル)となります。

カードごとの特徴

カード種別ごとの特徴

次にカード種別(普通・CLUB-A・ゴールド・プラチナ)による違いを見ていきます。
他のクレジットカードと同様、ランクが高くなるほど、年会費が高くなります。

年会費

まずは年会費を見ていきましょう。

年会費一覧(消費税込)

普通 CLUB-A ゴールド プラチナ
マスター 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
VISA 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
JCB 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
JCBディズニー 2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
JCBSuica 2160円、家:設定なし 本:10800円、家:設定なし 設定なし 設定なし
TokyuPointClubQマスター 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
TokyuPointClubQVISA 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
OPクレジットJCB 本:2160円、家:1080円 本:10800円、家:3780円 本:17280円、家:8640円 設定なし
アメックス 本:6480円、家:2700円 設定なし 本:20520円、家:8640円 本:33480円、家:16740円
ダイナース 設定なし 設定なし 本:30240円、家:9720円 設定なし

※本は本会員、家は家族会員

なお、アメックス以外の普通カードは入会後1年間年会費無料です。
これを利用した裏技はこちらの記事にまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

家族カード

JALカードでは家族カードを作ることができます。ただし、Suicaのみ家族カードの設定がありません。家族カードを作りたい方は、Suicaが選択肢から外れます。

提携先ごとの特徴

提携先によるカードの特徴の違いとしてはオートチャージの違いがあります。
オートチャージは3種類あり、提携カードごとに対応しているオートチャージサービスが異なります
ちなみに、オートチャージとは電子マネーとクレジットカードを紐づけしておき、電子マネーの残高が設定金額を下回った場合に、クレジットカードのショッピング枠を使って、自動で電子マネーにチャージするサービスです。

基本的にはオートチャージした金額分もショッピング利用分としてマイルを獲得できますので、現金でチャージするよりもお得です。

JALカードではカードの種類によって、Suica、Pasmo、JMB WAONの3種類のチャージが可能です。表にまとめました。

Suica Pasmo JMB WAON
マスター、VISA、JCB、ディズニー × ×
JCBSuica 〇※ × ×
TokyuPointClubQマスター、VISA × 〇※
OPクレジットJCB × ×
アメックス、ダイナース × × ×

※JCBSuicaはSuicaへのオートチャージは可能だが、チャージ分のマイルはつかない。TokyuPointClubQマスター、VISAはPasmoへのオートチャージは可能だが、チャージ分のマイルはつかない。

この表を見るとわかる通り、カードの種類によって対応している電子マネーが異なるので、自分に適したカードを選択する必要があります。

後述する、JMB WAONのお得な使い方を実践したい方は、JMB WAONのチャージに対応したカードを選ぶ必要があります。
JMB WAONにチャージできるJALカードはマスター、VISA、JCB、ディズニーとTokyuPointClubQマスター、VISAです

JALカードのお得な使い方

JALカードのお得な使用方法と言えば、JMB WAONと連携させて使用する方法です
JMB WAONカードというWAONカードを利用すると、WAONポイントの代わりに、JALのマイルが貯まります。JMB WAONによる決済で200円につき1マイル加算されます。
そして、前述したように、JALカードの種類によってはクレジットカードからJMB WAONへのチャージが可能です。この、チャージの時にも、マイルが貯まります。

つまり、まずクレジットカードからJMB WAONにチャージするときにマイルが貯まり(ショッピングプレミアム加入時で1%)、さらに、JMB WAONを使って買い物をするときに0.5%のマイルが貯まることになります。合計1.5%の還元となり、大変お得です。

ただし、イオンなどの特約店の場合はJMB WAONを使用せずに、JALカード決済をした方がお得です(ショッピングプレミアム加入時で還元率2%のため)。
ちょっとややこしいですが、うまく使うと、かなりマイルを貯めることができます。

JALカードの細かいお得な使い方はこちらの記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp

繰り返しますが、JMB WAONにチャージできるJALカードはマスター、VISA、JCB、ディズニーとTokyuPointClubQマスター、VISAですので、JMB WAONをお得に使いたい方は、これらのカードの中から選びましょう。

おススメの1枚を選ぶならどれ?

多種多様なJALカードの中からおすすめの一枚を私なりに選んでみます。皆さん住んでいる地域や家族構成が違うので、人によってベストカードは異なると思いますが、初めての方向けに、1枚選ぶとすると「TokyuPointClubQ VISAの普通カード」をおススメします。

主な理由は以下の通りです。
・普通カードは初年度の年会費が無料ですので、お試しにはちょうど良い
・JMB WAONへのチャージに対応している
・マイルはつかないが、Pasmoへもチャージできる
・家族カードが発行できる

そして、メインカードとして利用するのであれば、ショッピングプレミアムは申し込んだ方がよいと思います。特約店を一切使わなかったとしても、年間決済金額60万円ほどで元が取れる計算です(1マイル価値を1円とした場合。1マイルの価値を2円とすると年間30万円の決済で元が取れる計算)。

ツアープレミアムについては海外旅行の予定がある場合は、申し込んでもいいと思います。こちらは、家族1人ごとに料金が申込が必要ですので、ご注意ください。
オプションのみ解約も電話一本で簡単にできますので、必要な年だけ申し込むことも可能です。

JALカードを1年利用してみて、全く合わなければ、2年目の年会費がかかる前に解約すればよいので、普通カードはお試しにはちょうどいいカードといえます。
利用してみて、自分に合っていれば、継続利用するなり、CLUB-Aやゴールドにランクアップするなり考えればいいと思います。

人によっては、家族カードはいらないから、絶対にSuicaは欲しいなどの条件があるでしょうから、そこは各個人で優先順位を考えていただければと思います。
ちなみに、年会費はそれぞれかかりますが、違う種類であれば2枚以上持つこともできます。SuicaもJMB WAONも使いたいという方は、JALカードの2枚持ちも検討してみてください。

JALカードの発行はどのようにするとお得?

カードの発行は公式サイトから行ってはいけません。損します。
必ずポイントサイトを経由しましょう。ポイントサイトを経由するだけで、時期によりますが、数千~1万マイル程度が獲得可能です

まとめ

「JALカードの大きなメリットは搭乗ボーナス」「ツアープレミアム」「家族プログラム」の3つ
特約店の利用やショッピングプレミアムへの加入で、より効率的にマイルを貯めることが可能
・カードの種類ごとにできること、できないことがあるので自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切
・カードは公式サイトから発行せず、必ずポイントサイト経由で発行する

メトロポイントへの交換で大失敗!マイルを損した話 メトロポイント交換時の注意点を解説します

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ソラチカカードの入会キャンペーンで獲得したOkiDokiポイントをマイルに変えるためにメトロポイントに交換したんですが、失敗して損をしてしまいました。失敗の詳細と注意点をレポートします。

目次

基本情報

まず、交換前に私が持っていたポイントとANAマイルへの交換ルート等は以下の通りです。

ポイント種類 所有ポイント 交換ルート 交換レート 最小交換単位
通常ポイント 346 ANAマイルへ直接交換 1ポイント5マイル 1ポイント
ボーナスポイント 8168 メトロポイント経由ANAマイル 1ポイント4.5マイル 200ポイント以上100ポイント単位

ポイント交換の計算

ごく単純に交換するのであれば、通常ポイントをマイルに直接交換して346×5=1730マイルとなり、ボーナスポイントは8100×4.5=36450マイル(あまり68ポイント)となりますので、合計すると38180マイル(あまり68ポイント)となります。


しかし、この方法だとあまりがでてしまいもったいないので、通常ポイントのうち32ポイントをメトロポイント経由にまわして交換します。すると合計はこんな感じになります。
通常ポイント346‐32=314ポイントを直接ANAマイルに交換します。314×5=1570マイルになります。ボーナスポイントの方は、8168ポイントに通常ポイント32ポイントを足して、8200ポイントをメトロポイント経由で交換します。8200×4.5=36900マイル(あまり0ポイント)となりますので、合計すると38470マイル(あまり0ポイント)となり、単純交換よりも290マイル多くなります。

まとめるとこんな感じです。

パターン 獲得マイル あまり
単純に交換した場合 38180 68
あまりをゼロにした場合 38470 0

私の失敗

というわけで、あまりをゼロにするようにポイントを交換することにしました。しかし・・・失敗してしまいました。交換の時は順番が重要なんですね。どんな失敗であったかを解説します。


失敗の原因はポイントの有効期限です。ポイント交換の時は、有効期限が近いポイントから順に消費されます。わたしの場合、通常ポイントの有効期限は2019年1月。ボーナスポイントの有効期限は2019年7月となっていました。

ポイントの種類 有効期限
通常 2019/1
ボーナス 2019/7

これを考えずに、メトロポイントへの交換を先に行ってしまったため、通常ポイントを無駄に消費してしまいました。

というのも、メトロポイントへの交換は、通常ポイント・ボーナスポイントにかかわらず、有効期限が近いものから消費されます。前述の通り、私のポイントの有効期限は通常ポイントのほうが近かったためメトロポイントへの交換時に通常ポイントが先に消費されてしましまったのです。

この結果、すべてのポイントをメトロポイント経由で交換するはめになり、直接ANAマイルに交換した方がレートがよい、通常ポイントの交換レートを自ら下げてしまったわけです。しかも結局ポイントも余ってしまい、踏んだり蹴ったりです。

今回、私の構想では、8200ポイントをメトロポイントに交換した後、残りの通常ポイント314ポイントを直接ANAマイルに交換する予定でした。

しかし実際に8200ポイントをメトロポイントに交換してみると、こんな状況になっていました。
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なんと、通常ポイントが0になっているではないですか!すぐに失敗に気が付きましたが、後の祭り。もう通常ポイントを取り戻すことはできません。

結局どのような交換結果になったかというと、8500ポイントをメトロポイント経由で交換8500×4.5=38250マイル(あまり14ポイント)となりました。

一番ポイントが獲得できる交換の仕方よりも220マイル少なくなってしまったわけです。残念。

正しい交換手順

では、私はどうしたらよかったのでしょうか?
答えは簡単で、通常ポイントを先にANAマイルに交換し、消費してしまえばよかったのです。
手順をまとめると以下のようになります。

≪手順1≫ ボーナスポイントが100ポイント単位になるように、通常ポイントのうち何ポイントメトロポイント経由にするかを考える。(私の例だと、ボーナスポイントの端数が68だったので通常ポイントを32ポイント使用して100ポイント単位にする必要があった。)

≪手順2≫ 通常ポイントのうち、手順1でメトロポイント経由に回さず、ANAマイルに直接交換できるできるポイント数を確認する。(私の例だと、314ポイント)

≪手順3≫ 手順2で算出したポイントを直接ANAマイルに交換する。

≪手順4≫ 残ったポイントをすべてメトロポイントに交換する。

≪手順5≫ メトロポイントをANAマイルに交換する。

この順番で交換することで、ポイントを最大化することができ、ポイントのあまりもゼロになります。

成功パターンのポイントの変化

手順 通常ポイント ボーナスポイント 累計獲得マイル 累計獲得メトロポイント
1 346 8168 0 0
2 346 8168 0 0
3 32 8168 1570 0
4 0 0 1570 41000
5 0 0 38470 0

まとめ

ポイント交換の際は、ポイントの種類、交換レート、最低交換数に加えて、有効期限も重要であることを身をもって体感しました。今回は損害が少なかった(220マイル)ので助かりましたが、大量のポイントを一気に交換するときほど注意が必要だと感じました。ポイント交換も奥が深いですね。


関連記事
tabimania.hatenablog.jp

かなり大きい!JALツアープレミアムの効力!!

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JALカードをお持ちの方、ツアープレミアムには入っていますか?
海外旅行の予定がある方は、ぜひ加入をおススメします。

私は2016年9月に加入しました。10月にシンガポールに旅行に行ったのですが、それ以来JALに乗っていません(特典航空券は除く)。
それでも、ツアープレミアムはお得という気持ちに変わりありません。

今日は、どのくらいお得なのかを検証してみたいと思います。

目次

ツアープレミアムとは

JALカードのオプションでカード会員だけが加入することができます。

通常、航空券を購入し飛行機に乗るとマイルがつきますが、航空券の料金によって基準マイルと比較してマイルが減額される場合があります。というよりは、ほとんどの場合、減額されます。

まずは、これはどういうことかを説明します。
エコノミークラス(国内線では普通席)の普通運賃(割引なし)で購入した場合に獲得できるマイルを100%としたとき、割引運賃で購入した航空券での搭乗マイルは75~50%程度となります(料金によって変動)。仕事であれば普通運賃で乗ることもあるでしょうが、旅行の場合は割引運賃で乗ることの方が多いと思います。つまり、搭乗区間で獲得できるマイルの75~50%のマイルしか獲得できていない場合がほとんどだということです。

ここで役に立つのが、ツアープレミアムです。
これに加入すると、割引運賃で搭乗した場合にも100%の区間マイルが加算されるのです。

例)区間マイル1000マイルの区間にマイル加算率が50%の運賃で搭乗した場合
 ・ツアープレミアムなし
   区間マイル1000×加算率50%=500マイル
 ・ツアープレミアム加入
   区間マイル1000×加算率50%+区間マイル1000×加算分50%=1000マイル

例のように、100%の区間マイルを獲得することができます。

これが、威力を発揮するのは国際線のエコノミークラスです。
理由は2点あります。
 ・国際線のエコノミークラスは割引運賃で購入すると、マイル加算率は50%程度
 ・国際線は国内線に比べて、元々の区間マイルが大きい

ツアープレミアムの料金は年間2160円ですので、年に国内線に1回乗るだけであれば、もとは取れません。
一方、国際線の場合は1往復だけでも十分に元が取れるケースが多いと考えられます。

お得度の検証(私の場合)

私が昨年シンガポールに行った時の獲得マイルで検証してみます。

東京―シンガポール間の区間マイルは3312マイル(片道)です。
私が利用したエコノミークラス運賃では加算率は50%でした。
よって、ツアープレミアム未加入の状態で獲得できるマイルは往復で3312マイルとなります。

一方、ツアープレミアムに加入した場合は、ちょうど倍の6624マイルとなります。

よって、この1回の旅行のためだけにツアープレミアムに加入したとすると、3312マイルを2160円で獲得したことになります。

1マイルの価値をどう見るかですが、一般的には2円で計算することが多いので、かなりお得であるといえます。(この場合1.53円)

もちろん、欧米へのフライトであれば区間マイルが多いのでさらにお得ですし、これ以外のフライトがあれば、その分もボーナスが加算されるのでお得です。



注意点

ツアープレミアムの料金はJALカード会員1名ごとにカードの年会費とは別にかかります。
家族会員の場合も1名ごとにかかりますので、家族の人数×2160円必要になります。

それと、申込から1年たつと、自動で継続されます。(別途2160円かかります)。
必要がないときは、ツアープレミアムのみ解約することを忘れないようにしましょう。

ツアープレミアムという名前ですが、ツアーじゃなくてもOKです。例えば先得でもマイルアップとなります。


ちなみにJALカードだけのサービスですので、ANAにはこのような仕組みはありませんのであしからず。


JALのマイルをさらに貯めるには

JALのマイルをたくさん貯めるには以下のような方法があります。興味がある方は試してみてください。
tabimania.hatenablog.jp

ANAカード入会キャンペーンで貯めたポイントをいかにしてマイルに交換するか考える

2016年末から2017年初頭にかけて参加したANAカード入会キャンペーンのポイントが先日付与されました。
VISAのキャンペーンとソラチカのキャンペーンを同時期にこなしましたので、それぞれのポイントをどのようにANAマイルに交換するとお得なのかを考えます。

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ちなみに、同時期にキャンペーンに参加するのはおススメしません。決済に使うカードが分散すると、キャンペーンのクリアが難しくなりますからね。
私の場合は、ソラチカでキャンペーンをやっていることを知らずにVISAを申し込んだあと、ソラチカのキャンペーンに気が付き、無理を承知で両方参加しました。
結果的には、キャンペーン期間を大きく残して楽々達成しました。年末年始だったこともあり、通常の月より出費が多かったようです。
時期を少しずらして何回も同じキャンペーンに参加するのは賛成です。ガンガン稼ぎましょう。

キャンペーンに関する情報はこちらの記事をどうぞ。
tabimania.hatenablog.jp


さて、まずは、キャンペーンのポイントがどのように付与されたかをまとめてみました。

種類 通常ポイント ボーナスポイント
ANA VISAゴールド 3100 0
ソラチカ 0 8168

これらのキャンペーンポイントの付与には大きな違いがあります。それは、通常ポイントとボーナスポイントの違いです。

ANA VISAゴールドのキャンペーンではキャンペーンのポイントは通常ポイントとして付与されます。
これは、ANA VISAゴールドの場合、1ポイント10マイルで交換が可能ですので、そのままANAマイルに交換して31000マイルになります。
あとは、交換のタイミングだけ考えればよいわけです。(マイル使用予定がないのに交換してしまうと、マイル有効期限の無駄遣いになってしまいます。)


問題はソラチカで付与されたポイントの方です。
これは、ボーナスポイントとして付与されます。ボーナスポイントは直接ANAマイルに交換すると1ポイント3マイルになります。通常ポイントであれば1ポイントが5マイルになりますが、ボーナスポイントは3マイルなので注意が必要です。
ソラチカのキャンペーンのサイトを見ると、約24500マイルが獲得できるとなっていましたので、この3マイルレートであることがわかります。

ここからがポイントです。結論から言うと、ボーナスマイルは直接ANAマイルには交換しません。

ではどうするのか?何のためにソラチカカードを申し込んだのか?そうです!ソラチカルートを使うのです!
今回もらったボーナスポイントはメトロポイントに交換することができます。
8168ポイントありますが、100ポイント単位での交換となるため、8100ポイントを交換します。
交換レートは1ポイントが5メトロポイントとなります。

その先はソラチカルートを回すだけです。
このルートでANAマイルに交換すると、8100ポイント⇒40500メトロポイント⇒36450ANAマイルに交換可能です。

ソラチカルートを使わない場合は約24500マイルにしかならないものが、ソラチカを使うと36450マイルが獲得できます。実に1万マイル以上もお得な交換方法なわけです。

実は、ソラチカへの交換時に失敗しました。こちらの記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp


私は、この二つのキャンペーンで67450マイルもの大量マイルを獲得することに成功しました。これだけあれば、特典航空券でハワイに行けてしまいますからね、キャンペーン様様です。

なにはともあれ、ポイントが無事付与されて安心しました。
ポイントが確定するまでは何かと不安なんですよね。キャンペーン登録はちゃんとできているのかとか、クリア条件はちゃんと満たしているのかとか、考えればきりがありません。果報は寝て待て、という精神で待ちましょう笑。


これから、ANAカードを作ろうと考えている方は、特に急いでいなければ、キャンペーンをやっている時期を狙って作るとよいと思います。と言っても、VISAは年中やっていますが。
キャンペーンのクリア条件ともらえるポイントは時期によって微妙に変化するので、注意が必要です。
VISAの方はゴールドカードで30000マイル、ソラチカは25000マイル程度が獲得できるキャンペーンをやっていれば乗りましょう。

それと、VISAのキャンペーンサイトには5万とか6万とか獲得できると書いてありますが、これはプラチナカードを作った場合の話なので、大多数の人はこれよりももらえるマイルは少なくなります。ぬか喜びに注意です笑。

ANAカードのiD専用カードはコレクターズアイテムとしてもGood!入手方法を解説します。

(最終更新:2018/3/10)
ANAカードに付随するiD専用カードを手に入れました。飛行機がデザインされているので、iDを使わない人でも手に入れる価値があるんじゃないかと思い、紹介します。

目次

カードデザイン

デザインはズバリこんな感じです。2019年就航予定のA380ホノルル路線をイメージしていると思われるカードです。
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以前は、ボーイング747-400のコックピットから外を見た写真でした。
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こんなにいいものが届くとは思っていなかったので、送られてきたときはびっくりしました。
これなら、iDを使わない人でもコレクターズアイテムとして持っておくのもありかと思います。

iDとは

iDについて簡単に説明を書いておきます。iDはポストペイ式の電子マネーです。クレジットカードに付帯しているため、プリペイド式とは違い事前入金が必要ないことが利点です。使った分は、クレジットカードの引き落としと同時に引き落とされます。もちろん、クレジットカードのポイントも通常通りたまります。
使用した感想としては、ほかの電子マネーと比較して、決済が早い!一瞬で決済されます。読み取り機にタッチした瞬間に決済音がなるイメージです。大概の電子マネーは一呼吸、間がありますよね。コンビニなどで使うのに非常に便利なので、気に入っています。

入手方法

ANAカードを申し込む際に、iDを一緒に申し込むことができます。ただし、カードの種類によってクレジットカードとiDが一体になっているもの(クレジットカード自体にiDの機能が組み込まれているもの)と、クレジットカードとiDが2枚のカードに分かれているものがあります。一体型の場合はiDを申し込んでも、A380ホノルル路線デザインのiD専用カードは手に入りませんのでご注意ください。
A380ホノルル路線デザインのiD専用カードを手に入れるためには、ANAカードのうち、ANA VISA SuicaカードかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかANA VISA nimocaカードを申し込む必要があります。これらを申し込むときにiD専用カードを希望すれば、クレジットカードとは別にiD専用カードが送られてきます。また、A380ホノルル路線デザインはANAカードに付帯のiD専用のデザインですので、ANAカード以外のクレジットカードに付帯するiD専用カードを申し込んでも、手に入れることはできません。お間違いなきよう。

まとめ

A380ホノルル路線デザインのiD専用カードを手に入れたい方はANA VISA SuicaカードかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかANA VISA nimocaカードを申し込み、申込時にiDも希望すればOKです。
コレクターズアイテムとして保管すもよし、街で使うもよし、一枚いかがでしょうか?

関連記事

ANAカードが大型入会キャンペーンをやっています。
tabimania.hatenablog.jp

2018年版 ANAカードの入会キャンペーンに参加して大量マイルを稼ごう!

(最終更新:2018/3/10)
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クレジットカードの入会キャンペーンは貴重なマイル獲得源です。特にANAカードの入会キャンペーンはマイルを貯めている方にとっては、逃すことのできないキャンペーンだと思います。

今回はANA VISAカードで頻繁に行われている入会キャンペーンについて、私が参加した時のことを振り返りながらどうすれば効率よくクリアできるかを考察したいと思います。

目次

2018年3月4日現在行われているキャンペーン

下記公式サイトを参照ください。
最大47500マイル相当がもらえる!!ANAカードご入会キャンペーン|クレジットカードの三井住友VISAカード
ANA VISA nimocaカード誕生記念キャンペーン|クレジットカードの三井住友VISAカード

各種VISA/Masterカードと新カードANA VISAnimocaがそれぞれキャンペーンをやっています。
違う券種であれば同時期のキャンペーンに重複して参加することも可能です。
実際に私は、2017年の同時期にやっていた同様のキャンペーンでANAワイドゴールドカードとANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作り、それぞれキャンペーンに参加し、大量マイルを獲得しました。

なお、クレジットカードを作るときは公式サイトから直接申し込むと損です。ポイントサイト経由で申し込みをすることで、キャンペーンでもらえるマイルとは別に、マイルに交換可能なポイントをもらうことができます。

キャンペーンの概要

ANAカードのキャンペーンでは、複数のクリア条件が概ね以下通り設定されます。リボ払い登録、iDの利用、家族カードの利用、ANA銀聯カードの利用、ANAカードマイルプラス店舗の利用などです。(iDの利用に関しては2018年のキャンペーンでは設定されていないようです)。これらの条件をクリアすると、それぞれマイルがもらえるほか、入会するだけでもらえるマイルや飛行機に搭乗するとマイルがもらえるなど、ANAから直接マイルがもらえるキャンペーンも同時に行われている場合が多いです。2018年のキャンペーンでは最大47500マイルがもらえるとなっています。最大47500マイルがもらえるとうたわれていますが、これはプラチナカードを作った場合(通常の入会ボーナスマイルも含めたマイル)ですので、ゴールドカードや一般カードではもう少し少なくなります。
いろいろなキャンペーンが複合しており、結構複雑ですので、どのような考え方で条件をクリアすべきかを解説していきます。

注意!本キャンペーンはほとんどが登録制のキャンペーンです。そのため、登録をせずに、条件をクリアしてもマイル(ワールドポイント)は付与されません。カードがお手元に届いたら、まずはキャンペーンへの参加登録をしましょう!

2018年のキャンペーンは4月30日までに入会しその後6か月以内にキャンペーン参加登録と条件クリアをするとマイルがもらえます。
新規でカードを申し込んだ方が対象となります。ANA VISA/Masterは何種類かカードを作ることをできますので、すでにカードをお持ちの方でも、違う種類のカードを発行すればキャンペーンに参加することが可能です。(例:元々ANA VISAの一般カードを所有している人が、新規でANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作った場合など)

入会ボーナスについてはもれなくもらえるので解説は省きます。また、搭乗ボーナスについては飛行機に乗る予定がない人はわざわざ乗ってまで獲得するほどでもないので、こちらも説明を省きます。クレジットカードの決済に関連するキャンペーンのみ説明しますのであしからず。また、プラチナカードについても、年会費が高額でポイント目当てで入会するにはハードルが高いので割愛します。

それぞれのキャンペーンの攻略方法

マイペイすリボ登録・利用キャンペーン

まずは、キャンペーンサイトよりポイント獲得条件を引用します。

特典
ご利用金額合計10万円(含む消費税等)以上:ワールドプレゼント500ポイント※1(最大7500マイル相当※2)
ご利用金額合計50万円(含む消費税等)以上:ワールドプレゼント1000ポイント※1(最大15000マイル相当※2)
ご利用金額合計100万円(含む消費税等)以上:ワールドプレゼント1500ポイント※1(最大22500マイル相当※2)
1ANAマイレージへ移行可能
2「15マイルコース」にて移行した場合

期間中にANAカードへ新規入会および「マイ・ペイすリボ」にご登録のうえ、エントリーいただき、利用期間内にリボ払いにて合計10万円(含む消費税等)以上利用いただいた本会員

2017年はMAX50万円を6か月で使用すればよかったのですが、2018年はレベルアップしてしまいました。100万円を6か月で使用する必要があります。そうすることで、1500ポイント獲得できます。

1500ポイント獲得のためには、マイペイすリボに登録して、1か月あたり16.7万円ほど使用する必要があります。大きな買い物がないと結構厳しいですね。できるだけ、公共料金などの固定費や食費などをクレジットカード払いにして、クリアを目指しましょう。厳しい方は50万円で1000ポイントを目指しましょう。こちらは、月8.3万円ほどですので、達成可能だと思います。
私が参加した時には、スマホの購入とか旅行とかあったので3か月くらいで50万円を達成できました。この条件達成に関しては、日々の暮らしで、できる限りクレジットカードを使うことで達成に近づけると思います。
それでも、50万円の利用なんて無理!という方は、6か月で10万円使いましょう。10万円の利用でも500ポイント(ゴールドカードで5000マイル、一般カードで2500マイル)獲得できます。
上記の利用金額には、家族カードの利用金額やANAカードマイルプラス店舗の利用金額が含まれますので、複合技でなるべく効率良くポイントを獲得するのが望ましいです。何も考えずにカードを利用してしまうとキャンペーンの枠を超えてカードを使うことになるので、ちょっと工夫してなるべく効率よくポイントを稼ぎましょう!

注意!マイペイすリボはリボ払いなので、そのまま放置するとリボ払い手数料がかかります。リボ払い手数料は高額なので、必ず繰り上げ返済しましょう。毎月の利用分を全額繰り上げ返済すればリボ払い手数料はかかりません。手数料を払わずに、キャンペーンのポイントだけをゲットするのが正しい選択です。

家族カード利用キャンペーン

ワールドプレゼント400ポイント※1(最大6000マイル相当※2)
1ANAマイレージへ移行可能
2「15マイルコース」にて移行した場合
対象
期間中にANA家族カードへ新規入会のうえ、エントリーいただき、利用期間内に対象のANA家族カードを合計3万円(含む消費税等)以上利用いただいた本会員

こちらは家族カードを作ってそのカードを3万円利用すれば400ポイント(ゴールドカードで4000マイル、一般カードで2000マイル)獲得できるというものです。家族カードで利用した金額は前述のマイペイすリボ登録キャンペーンの利用金額にも含まれます。50万円のうち少なくとも3万円は家族カードで決済しましょうということです。これだけで、400ポイントもらえるので、非常においしいです。独身で一人暮らしの方は家族カードの発行はできませんが、配偶者がいる方は家族カードは必ず申し込んで、キャンペーンに参加するようにしましょう。
ただし、ANA VISA Suicaカードには家族カードはありませんので、家族カードを作って、ポイントをもらうことはできません。
こちらのキャンペーンも4月末までにキャンペーン登録し、入会後6か月間の間に条件をクリアすればよいので、クリアはたやすいかと。

iD利用キャンペーンは2018年は行われていないようです。
** iD利用キャンペーン

特典
ワールドプレゼント500ポイント※1(最大7500マイル相当※2)
対象
期間中にANAカードと「三井住友カード iD」へ新規入会のうえ、エントリーいただき、利用期間内に「iD」を合計3万円(含む消費税等)以上ご利用いただいた本会員

ANAカード(VISA、Master)を作るとカードに電子マネーiDの機能が内蔵されています。ただし、ANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは除く。入会時に申し込みをすると、別途iD専用のカードが送られてきます。)
これら、クレジットカードに内蔵のiDや別途カードのiDを3万円利用すると500ポイント(ゴールドカードで5000マイル、一般カードで2500マイル)獲得できるというものです。iDを利用した、利用金額は前述のマイペイすリボ登録キャンペーンの利用金額に含まれます。また、家族カードのiDを利用した場合は、家族カードの利用金額にも含まれます。
つまり、家族のiDを3万円利用するとiD利用のクリア条件だけでなく、家族カード利用のクリア条件も満たすことができるうえ、さらにマイペイすリボの利用金額も3万円カウントされることになります。
こちらのキャンペーンも4月末までにキャンペーン登録し、入会後6か月間の間に条件をクリアすればよいので、クリアはたやすいかと。最近iDはスーパーなんかでも使えるところが増えていますしね。

ANAカードマイルプラス店舗の利用キャンペーン

こちらのキャンペーンですが、2018年はANA VISAnimoca限定のキャンペーンとなっております。注意してください。

特典
(1)500マイル
(2)3000マイル
対象
(1)期間中にANAカードへ新規入会のうえ、ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを合計10,000円(含む消費税等)以上~50,000円(含む消費税等)未満ご利用いただいた本会員
(2)期間中にANAカードへ新規入会のうえ、ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを合計50,000円(含む消費税等)以上ご利用いただいた本会員
対象店舗
セブンイレブン、マツモトキヨシ、ENEOS、イトーヨーカドー、ANA機内販売、西鉄ホテルズ、京急EXイン、三井ガーデン・モントレー、ニッポンレンタカー、ヤマダ電機LABI、紳士服のコナカ、紳士服のフクダ、はるやま、大丸・松坂屋、阪急百貨店、阪急メンズ、阪神百貨店、髙島屋、ダイソン

次にこちらのキャンペーンですが、上記の対象店舗で10000円または50000円利用すると、500マイルまたは3000マイルもらえるというキャンペーンです。このキャンペーンは、前述のキャンペーン達と複合が可能です。よって、ANAカードマイルプラスの対象店舗で家族カードを利用するのが、上述のすべてのキャンペーンを同時に満たすための方法というわけです。

注意点!このキャンペーンは4月末までに登録し、5月末までに条件をクリアする必要があります。ほかのキャンペーンより期間が短いので、注意してください。

ANA銀聯カード利用キャンペーン

ワールドプレゼント600ポイント※1(最大9000マイル相当※2)
1ANAマイレージへ移行可能
2「15マイルコース」にて移行した場合
対象
期間中「ANA銀聯カード」へ新規入会のうえ、エントリーいただき、利用期間内に「ANA銀聯カード」を合計5万円(含む消費税等)以上利用いただいた本会員
ANA銀聯カードは、ANA VISAカード/マスターカード、ANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード会員の方、ANA VISA nimocaカード会員の方、もしくは、新規にお申し込みの方がご入会いただけます。

キャンペーン開始当初はクリアは楽勝と思われていましたが、意外と苦戦している方が多そうなのが、ANA銀聯カードのキャンペーンです。私も結構苦戦しました。苦戦の模様と解決策はこちらの記事を参照ください。年々、銀聯に対応する店舗が増えていますので、だんだんクリアしやすくなってきています。
tabimania.hatenablog.jp

ANA銀聯カードのキャンペーンですが、ANAカード(VISA、Master)を作るときに、同時に申し込むことができます。ANA銀聯カードのキャンペーンに参加するためには、ANA銀聯カードも発行する必要がありますので、発行しましょう。
ほかのキャンペーンとは違い、クレジットカードが独立しているので、他のキャンペーンとの複合はなく、ANA銀聯カード単独で5万円利用する必要があります。
最近、銀聯のマークがあるお店ってかなり増えましたよね。なので、どこかで利用すれば簡単に5万円なんてクリアできるだろうとみんな考えていたと思います。私も、まあ行けるだろうと考えていました。しかし、マークがあっても使えない店舗が多いこと多いこと。結構骨が折れました。詳しくは、上記の記事にまとめてあるので、どうぞ。

まとめ

以上をまとめるとこんな感じでしょうか。

1.カードが届いたら各キャンペーンに登録する。
2.月々の固定費の支払いをANAカードからの引き落としにする。電気、ガス、電話など。
3.ANAカードマイルプラスの加盟店を探して利用する。2018/5/31まで。
4.利用する店の対応システムによって、ANA銀聯カード、家族のカードの順に利用できるものを利用する。入会後6か月間。

大量のマイルを獲得可能なキャンペーンですので、まだ発行していない種類のANAカードがあるという方は、この機会にぜひ発行してみてください。私は、nimocaで参加中です。

JALカードCLUB-Aの年会費をちょっとだけ節約する技

JALの永久上級会員資格である、JGC会員になるためにはCLUB‐A以上のクレジットカードを持っていることが必須です。CLUB‐Aカードは通常年会費が10800円かかり、カードを取得後初回の引き落とし時に年会費が引き落とされます。これをちょっとだけ節約する技がありますので、紹介します。なお、この方法は最初の1年しか使えません。CULB‐Aカード以外にもCLUB‐Aゴールドカードなどでも同様の方法が使えると思います。(実際に確認したのはCULB‐Aのみとなります)
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JALカードCLUB‐Aとは

普通カードとゴールドカードの中間に位置するカードで、普通カードより搭乗マイルが多くたまったりするなど、いくつかすぐれた点があります。このカードはゴールドカードではないのですが、年会費が10800円とややお高めです。JGC会員になるためにはCLUB‐A以上のカードを持っていることが必須ですので、JGC修行の前に所有を検討されている方も多いのではないでしょうか。

年会費を安くする方法

CLUB‐Aカードを直接申し込まずに、まず普通カードを申し込みます。普通カードを少し使ってから(1年以内に)、CLUB‐Aカードへの切り替えを申請します。たったこれだけで、2160円節約できます。
からくりはカード切り替え時のルールを探っていくとわかります。普通カードからCLUB‐Aカードに切り替える場合、年会費は両方の分を払うのではなく、CLUB‐Aカードの年会費から普通カードの年会費を引いた差額分を支払うというルールになっています。普通カードの年会費は2160円で、CLUB‐Aカードの年会費は10800円ですので、先ほどの計算式に当てはめると、差額は8640円となります。これが、普通カード作成後1年以内にCLUB‐Aカードに切り替えだ場合の実際に支払う年会費です。
普通カードの年会費を先に払っているから、結局払う金額って同じでしょと思ったあなた、そうではないんです。普通カードの年会費は2160円ですが、初年度に限り年会費が無料なのです。今回紹介している方法はこれを利用しています。つまり、普通カードの年会費を支払っていないにも関わらず、CLUB‐Aに切り替えると、差額分の年会費だけを払えばよいことになります。
私は、2016年5月にJALカード(普通)をつくりました。その後、JGCを目指すため9月にCLUB‐Aに切り替えました。普通カードが年会費無料だったから、切り替え時に10800円とられるだろうなと思っていたら、8640円しかとられなかったので、切り替え時の年会費清算に関するルールは初年度年会費無料の場合にも適用されることが確認できました。
CLUB‐Aの取得を急いでいない人は、直接CLUB‐Aカードをつくらずに、一旦普通カードをつくり、1年以内にCLUB‐Aに切り替えると2160円節約ができます。

以上のことを表にまとめるとこんな感じです。

普通カード CLUB-A 差額 1年で払う金額
通常の切り替え 2160円 10800円 8640円 10800円
CLUB-Aを直接つくる --- 10800円 --- 10800円
普通カード作成後1年以内の切り替え 0円(初年度無料) 10800円 8640円 8640円

家族会員の場合

家族会員も同様に節約できます。家族会員の場合は普通カードの年会費1080円、CLUB‐Aカード年会費3780円です。差額を計算すると2700円ですので、カード切り替え時にはこの金額を払えばよいことになります。1080円の節約ができます。

この方法のデメリット

デメリットはCLUB‐Aカードを手に入れるまでに時間がかかることです。すぐにCLUB‐Aカードが必要な人はこの方法は使えません。普通カードとCLUB‐Aカードの2回の審査・カードが送られてくるまでの待ち時間などがありますので、時間が倍かかると思ってください。
また、この技は普通カードをつくってから1年以内でないと使えません。年会費無料は最初の1年だけですからね。2年目以降に切り替えを行うと、ルール通り、普通の年会費とCLUB‐Aの年会費の差額が徴収されることになります。



関連記事
tabimania.hatenablog.jp

ANA銀聯カードはどこで使える?~キャンペーンでマイルを稼ぐ~

(最終更新:2018/3/10)
ANA銀聯カードがお得なキャンペーンをやっているので、このキャンペーンでいかにマイル(ポイント)を稼ぐか(どこで使うか)を考えてみました!キャンペーンはたびたび行われています。現在のキャンペーンは2018年5月31日までのようです。
都会では色々なお店で使えるそうですが、地方では使えるお店に制約があるので、その辺も含めてまとめました。

ANA銀聯カードとは

ANA銀聯カードはANA VISAカードを所有している人が保有できるカードで、
三井住友VISAカードが近年急激に勢力を伸ばしている中国の銀聯と提携したクレジットカードです。
銀聯は「ぎんれん」と読み、別名UnionPayともいいます。
中国では一番使えるカードブランドとのことで、日本でも使える店舗が増加してきました。
還元率は0.5%と普通ですが、後述するキャンペーンをやっていますのでお得です。

公式サイトのリンクはこちら。
www.ana.co.jp

今回のキャンペーン内容

そんなANA銀聯カードですが、現在キャンペーンをやっています。
新規入会キャンペーンです。2018年5月31日までに入会し、6か月以内に5万円以上利用すると、最大6000マイルがもらえるキャンペーンです。(カードの種類によってもらえるマイルは変わります。)

その他のキャンペーンも含めて、参加してみた感想はこちら。
tabimania.hatenablog.jp

ANA銀聯カードをつかえないパターン

さて、ここからが本題です。
キャンペーンがお得なのはわかったけど、
ANA銀聯カードってどこでどうやって使ったらいいの?という疑問を解決していきたいと思います。

その前に、決済時の注意事項を説明しておきます。決済時には、暗証番号とサインが必ず必要です。
そして暗証番号は他のカードと違い6ケタです!「00+(自分で決めた4ケタ)」です。
これを覚えておかないと決済できないので注意してください。

次に、使えるお店ですがこれがなかなかくせ者です。一応、以下のマークがあるお店で使えることになっています。
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しかし‼お会計時にカードを出してみると、「このカードは使えません」と言われてしまうことが多々あるのです‼
私も何回か使えません状態になりました笑。この原因としては以下のようなことが考えられます。

1.店の決済システムが対応していない

どういうこと?と思った方もいるかもしれません。対応してるからお店にマークが掲示されているんでしょ?と。
しかし、銀聯カードの場合複雑な事情があります。

まず、カード利用時に暗証番号とサインの両方が必要なこと。つまり、暗証番号を打ち込む端末がない店舗ではANA銀聯カードは使えないことになります。

そもそも、中国人が使用している銀聯カードはほとんどがクレジットカードではなく、デビットカードです。デビットはOKだけどクレジットはNGみたいな店舗もあるようです。

2.店員さんが銀聯カードの取り扱い方法を知らない

これが最も厄介かもしれません。
本当はそのお店で使用可能なのに、店員さんが取り扱い方法を知らないために使えませんと言われてしまうパターンです。
このパターンの場合はちょっと食い下がると決済可能な場合がありますので、後述します。

どこで使えるのか?

カードが使えるはずだったのに、実際は使えなかったお店が多かったので、カード入会キャンペーンをクリアできるか不安でしたが、使えるお店がいくつか発見されたので私はキャンペーンをクリアできました。

どこでどうやって使えるのかですが、私が実際に使用してみて、使えたところ使えなかったところを紹介します。上記の問題があるため、あくまでも私が使えた使えなかったを書きます。同じお店でも使えない場合があるかもしれないことをご理解下さい。

(2018/3/3追記)
ここ一年ほどで、決済用の端末を導入している店舗が増えているようです。私は、最近試していませんが、銀聯マークがある店舗で積極的に試してみるのもよいかと思います。
(追記終わり)

すんなり使えた店舗

1.ユニバーサルスタジオジャパンのお土産屋

ANA銀聯カードを初めて使ったのがここでした。レジに銀聯のマークがあったので、恐る恐るカードを出してみると、店員さんに「本当にこのカードでいいですか?(中国人じゃないのに)」と聞かれたので、戸惑いながらも「はい、お願いします。」と答え、レジに通してもらいました。その後、暗証番号の入力は6桁を打ち込み無事通過。よし、終わったと思ったらサインを求められたので、不信に思いながらサインをして、無事買い物が完了しました。後で調べると暗証番号とサインが両方必要ということを知り、納得しました。意外と簡単に使えたなという印象でした。

2.イオンのお支払セルフレジ

レジをみると銀聯のマークがあるが、イオンは他のカードで決済する場合には暗証番号もサインもいらないので、システム上銀聯を使える可能性は低いかなと思いつつレジに並びました。
たまたま並んだレジがお支払セルフレジ(代金の支払いだけセルフで行うレジ)だったので、これじゃあサインできないし使えないなと思っていました。
いざ、レジの画面を操作しようとすると、銀聯のマークが書かれた小さいボタンがあるではないですか‼恐る恐るぽちっと押してみると、画面が切り替わり日本語表記がなくなりました。中国語と英語の表記に変わり、やっちまったか!と思いましたが、よくみると、カードを入れろと出ているみたいです。指示通りカードを入れると、次は暗証番号を入れろと出ているみたいです。指示通り入れ、確定を押すと通過。
お買い物ができました!するとどこからともなく店員さんが近寄ってきて、画面を操作し管理者モードらしき画面にして何やらいじっています。そうこうするうちに、サイン用の紙が機械からはきだされ、店員さんに「サインお願いします」と言われサインしました。これにて完了です。有人レジだったらこううまくはいかなかったのではないかと思いつつレジをあとにしました。
イオンで使えることが判明したことで、ANA銀聯カードの入会キャンペーンのクリアがグッと近づきました。

すんなり一発で使えた店舗は今のところ2店舗だけですが、他にも使えた店舗があります。

店員さんとやり取りした上で使えた店舗

1.ミニストップ

こちらは暗証番号を入れることができる端末が整っているので、チャレンジしました。
一度カードを通してもらうとエラーが出た様子。もう一度通してもらう前に、こちらから「銀聯カードなんですけど、他のカードと違う操作ではないですか?」と聞いてみた。すると、店員さんがなにやら操作をし、その後カードを通してみると無事通りました。あとは暗証番号入力&サインで完了。
このパターンは店員さんが銀聯専用の操作方法を知っているが、カードが銀聯カードであることに気づいていない場合に有効です。店員さんは操作方法は解っているため、あとはカードの種類が銀聯であることを告げれば問題ありません。

2.NEXCO中日本のSA・PA

3箇所でチャレンジして2箇所使用可能でした。使えなかったところも、同じ端末だったので、おそらく店員さんの理解度によるのだと思います。
使用できた2箇所も一発では無理で、やり取りがありました。
カードを渡すと、店員さんが端末を操作し、カードを通します。この時、端末の操作を見ていてあることが分かりました。端末にはクレジットカード、電子マネーなどいくつかのボタンがあり、このならびにクレジットカードとは別に銀聯専用ボタンがあるのです。普通、クレジットカードを受け取った店員さんは端末のクレジットカードボタンを押すでしょう。しかし、銀聯は専用のボタンを押してカードを通さないとエラーになってしまうのです。この時はたまたま私から見える位置で端末を操作していたので、一回エラーになったあと銀聯専用のボタンを指差し、「こっちのボタンじゃないですかね?」というとボタンを押し操作してくれました。あとは暗証番号&サインで無事に購入できました。銀聯カードを使うお客さんは少ないでしょうから、初めて扱う店員さんも多いことと思います。端末操作が見えていれば、銀聯のところを押してもらうように言ってみてください。使えるかもしれません。
端末が見えていない場合の伝え方としては、銀聯であることを伝えるしかないです。理解してもらえる場合もありますが、銀聯?なにそれ??という反応をする方もいますので、その場合は頑張るか諦めるかの二者択一です。

使えなかった店舗

1.セブンイレブン

銀聯カード使えない体験を初めてしたのがここです。カードを何回かレジに通してもらいましたが、全く使えませんでした。セブンイレブンのレジには暗証番号を入力する端末がないので、使えないのだと思います。

2.コジマ

家電量販店は訪日観光客対応のため、銀聯が使えると思っていましたが、使えませんでした。ここではすぐに諦めたので、頑張れば使えるのかもしれません。暗証番号端末もありましたし。

3.NEXCO東日本のSA ・PA

NEXCO中日本管内で使えたので、当然使えると思いレジへ。銀聯マークもあるし、暗証番号端末もあるし。と思っていましたが、エラーになりました。NEXCO 中日本での経験があったので、説明すればできると思い、色々試してもらいましたが、結局ダメでした。店長さんが頑張ったくれたのですが、地域によってシステムが違うのでしょう。仕方ないですね。

4.イオンの専門店

実際にチャレンジしたのはGUです。一応レジには暗証番号端末がありました。取り扱いカードの表示は銀聯含め何もなしでした。ここでは、一度エラーになり諦めました。
次に、100均に行ったんですがこちらも先程と同じく端末あり表示なしだったのでカードは使いませんでした。しかし会計中に店員が操作している端末を見ていると、高速道路のSAと同じ銀聯マークが見えるではありませんか!確定ではありませんが使えるのではないでしょうか。

まとめ

以上のことを踏まえて、銀聯が使える条件をまとめます。(条件といっても確実ではないので注意)
1.銀聯マークがある
2.暗証番号入力用の端末がある(表に見えていない場合もあるので注意)
3.店員さんが銀聯用の操作を理解している
4.店員さんが受け取ったカードを銀聯カードであると認識している

私は以前、入会キャンペーンに参加しましたが、当初なかなかカードが使えるお店がなくて困っていました。
色々なお店で試してみると、使えるお店がだんだんとわかってきたので共有させていただきます。
みなさん、銀聯カードをたくさんお得に使ってみてください。