メトロポイントへの交換で大失敗!マイルを損した話 メトロポイント交換時の注意点を解説します
ソラチカカードの入会キャンペーンで獲得したOkiDokiポイントをマイルに変えるためにメトロポイントに交換したんですが、失敗して損をしてしまいました。失敗の詳細と注意点をレポートします。
目次
基本情報
まず、交換前に私が持っていたポイントとANAマイルへの交換ルート等は以下の通りです。
ポイント種類 | 所有ポイント | 交換ルート | 交換レート | 最小交換単位 |
---|---|---|---|---|
通常ポイント | 346 | ANAマイルへ直接交換 | 1ポイント5マイル | 1ポイント |
ボーナスポイント | 8168 | メトロポイント経由ANAマイル | 1ポイント4.5マイル | 200ポイント以上100ポイント単位 |
ポイント交換の計算
ごく単純に交換するのであれば、通常ポイントをマイルに直接交換して346×5=1730マイルとなり、ボーナスポイントは8100×4.5=36450マイル(あまり68ポイント)となりますので、合計すると38180マイル(あまり68ポイント)となります。
しかし、この方法だとあまりがでてしまいもったいないので、通常ポイントのうち32ポイントをメトロポイント経由にまわして交換します。すると合計はこんな感じになります。
通常ポイント346‐32=314ポイントを直接ANAマイルに交換します。314×5=1570マイルになります。ボーナスポイントの方は、8168ポイントに通常ポイント32ポイントを足して、8200ポイントをメトロポイント経由で交換します。8200×4.5=36900マイル(あまり0ポイント)となりますので、合計すると38470マイル(あまり0ポイント)となり、単純交換よりも290マイル多くなります。
まとめるとこんな感じです。
パターン | 獲得マイル | あまり |
---|---|---|
単純に交換した場合 | 38180 | 68 |
あまりをゼロにした場合 | 38470 | 0 |
私の失敗
というわけで、あまりをゼロにするようにポイントを交換することにしました。しかし・・・失敗してしまいました。交換の時は順番が重要なんですね。どんな失敗であったかを解説します。
失敗の原因はポイントの有効期限です。ポイント交換の時は、有効期限が近いポイントから順に消費されます。わたしの場合、通常ポイントの有効期限は2019年1月。ボーナスポイントの有効期限は2019年7月となっていました。
ポイントの種類 | 有効期限 |
---|---|
通常 | 2019/1 |
ボーナス | 2019/7 |
これを考えずに、メトロポイントへの交換を先に行ってしまったため、通常ポイントを無駄に消費してしまいました。
というのも、メトロポイントへの交換は、通常ポイント・ボーナスポイントにかかわらず、有効期限が近いものから消費されます。前述の通り、私のポイントの有効期限は通常ポイントのほうが近かったためメトロポイントへの交換時に通常ポイントが先に消費されてしましまったのです。
この結果、すべてのポイントをメトロポイント経由で交換するはめになり、直接ANAマイルに交換した方がレートがよい、通常ポイントの交換レートを自ら下げてしまったわけです。しかも結局ポイントも余ってしまい、踏んだり蹴ったりです。
今回、私の構想では、8200ポイントをメトロポイントに交換した後、残りの通常ポイント314ポイントを直接ANAマイルに交換する予定でした。
しかし実際に8200ポイントをメトロポイントに交換してみると、こんな状況になっていました。
なんと、通常ポイントが0になっているではないですか!すぐに失敗に気が付きましたが、後の祭り。もう通常ポイントを取り戻すことはできません。
結局どのような交換結果になったかというと、8500ポイントをメトロポイント経由で交換8500×4.5=38250マイル(あまり14ポイント)となりました。
一番ポイントが獲得できる交換の仕方よりも220マイル少なくなってしまったわけです。残念。
正しい交換手順
では、私はどうしたらよかったのでしょうか?
答えは簡単で、通常ポイントを先にANAマイルに交換し、消費してしまえばよかったのです。
手順をまとめると以下のようになります。
≪手順1≫ ボーナスポイントが100ポイント単位になるように、通常ポイントのうち何ポイントメトロポイント経由にするかを考える。(私の例だと、ボーナスポイントの端数が68だったので通常ポイントを32ポイント使用して100ポイント単位にする必要があった。)
≪手順2≫ 通常ポイントのうち、手順1でメトロポイント経由に回さず、ANAマイルに直接交換できるできるポイント数を確認する。(私の例だと、314ポイント)
≪手順3≫ 手順2で算出したポイントを直接ANAマイルに交換する。
≪手順4≫ 残ったポイントをすべてメトロポイントに交換する。
≪手順5≫ メトロポイントをANAマイルに交換する。
この順番で交換することで、ポイントを最大化することができ、ポイントのあまりもゼロになります。
成功パターンのポイントの変化
手順 | 通常ポイント | ボーナスポイント | 累計獲得マイル | 累計獲得メトロポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 346 | 8168 | 0 | 0 |
2 | 346 | 8168 | 0 | 0 |
3 | 32 | 8168 | 1570 | 0 |
4 | 0 | 0 | 1570 | 41000 |
5 | 0 | 0 | 38470 | 0 |
まとめ
ポイント交換の際は、ポイントの種類、交換レート、最低交換数に加えて、有効期限も重要であることを身をもって体感しました。今回は損害が少なかった(220マイル)ので助かりましたが、大量のポイントを一気に交換するときほど注意が必要だと感じました。ポイント交換も奥が深いですね。