旅マニア トイトイの旅行とマイル

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飛行機好きの方必見!羽田空港でANA国内線⇔国際線を乗り継ぎは専用連絡バス利用が面白い!

羽田空港での国内線⇔国際線乗り継ぎはターミナル間の移動を伴うため、電車やバスでの移動が必要です。バスに関しては、制限エリア外のバスであればだれでも無料で利用可能です。
今回は制限エリア外のバスではなく、制限エリア内を移動するANA専用のバスに乗車しましたので、レポートします。


目次

どんな場合に利用できるの?

ANAの国内線を利用して羽田空港に到着後、国際線ターミナルに移動し国際線に乗り継ぐ場合に利用できます。
または、その逆で国際線で羽田空港に到着し、ANA国内線に乗り継ぐ場合にも利用できます。
片道15~20分ほどかかります。
国内線から国際線に乗り継ぐ場合、対象者には国内線の出発空港で乗り継ぎバスの乗車証が渡されます。
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どうやって乗るの?

羽田空港に到着したら国際線乗り継ぎの看板を目指して歩きます。

専用の通路で乗車証を提示すると通路を通してもらえます。ここを抜けると、俗にいうバスラウンジにでます。沖止め用の出発ゲートを横目に一番奥に行くと、そこが連絡バスの乗車口です。
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ここで一つ疑問。保安検査はどこで行われるのでしょうか?国内線と国際線では保安検査の基準が違いますよね?バスを降りた後に専用の検査場があるのでしょうか?一度制限エリア外に出るのでしょうか?答えは後でわかりました。


バスの発着間隔はこんな感じ。運が悪いと結構待たされることもありそうです。時間帯によっては、制限エリア外の無料バスのほうが早いかもしれません。
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バス乗車(国内線⇒国際線)

乗車は運転手さんの案内があってから。下車用の扉が閉まった後、乗車用の扉が開きます。乗車時には運転手さんに乗車証を見せる必要があります。飛行機を間近で見るために窓際席に陣取ります。


出発すると空港の制限エリア内をバスで走っていきます。このため飛行機を間近で見ることができます。
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一番近くに寄ったときは、この近さ!隣の車線を飛行機が走っているような感覚です!
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空港内にはガソリンスタンドがあります。その脇を通過します。
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国内線ターミナルと国際線ターミナルの間には滑走路がありますので、滑走路の下のトンネルを通ります。トンネルに入るところで、検問みたいなものがありました。ちなみに、逆向き(国際から国内方向)では検問はスルーでした。

国際線ターミナルでも飛行機を間近に見ながら、バス停に到着し降りました。降りた先には、上りエスカレーターがあります。
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どこに、つながっているのかと言いますと、出発カウンターのフロアの出国審査場北につながっていました。
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ある程度予想していた通り、一度制限エリア外にでることになりました。しかし、すぐに保安検査を受けることができる場所に出ることができるので、迷うこともなく便利かと思います。

バス乗車(国際線⇒国内線)

帰りも国際線ターミナルから国内線ターミナルまで利用しました。

こちらは、税関を通過し一度制限エリア外に出た後の国内線乗り継ぎカウンター前の保安検査場からバス乗り場に行くことができます。

バスの待合室です。
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時刻表はこんな感じ。本数は逆方面とかわりません。
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こちらも、いい位置に陣取ると飛行機が近いです!
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国内線に乗り継ぐときの注意点としては、国内線ターミナル側には降車場が北と南の二ヶ所あることです。この後乗る国内線の方面別に南北に分かれていますので、降りる方を間違えないようにしてください。間違えると、ターミナル内を歩いて大移動するはめになります。
到着する場所は、逆方面の乗り場と同じく、バスラウンジです。

まとめ

ターミナル間の移動手段はいくつかありますが、私は断然今回紹介した、乗り継ぎ専用バスをお勧めします。
少しですが、空港の裏側を見ることができますし、なにより飛行機を間近で色々な角度から見ることができます!

大げさかもしれませんが、このバスに乗るだけでも、飛行機の乗り継ぎをする価値があると思います。マニアの方もそうでない方も、ぜひ一度乗ってみてください。

SFC修行第2弾 石垣タッチにチャレンジ!タッチ修行で辱めを受けよう!

日本に台風がやってきている中、石垣タッチをやってきました。実は、国内でタッチ修行を行うのは初めてでした。
諸先輩方が記事にされている通り、辱めを受けることができます。これはこれで良い人生経験かと思いましたので、私も記事にしてみます。

目次

タッチ修行とは

上級会員資格を得るためには飛行機にたくさん乗る必要があります。上級会員になるために、用もないのに飛行機に乗りポイントを稼ぐ行為を俗に修行といいます。タッチ修行とは飛行機に乗ることを目的とし、目的地での滞在時間をほとんどとらずに、出発地に戻ってくることをいいます。
有名なところでは、OKAタッチ(那覇空港日帰り往復)、SINタッチ(シンガポール夜行便往復)などがあります。

何で恥ずかしいのか?

国内でタッチ修行を行うと、往復同一機材・同一クルーになることが多く、往復同じCAさんとご一緒することになるわけです(特に離島便は便数が少ないので、折り返しほぼ確実です)。
つまり、この人さっきも乗ってたけど、帰りも乗ってるよ!なんで?なんで?とCAさんに思われているのではないかと想像すると恥ずかしいというわけです。

私の旅程

この日の旅程は名古屋中部ー石垣ー名古屋中部の単純石垣タッチです。
こんな旅程ですので、往復同一のCAさんであることは確実です。また、往復ともプレミアムクラスの利用ですので、顔を覚えられることは確実です(この便のプレミアムクラスは8席しかない)。恥ずかしいなとは思いつつ、せっかくの修行だから一度は辱め体験をしておくべきと思い、予約しました。

上述の通り、台風が来ていたので、欠航になるかもと思いつつ当日を迎えましたが、名古屋も石垣も晴れていました。
しかしながら、航路上には台風があるため、いつもの航路とは違う航路を通ったようです。台風をよけながらの飛行でしたので、結構迂回していました。いつもより明らかに旋回が多かったのが乗っていてわかるくらいでした。
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屋久島、奄美地方をがっつりよけているのがわかります。この影響で25分遅着でした。

私が受けた辱め

さて前置きが長くなりましたが、ここからが体験談です。実際どんな感じだったかみてみましょう。
まあ、往路は普通のお客さんということでいいでしょう。CAさんにとっても別に不思議なことはないはずです。

本番は帰りですね。少しドキドキしながら搭乗です。プレミアムクラス利用でしたので、自分の座席に着席すると、CAさんがあいさつに来てくれます。
帰りの便の会話はこんな感じでした。
「ご搭乗ありがとうございます。先ほどもご搭乗でしたよね?
さっそくジャブを打ってくるCAさんに対し、「はい、そうです。」と冷静に返す。
今日は、石垣島を往復されるんですね。帰りもご一緒させていただきますので、よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。笑」
にこやかな笑顔でご挨拶いただきましたので、こちらもひきつった笑顔で返しておきました。


別のCAさんが飲み物のオーダーを取りに来てくれました。
「お飲み物は何になさいますか?」
「ビールをお願いします。」
「スーパードライでよろしいでしょうか?」
往路でスーパードライを2本飲んだから好きな銘柄を覚えていてくれたのでしょう。おもてなしとしては素晴らしいことですが、今回の場合、恥ずかしいです。
「オリオンビールをお願いします。」
せめてもの抵抗で、違う銘柄にしてみました。


さてさて時間がたって、またまたドリンクはいかがですかとCAさんが来てくれました。
先ほどビールをもらったCAさんではなく、最初に挨拶に来てくれたCAさんでした。ここではプレモルをオーダーしました。

ビールを持ってきてもらったときにまた会話があり、辱めを受けました。
今日はお仕事進みました?
往復ともノートPCを開いてブログを執筆していたのでお仕事と思われたようです。ブログの執筆は進んだので、
「ええ進みました。」と返すと、
フライト時間が往復4時間以上ですものね。うふふ笑」ときたもんだ。
ちょっと恥ずかしい。。。
でも、本当にお仕事だと思われてるとしたらちょっと誇らしい気も・・・

短パン・サンダルでビール飲みまくりながらできるお仕事があるなら転職してもいいかもとか思いつつ、この記事を執筆していました。

そして最後に感動的な出来事が・・・

ここまで体験した段階では、CAさんからの辱めは結構楽しいけど、タッチ修行はもういいかなと思っていたんですが、セントレアに飛行機が到着し、さあ降りるぞってところで、一番お話ししていたCAさんから「トイトイさま」と名前を呼ばれました。
振り返ると、「後ろから失礼します。本日の搭乗証明書です。よろしければお持ち帰りください。」といって、メッセージが書かれた搭乗証明書をいただきました。
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まさか、もらえると思っていなかったので、感動して声がなかなか出ませんでした。なんとか「ありがとうございます。」というと、「こちらこそありがとうございました。またのご搭乗をお待ちしております。」ってなわけで、最後に挨拶をかわし飛行機を後にしました。
なんでメッセージもらえたのでしょうか?プレミアムクラスで往復したからなんでしょうか?

まとめ

というわけで、今回、良い出来事があったので、今後の修行はタッチにしようか、タッチじゃない修行にしようか悩みどころなのです。どちらかというとタッチに気持ちが傾いているわけです笑。


2017年の修行結果はこちらの記事でまとめています。
tabimania.hatenablog.jp

オーストラリア シドニー近郊の世界遺産ブルーマウンテンズで雄大な景色に感動 服装・楽しみ方など

2017年7月某日、オーストラリアのシドニー近郊にある世界遺産、ブルーマウンテンズに行ってきました。天気も素晴らしく期待通りの風景を見ることができました。今回はブルーマウンテンズ観光についてレポートします。
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シドニーまでの旅程は以下の記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp

ブルーマウンテンズとは

シドニー近郊(車で2時間ほど)にある世界遺産で、ユーカリの木に覆われた山々です。ユーカリに含まれる油分が気化し、そこに日光が当たることで、大気が青っぽくみえることがブルーマウンテンズという名前の由来だそうです。
観光としては、奇石スリーシスターズの見学、シーニックワールドというケーブルカーや遊歩道を備えた施設、そしてもちろん展望台からの山々の風景があります。

楽しみ方

私はオプショナルツアーで参加しました。ツアーの予約はVELTRA(ベルトラ)で行いました。

現地近くまでは電車も通っているので、個人でも行くことができます。もちろんレンタカーでもOK。
私は一人旅だったこともあり、オプショナルツアーに参加しました。結果的にはガイドさんのおかげで、ブルーマウンテンズのことやオーストラリア豆知識を詳しく知ることができ満足しています。ちなみに、参加したのは日本語ツアーです。

服装

私は2017年7月下旬に訪れました。シドニーの街中では長袖シャツくらいでちょうどよい気候でしたが、ブルーマウンテンズではダウンジャケットを着ました。気温はそこまで低くはありませんでしたが、風が強く、展望台などは結構寒かったです。ほかの参加者もダウンやコートはみなさん着ていました。ニット帽をかぶっていた方もいました。冬場に行かれる方は、脱いだり着たりできる温かい服装で行かれることをおススメします。

ツアーのゴール

現地に到着する前にガイドさんから、このツアーでのゴール(目標)を教えてもらいました。
このツアーの目標とそれぞれの点数は晴れること(80点)、山がブルーに見えること(100点)、ライアーバードが現れること(200点)の3つだそうです。
当たり前ですが、せっかく観光にきても天気が悪いこともあります。ブルーマウンテンズはその名の通り山なので、霧もでやすいそうで、なかなかベストなコンディションの日に行くのは難しいそうです。なので、晴れて景色が見れたら及第点の80点。
さらに、山が青く見えるのも毎日ではなく、雨上がりの晴れた日が一番確率が高いそうです。虹が見えるのと同じような原理とのこと。ここまで見えれば、ブルーマウンテンズに行った価値があったと判断できます。なので、ブルーに見えたら100点。
さらにさらに、ブルーマウンテンズにはライアーバードという鳥がいまして、これがたまにしか姿を見せないそうです。10~20回行って一回見れるくらいの確率と言っていたと思います。ガイドさん曰く、これが見れたら200点とのことです。(日本の山でいうところの雷鳥が見れたらラッキーみたいな感じでしょうか。)
さてさて、今日はどうなることでしょうか。天気は良さそうなので、期待しつつ現地に向かいました。

シーニックワールド

ブルーマウンテンズ観光のための施設の名前をシーニックワールドといいます。
ケーブルカーと2つのロープウェイで渓谷の景色を下から上から眺めることができます。
各所に工夫が凝らされていて、かなり楽しめました。

ケーブルカー

まずはケーブルカーに乗って、ブルーマウンテンズの谷の中に降りていきます。このケーブルカーが普通ではなく面白いのです。
何が普通でないかというと、傾斜が世界一(最大52度)なのです。しかも座席の傾きを変えることができ、より傾斜を高めることができます。どこかにつかまっていないと転げ落ちてしまうレベルです。私は日本のケーブルカーはすべて乗りましたが、シーニックワールドのケーブルカーは別の乗り物のようでした。
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乗り場では、写真のように椅子がV字くらいの角度になっていますが、出発するとこの座面が普通に座っているときの感じになります。


出発前に前方のレールを見ると、先が見えませんでした。ちょうど、ジェットコースターが落下を始める前のようなレールの見え方でした。
出発直後から斜度が一気に増して、おぉ~!ってなること間違いなしです。(絶叫マシンではないので、スピードは普通のケーブルカーと同じくらいです。また、乗車時間も1~2分程度です。)
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ちょっと写真では伝わりにくいのが残念。


ケーブルカーを降りると、スリーシスターズと呼ばれる3つ連なった奇石を見ることができました。
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また、今日は山がブルーに見えています。これで100点は達成です。すごく青いです!

森の中を散策

ケーブルカーを降りてからは、ロープウェイ乗り場まで、森の中を散策です。ここはかつて炭鉱だったとのことで、各所にその面影がみられます。
日本人になじみ深いスポットとしてはファイト一発!のCMで使用された崖を見ることができました。こんなところで撮影したんだ~という感じですよね。
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そんな感じで歩いていると、遊歩道の脇の森の中からなにやら音が。どうやらこれがライアーバードというやつらしい。(保護色なので写真だとわかりませんでした。よって写真は非掲載)
思っていたより大きく、そしてそんなにきれいなものではありませんでした。反対を向いていたので、顔は見えませんでしたが、胴体ははっきりとみることができました。これを見れたら200点とガイドさんに言われていたので、ラッキーだったんでしょう。ありがたみはわかりませんが、なんせ200点だからすごいのです。

ロープウェイその1

そんなこんなで、次はロープウェイに乗車。広々としたロープウェイでした。
ここからの景色はこんな感じ。
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背後にある岩山はウルルと同じ1枚岩で大きさもほぼ同じとのこと。

ロープウェイその2

元いたケーブルカーの乗り場(山の上)に戻り、続いてもう一つのロープウェイに乗車。こちらは山を登るためのロープウェイではなく、谷を渡るためのロープウェイ。雄大な景色を見ることができました。また、前半分は金網になっていて風が入ってきます。網の隙間から写真が撮りやすかったです。
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このロープウェイは床部分が透明になっている部分がありスリルを味わうことができます。1段高い部分です。完全な透明ではありませんが。
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スリーシスターズの展望台

その後、名物のスリーシスターズを間近で見るために展望台へ。ブルーマウンテンズをバックにスリーシスターズをみることができます。その名の通り、岩が3つ。左から長女、次女、三女だそうです。大昔は7姉妹だったそうですが、だんだんと岩が削れて、今は3姉妹だそうです。4人目の名残がわずかにみえます。
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アップにするとこんな感じ。
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次にこちらは、別の展望台にて。裏側からみるスリーシスターズです。
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まとめ

これにて、ブルーマウンテンズ観光は終了です。
山が好きということもあり、個人的にはかなり楽しめました。日本にはない山の風景を見ることができ、山が青いのも見ることができ、さらにはライアーバードも見ることができたので、大満足です。
世界遺産になっているだけあって、また訪れたいと思う美しい風景でした。
シドニーに行った際にはぜひ行ってみることをおススメします。

関連記事
tabimania.hatenablog.jp

中部国際空港(セントレア) 往復のアクセスは名鉄ミュースカイが便利で快適

名古屋の空の玄関口といえば中部国際空港(セントレア)です。名古屋の市街地からこの空港にアクセスする方法はいくつかありますが、おススメは名鉄特急ミュースカイです。私もいつも利用しております。今回は空港連絡特急ミュースカイについてレポートします。

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ミュースカイとは?

ミュースカイは空港アクセスのために名鉄が運行している特急列車です。全車指定席なので、乗車するには乗車券の他にミューチケットと呼ばれる特別車両券(座席指定券)が必要です。座席指定券の料金は区間によらず一律360円です。乗車券の他に360円を追加するだけで快適で速いので、セントレアに行く際には、一般の列車ではなく、ミュースカイがおススメなわけです。

編成は時間帯によって4両または8両の編成です。空港アクセス特急ではあるものの名古屋市近郊では通勤時に使用する人もいるため、通勤時間帯は満席なこともあります。空港から名古屋市内やその逆であればほぼ空きがあると思います。私が乗車したかったときに満席だったことはありません。

設備

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空港アクセス特急の基本装備ともいえる大型荷物の置き場は各車両の前後入口付近にあります。機内持ち込みできるサイズ程度の荷物であれば網棚の上にも載せることができます。

また、車内ではWifiを利用することができます。MEITETSU FREE WIFIという名称で、もちろん無料です。
旅行前の調べものや旅行後のブログ執筆に役立ちます。接続方法は簡単で、Wifiの電波を拾って、接続ボタンを押すだけです。あとは画面の指示に従いましょう。通信速度的にもストレスなく利用できます。各座席にテーブルがありますので、ノートPCを置いて使用することも可能です。
ちなみに、どうでもいいことですが、ミュースカイが駅に停まっているときにホームにいる人はWifiの電波を拾うことができます。もちろんミュースカイが出発したら切断されますが。本当にどうでもいい話すみません。

また、設備ではないですが、Windという車内紙が各席にあります。名鉄沿線の観光スポットなどが月替わりで紹介されています。

ミュースカイの特徴

ミュースカイの役割は空港アクセスであるため、名古屋市内をでると、空港までノンストップです。途中停車がないので、加減速の回数が少なく快適ですし、時間もはやいわけです。名鉄名古屋駅からは30分弱で空港に到着です。

全車指定席ですので、特別車両券が必要ですが、このチケットは乗車前に購入が必要です(車内で購入の場合は座席指定が受けられません)。駅の券売機でも発車3分前まで購入が可能です。

座席指定券用のホルダーが前の座席にありますので、そこにチケットを指しておきましょう。そのうち車掌さんが確認にきます。
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ちなみに、空港寄りの車両が1号車で一番後ろが4号車または8号車です。中部国際空港駅は頭端式ホームなので1号車に乗ると改札が一番近いです。一刻を争う場合(飛行機の時間に余裕がない場合)はなるべく前の号車に乗りましょう。

座席はA席からD席の列でD席側が海側です。海側といっても海が見える時間は短いですが。
また、空港に向かう場合、空港島がよく見えるのはA席側になります。

名鉄名古屋駅での乗車方法

名鉄名古屋駅は全国屈指のわかりにくい駅として有名です。初めて行く人は迷ってもいいように、時間に余裕をもってお出かけください。ただし、ミュースカイは特急専用ホームからの乗車となりますので、名鉄の駅さえ見つけてしまえば、その後は問題ないと思います。特急専用ホームに降りて、指定号車の乗車位置を見つけるだけです。

お得に乗る方法

座席指定券の回数券が売られてでおり、11枚セットで3600円で1回分お得ですので、よく乗る方はこれを買いましょう。また、回数券は名古屋辺りの金券ショップではばら売りもされていますので、これを買ってもいいです。1枚340円程度です。

この回数券ですが、土日に使用するのであれば時差土日回数ミューチケットが一番安いです。金券ショップでのばら売りで1枚280円程度です。ただし、その名の通り平日のラッシュ時間帯は使用できません。
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乗車券は名鉄名古屋駅からであれば、通常購入(交通系ICでも可)で870円です。こちらも金券ショップに行けば回数券が売られている場合があります(買ったことがないので詳しい値段はわかりませんが)。
1080円程度を超える区間に乗車する場合は、株主優待乗車証が一番安いです。名鉄全線どんな区間でも片道乗車が可能です。こちらも金券ショップで購入可能です。
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みなさんも名古屋にお越しの際には、ミュースカイでの快適な空港アクセスを体験してみてはいかがでしょうか。

メトロポイントへの交換で大失敗!マイルを損した話 メトロポイント交換時の注意点を解説します

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ソラチカカードの入会キャンペーンで獲得したOkiDokiポイントをマイルに変えるためにメトロポイントに交換したんですが、失敗して損をしてしまいました。失敗の詳細と注意点をレポートします。

目次

基本情報

まず、交換前に私が持っていたポイントとANAマイルへの交換ルート等は以下の通りです。

ポイント種類 所有ポイント 交換ルート 交換レート 最小交換単位
通常ポイント 346 ANAマイルへ直接交換 1ポイント5マイル 1ポイント
ボーナスポイント 8168 メトロポイント経由ANAマイル 1ポイント4.5マイル 200ポイント以上100ポイント単位

ポイント交換の計算

ごく単純に交換するのであれば、通常ポイントをマイルに直接交換して346×5=1730マイルとなり、ボーナスポイントは8100×4.5=36450マイル(あまり68ポイント)となりますので、合計すると38180マイル(あまり68ポイント)となります。


しかし、この方法だとあまりがでてしまいもったいないので、通常ポイントのうち32ポイントをメトロポイント経由にまわして交換します。すると合計はこんな感じになります。
通常ポイント346‐32=314ポイントを直接ANAマイルに交換します。314×5=1570マイルになります。ボーナスポイントの方は、8168ポイントに通常ポイント32ポイントを足して、8200ポイントをメトロポイント経由で交換します。8200×4.5=36900マイル(あまり0ポイント)となりますので、合計すると38470マイル(あまり0ポイント)となり、単純交換よりも290マイル多くなります。

まとめるとこんな感じです。

パターン 獲得マイル あまり
単純に交換した場合 38180 68
あまりをゼロにした場合 38470 0

私の失敗

というわけで、あまりをゼロにするようにポイントを交換することにしました。しかし・・・失敗してしまいました。交換の時は順番が重要なんですね。どんな失敗であったかを解説します。


失敗の原因はポイントの有効期限です。ポイント交換の時は、有効期限が近いポイントから順に消費されます。わたしの場合、通常ポイントの有効期限は2019年1月。ボーナスポイントの有効期限は2019年7月となっていました。

ポイントの種類 有効期限
通常 2019/1
ボーナス 2019/7

これを考えずに、メトロポイントへの交換を先に行ってしまったため、通常ポイントを無駄に消費してしまいました。

というのも、メトロポイントへの交換は、通常ポイント・ボーナスポイントにかかわらず、有効期限が近いものから消費されます。前述の通り、私のポイントの有効期限は通常ポイントのほうが近かったためメトロポイントへの交換時に通常ポイントが先に消費されてしましまったのです。

この結果、すべてのポイントをメトロポイント経由で交換するはめになり、直接ANAマイルに交換した方がレートがよい、通常ポイントの交換レートを自ら下げてしまったわけです。しかも結局ポイントも余ってしまい、踏んだり蹴ったりです。

今回、私の構想では、8200ポイントをメトロポイントに交換した後、残りの通常ポイント314ポイントを直接ANAマイルに交換する予定でした。

しかし実際に8200ポイントをメトロポイントに交換してみると、こんな状況になっていました。
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なんと、通常ポイントが0になっているではないですか!すぐに失敗に気が付きましたが、後の祭り。もう通常ポイントを取り戻すことはできません。

結局どのような交換結果になったかというと、8500ポイントをメトロポイント経由で交換8500×4.5=38250マイル(あまり14ポイント)となりました。

一番ポイントが獲得できる交換の仕方よりも220マイル少なくなってしまったわけです。残念。

正しい交換手順

では、私はどうしたらよかったのでしょうか?
答えは簡単で、通常ポイントを先にANAマイルに交換し、消費してしまえばよかったのです。
手順をまとめると以下のようになります。

≪手順1≫ ボーナスポイントが100ポイント単位になるように、通常ポイントのうち何ポイントメトロポイント経由にするかを考える。(私の例だと、ボーナスポイントの端数が68だったので通常ポイントを32ポイント使用して100ポイント単位にする必要があった。)

≪手順2≫ 通常ポイントのうち、手順1でメトロポイント経由に回さず、ANAマイルに直接交換できるできるポイント数を確認する。(私の例だと、314ポイント)

≪手順3≫ 手順2で算出したポイントを直接ANAマイルに交換する。

≪手順4≫ 残ったポイントをすべてメトロポイントに交換する。

≪手順5≫ メトロポイントをANAマイルに交換する。

この順番で交換することで、ポイントを最大化することができ、ポイントのあまりもゼロになります。

成功パターンのポイントの変化

手順 通常ポイント ボーナスポイント 累計獲得マイル 累計獲得メトロポイント
1 346 8168 0 0
2 346 8168 0 0
3 32 8168 1570 0
4 0 0 1570 41000
5 0 0 38470 0

まとめ

ポイント交換の際は、ポイントの種類、交換レート、最低交換数に加えて、有効期限も重要であることを身をもって体感しました。今回は損害が少なかった(220マイル)ので助かりましたが、大量のポイントを一気に交換するときほど注意が必要だと感じました。ポイント交換も奥が深いですね。


関連記事
tabimania.hatenablog.jp

かなり大きい!JALツアープレミアムの効力!!

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JALカードをお持ちの方、ツアープレミアムには入っていますか?
海外旅行の予定がある方は、ぜひ加入をおススメします。

私は2016年9月に加入しました。10月にシンガポールに旅行に行ったのですが、それ以来JALに乗っていません(特典航空券は除く)。
それでも、ツアープレミアムはお得という気持ちに変わりありません。

今日は、どのくらいお得なのかを検証してみたいと思います。

目次

ツアープレミアムとは

JALカードのオプションでカード会員だけが加入することができます。

通常、航空券を購入し飛行機に乗るとマイルがつきますが、航空券の料金によって基準マイルと比較してマイルが減額される場合があります。というよりは、ほとんどの場合、減額されます。

まずは、これはどういうことかを説明します。
エコノミークラス(国内線では普通席)の普通運賃(割引なし)で購入した場合に獲得できるマイルを100%としたとき、割引運賃で購入した航空券での搭乗マイルは75~50%程度となります(料金によって変動)。仕事であれば普通運賃で乗ることもあるでしょうが、旅行の場合は割引運賃で乗ることの方が多いと思います。つまり、搭乗区間で獲得できるマイルの75~50%のマイルしか獲得できていない場合がほとんどだということです。

ここで役に立つのが、ツアープレミアムです。
これに加入すると、割引運賃で搭乗した場合にも100%の区間マイルが加算されるのです。

例)区間マイル1000マイルの区間にマイル加算率が50%の運賃で搭乗した場合
 ・ツアープレミアムなし
   区間マイル1000×加算率50%=500マイル
 ・ツアープレミアム加入
   区間マイル1000×加算率50%+区間マイル1000×加算分50%=1000マイル

例のように、100%の区間マイルを獲得することができます。

これが、威力を発揮するのは国際線のエコノミークラスです。
理由は2点あります。
 ・国際線のエコノミークラスは割引運賃で購入すると、マイル加算率は50%程度
 ・国際線は国内線に比べて、元々の区間マイルが大きい

ツアープレミアムの料金は年間2160円ですので、年に国内線に1回乗るだけであれば、もとは取れません。
一方、国際線の場合は1往復だけでも十分に元が取れるケースが多いと考えられます。

お得度の検証(私の場合)

私が昨年シンガポールに行った時の獲得マイルで検証してみます。

東京―シンガポール間の区間マイルは3312マイル(片道)です。
私が利用したエコノミークラス運賃では加算率は50%でした。
よって、ツアープレミアム未加入の状態で獲得できるマイルは往復で3312マイルとなります。

一方、ツアープレミアムに加入した場合は、ちょうど倍の6624マイルとなります。

よって、この1回の旅行のためだけにツアープレミアムに加入したとすると、3312マイルを2160円で獲得したことになります。

1マイルの価値をどう見るかですが、一般的には2円で計算することが多いので、かなりお得であるといえます。(この場合1.53円)

もちろん、欧米へのフライトであれば区間マイルが多いのでさらにお得ですし、これ以外のフライトがあれば、その分もボーナスが加算されるのでお得です。



注意点

ツアープレミアムの料金はJALカード会員1名ごとにカードの年会費とは別にかかります。
家族会員の場合も1名ごとにかかりますので、家族の人数×2160円必要になります。

それと、申込から1年たつと、自動で継続されます。(別途2160円かかります)。
必要がないときは、ツアープレミアムのみ解約することを忘れないようにしましょう。

ツアープレミアムという名前ですが、ツアーじゃなくてもOKです。例えば先得でもマイルアップとなります。


ちなみにJALカードだけのサービスですので、ANAにはこのような仕組みはありませんのであしからず。


JALのマイルをさらに貯めるには

JALのマイルをたくさん貯めるには以下のような方法があります。興味がある方は試してみてください。
tabimania.hatenablog.jp

4大ポイントとマイルの切っても切れない関係 どうやってマイルをためる?

世の中様々なポイントであふれかえっていますよね。
中でも4大ポイントと呼ばれるTポイント、楽天ポイント、ポンタポイント、dポイントは貯めている・使っている方も多いことと思います。

私の場合は、ポイントはできる限りマイルに集約するという方針のもと、ポイントを貯めています。4大ポイントも例外ではなく、いかに効率よくマイルを貯めるかに主眼をおいて貯めています。

今日は、4大ポイントとマイルの関係を紐解いていきたいと思います。

目次

4大ポイントとは?

4大ポイントとはTポイント楽天ポイントPontaポイントdポイントのことをいいます。ご存知の通り、複数店舗にまたがって貯める・使うことができる共通ポイントです。

便利でお得な反面、種類がありすぎて、どれを貯めればよいのかわからないという方もいるかと思います。こんな方のために陸マイラー視点で見ていきます

貯めるときの考え方

自分が訪れた店舗で4大ポイントを貯めることができる場合積極的に貯めます。これが基本です。

問題は複数のポイントを貯めることができる店舗の場合です。この場合はどちらが有利なのかを考える必要があります。
例えば、楽天ポイントとdポイントのどちらかを貯めることが可能な店舗があった場合にどちらを貯めるのかということを考えてみます。

このときに、覚えておかないといけないのが、貯めるほうではなく使う方、すなわち「マイルへの交換」についてです。
4大ポイントのマイルへの交換方法を見てみると、交換しやすいもの交換しにくいもの一目瞭然です。
当たり前ですが、交換しやすいポイントを貯めた方がいいですよね。

マイルへの交換の難易度

難易度といっても簡単で、最低何ポイントから交換が可能かを知っておけば、貯めるときに悩む必要がありません。
一覧表にしてみます。

ポイント名 交換先 レート 最低交換数 交換日数
Tポイント ANA 500p⇒250マイル 500p 2-3日
楽天ポイント ANA 2p⇒1マイル 50p以上2p単位 1週間
Pontaポイント JAL 2p⇒1マイル 2p以上2p単位 1週間
dポイント JAL 5000p⇒2500マイル 5000p 2か月

表を見るとわかる通り、ANA組とJAL組に真っ二つに分かれています。しかし、それ以上に重要なのが、最低交換数です。
最低交換数は少なければ少ないほど、交換しやすいですよね。ここに、各ポイント大きな違いがみられます。

dポイントを見ると、最低交換数が5000pとなっています。これ、ドコモユーザーであれば貯まるでしょうが、それ以外の方はそう簡単にはたまらないレベルです。

逆に、同じJAL組でもPontaポイントは2ポイントから交換可能です。極端な話、1回買い物をしただけでもマイルに交換できるレベルなわけです。これは非常に使いやすいです。

ANA組はというと、楽天が最低交換数50pとなっており、交換しやすいです。さらに、楽天ポイントは楽天カードユーザーであれば、気づいたら結構たまってますよね。そのまま使うのもいいですが、マイルに変えることも可能です。

Tポイントは500pなので、まあ行けそうですが、楽天ポイントと比べてしまうと、見劣りします。

結論

・マイルに交換することを考えるなら、楽天ポイントとPontaポイントを貯めるべし!
・dポイントはドコモユーザーでないとマイルに交換できるほどたまらない。
・楽天ポイント、Pontaポイントが貯められない店舗でのみ、Tポイント、dポイントを貯める。
・楽天ポイントとPontaポイントの使い分けはANAとJALどちらを今貯めたいかで考える。

ANAカード入会キャンペーンで貯めたポイントをいかにしてマイルに交換するか考える

2016年末から2017年初頭にかけて参加したANAカード入会キャンペーンのポイントが先日付与されました。
VISAのキャンペーンとソラチカのキャンペーンを同時期にこなしましたので、それぞれのポイントをどのようにANAマイルに交換するとお得なのかを考えます。

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ちなみに、同時期にキャンペーンに参加するのはおススメしません。決済に使うカードが分散すると、キャンペーンのクリアが難しくなりますからね。
私の場合は、ソラチカでキャンペーンをやっていることを知らずにVISAを申し込んだあと、ソラチカのキャンペーンに気が付き、無理を承知で両方参加しました。
結果的には、キャンペーン期間を大きく残して楽々達成しました。年末年始だったこともあり、通常の月より出費が多かったようです。
時期を少しずらして何回も同じキャンペーンに参加するのは賛成です。ガンガン稼ぎましょう。

キャンペーンに関する情報はこちらの記事をどうぞ。
tabimania.hatenablog.jp


さて、まずは、キャンペーンのポイントがどのように付与されたかをまとめてみました。

種類 通常ポイント ボーナスポイント
ANA VISAゴールド 3100 0
ソラチカ 0 8168

これらのキャンペーンポイントの付与には大きな違いがあります。それは、通常ポイントとボーナスポイントの違いです。

ANA VISAゴールドのキャンペーンではキャンペーンのポイントは通常ポイントとして付与されます。
これは、ANA VISAゴールドの場合、1ポイント10マイルで交換が可能ですので、そのままANAマイルに交換して31000マイルになります。
あとは、交換のタイミングだけ考えればよいわけです。(マイル使用予定がないのに交換してしまうと、マイル有効期限の無駄遣いになってしまいます。)


問題はソラチカで付与されたポイントの方です。
これは、ボーナスポイントとして付与されます。ボーナスポイントは直接ANAマイルに交換すると1ポイント3マイルになります。通常ポイントであれば1ポイントが5マイルになりますが、ボーナスポイントは3マイルなので注意が必要です。
ソラチカのキャンペーンのサイトを見ると、約24500マイルが獲得できるとなっていましたので、この3マイルレートであることがわかります。

ここからがポイントです。結論から言うと、ボーナスマイルは直接ANAマイルには交換しません。

ではどうするのか?何のためにソラチカカードを申し込んだのか?そうです!ソラチカルートを使うのです!
今回もらったボーナスポイントはメトロポイントに交換することができます。
8168ポイントありますが、100ポイント単位での交換となるため、8100ポイントを交換します。
交換レートは1ポイントが5メトロポイントとなります。

その先はソラチカルートを回すだけです。
このルートでANAマイルに交換すると、8100ポイント⇒40500メトロポイント⇒36450ANAマイルに交換可能です。

ソラチカルートを使わない場合は約24500マイルにしかならないものが、ソラチカを使うと36450マイルが獲得できます。実に1万マイル以上もお得な交換方法なわけです。

実は、ソラチカへの交換時に失敗しました。こちらの記事を参照ください。
tabimania.hatenablog.jp


私は、この二つのキャンペーンで67450マイルもの大量マイルを獲得することに成功しました。これだけあれば、特典航空券でハワイに行けてしまいますからね、キャンペーン様様です。

なにはともあれ、ポイントが無事付与されて安心しました。
ポイントが確定するまでは何かと不安なんですよね。キャンペーン登録はちゃんとできているのかとか、クリア条件はちゃんと満たしているのかとか、考えればきりがありません。果報は寝て待て、という精神で待ちましょう笑。


これから、ANAカードを作ろうと考えている方は、特に急いでいなければ、キャンペーンをやっている時期を狙って作るとよいと思います。と言っても、VISAは年中やっていますが。
キャンペーンのクリア条件ともらえるポイントは時期によって微妙に変化するので、注意が必要です。
VISAの方はゴールドカードで30000マイル、ソラチカは25000マイル程度が獲得できるキャンペーンをやっていれば乗りましょう。

それと、VISAのキャンペーンサイトには5万とか6万とか獲得できると書いてありますが、これはプラチナカードを作った場合の話なので、大多数の人はこれよりももらえるマイルは少なくなります。ぬか喜びに注意です笑。

SFC修行始めます!修行第1弾の検討

2017年も半分が過ぎようとしていますが、SFC修行を始めることにしました。と言っても元々今年やるつもりだったんですが。
やっと、第1弾の予約を入れましたので、まとめてみます。

目次

SFC修行とは

本題に入る前に、SFC修行についておさらいしておきます。
ANAの上級会員資格の1つであるプラチナメンバーになると、スーパーフライヤーズクラブ(SFC)というクレジットカードの入会資格が得られます。
このカードを所有する限り、プラチナメンバーと同等の優遇が受けられます。
この入会資格を得るためだけに、飛行機に乗る行為をSFC修行と言い、やる人を修行僧と呼びます。
これをやってみようというわけです。

行先の決定

行先は諸先輩方もよく利用されているシドニーにしました。シドニーにした理由は以下の4点です。
1.国内より海外に行きたい
2.プレミアムポイントが1.5倍計算のアジア・オセアニアがいい
3.プレミアムエコノミーの設定がある路線がいい
4.修行第1弾である程度の大量PPを稼いでしまいたい
(5.オーストラリア限定のポケモンが欲しい)

というわけで、条件を満たすシドニーを目的地としました。

ルートの決定

行先が決まったところで、ルートを検討しました。羽田―シドニーの前後に沖縄往復を付けることを基本とし、空き状況とPP単価を加味して決めていきました。出発空港は中部国際空港(以下、名古屋)です。色々と検討した結果、こんな感じになりました。

レグ 路線 クラス マイル PP 価格 PP単価
1 名古屋―石垣 P28 1631 3010 36810円 12.22
2 石垣―羽田 国内区間 1530 2448 5000円 2.04
3 羽田―シドニー プレエコ 6078 7694 103410円 13.44
4 シドニー―羽田 プレエコ 6078 7694 105410円 13.70
5 羽田―那覇 国内区間 1230 1968 5000円 2.54
6 那覇―新千歳 P株主 2182 3892 40400円 10.38
7 新千歳―名古屋 P28 958 1935 24910円 12.87
- - 19687 28641 320990円 11.2


当初は那覇の往復を単純につけようと思っていたんですが、往路のプレミアム旅割が満席だったため、PP単価的には少し悪くなってしまうんですが石垣便を使うことにしました。まあ、石垣は行ったことがないので、行ってみたいということもありましたし。

で、帰りはというと那覇経由で名古屋かと思っていたんですが、こちらもプレミアム旅割が満席。ちょっと迷いましたが、前から乗ってみたいと思っていた那覇―千歳を挟むことにしてみました。
海外旅行後に沖縄往復だけでも、普通の人から見たら?ですが、その後北海道に行くなんてどうかしてますよね。でも、この方がエクストリーム感がでていいかと。
かなり疲れるだろうとは思いつつ、こんな面白そうなことができるチャンスはなかなか無いと思い、予約してしまいました。

全体としてはPP単価はお高くなってしまいましたが、スカイコインで支払うので、あまり気にしないことにして、行けるときに行っておこうという感じです。

今後の修行予定

修行予定といっても構想だけですが。

今回の第1弾で、28000強のPPを稼ぐことができますので、もう一回、国内のどこかに往復して、30000PPを達成しブロンズメンバーになります。これによって、スカイコインへの交換レートを1.7倍にします。

次に、アジアのどこかにプレミアムエコノミーで行って、50000PP近くになり、足りない分は国内で適当に稼ぐという算段です。
アジアの行先は行ったことがない都市がいいので、クアラルンプールかバンコクを予定しています。

第4弾くらいまでで、完了できればいいかと思っています。いつ行けるかはまだわかりませんけど。




修行結果はこちらの記事を参照してください。
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マイル・ANA/JAL上級会員・フライト関連の用語集

(最終更新:2018/3/10)
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マイルや上級会員関連の情報を収集していると、知らない用語に出くわすことがあるかと思います。そんなときに、振り返れるように用語集を作ってみました。
独自の用語集ですので、言い回しなんかは正確ではない部分もあると思いますし、個人的な考えも交えて書きますので、大体こんな感じかというふうに見ていただければと思います。

目次

マイル関連の用語

マイル
航空会社のポイントのこと。マイレージともいう。街のお店で買い物をすると、そのお店のポイントがたまるのと同じように、飛行機に乗ると航空会社のマイルがたまる仕組みになっている。マイルを貯めると、無料で飛行機に乗れるなど、いいことがある。飛行機に乗る以外にもマイルを貯める方法はたくさんあり、奥が深い。
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マイレージプログラム
航空会社のポイントサービスのこと。マイルを提供するシステム全体をいう。

マイレージ会員
マイレージプログラムに参加する人のこと。無料で会員登録することができ、JALやANAの場合、登録するとマイレージカードがもらえる。

マイレージカード
マイレージプログラムの会員番号が書かれたカード。他業種でいうところのポイントカードのこと。

フライトマイル
飛行機に乗ることでもらえるマイルのこと。搭乗区間によってもらえる基本マイル数は決まっている。

マイラー
マイルを貯めることに情熱を注ぐ人々のこと。どうやったらマイルを貯めることができるかを常に考えている。

空マイラー
主に飛行機に乗ってマイルを貯めるマイラーのこと。出張族など仕事での利用が多い人に多いと思われる。

陸マイラー
おかマイラーと読む。空マイラーの反対語で、主に飛行機に乗らずにマイルを貯めるマイラーのこと。飛行機に乗らずにマイルを稼ぐという、一般人からするとわけがわからない存在だが、相当数存在すると思われる。飛行機に乗らずにマイルを貯める主な方法は①クレジットカード決済で貯める②クレジットカードの入会キャンペーンで貯める③ポイントサイトで貯めるの3つである。

①クレジットカード決済
日常の買い物にクレジットカードを使用することで、使用金額の1%前後のマイルを獲得する方法。

②クレジットカード入会キャンペーン
クレジットカードに入会し、条件を満たすとマイルがもらえるキャンペーンのこと。
マイルが直接もらえないクレジットカードであっても、マイルに交換できるポイントがもらえる場合は、マイルを獲得するチャンスである。

③ポイントサイト
クレジットカードの発行、FX口座の開設・利用、ネットショッピングなどでポイントがもらえるサイトのこと。
ポイントサイトで獲得したポイントはマイルに交換することができる。(サイトによってはマイルに交換できないものもある)


ソラチカルート
各種ポイントサイトで獲得したポイントをANAのマイルに高レートで交換するルート。ソラチカカードの所有者のみが使えるルートである。カードを所有していると各種ポイントサイトで貯めたポイントを90%のレートで交換可能。(ソラチカルート以外のルートの場合50%程度までレートは落ちる)。各種ポイントサイトからのソラチカルートの利用は2018年3月31日で終了。

ソラチカカード
ANA To MeカードPASMO JCBという名前のクレジットカードの通称。ANAのマイレージカード機能と東京メトロのメトロポイントカードとPASMOの機能が一体化したクレジットカード。陸マイラーは基本的にこのカードを決済には使わず、ソラチカルートのために所持している。

クレジットカード発行案件
ポイントサイトでポイントを貯めるために最も有効な方法の一つ。後述するFX案件と双璧をなす。ポイントサイト経由でクレジットカードを発行すると、大量のポイントがポイントサイトからもらえる。陸マイラーにとって欠かせないポイント源。
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FX案件
ポイントサイトでポイントを貯めるために最も有効な方法の一つ。FX(外国為替証拠金取引)の口座を開設し、取引をすると大量のポイントがポイントサイトからもらえる。陸マイラーにとって欠かせないポイント源だが、年々ポイントは減少ぎみ。

上級会員関連の用語

上級会員
航空会社のマイレージプログラムの会員の中で、一定の条件を満たした人。基本的には、1年間でたくさん一定の航空会社を利用して、上級会員になるためのポイントを貯めることで、上級会員になることができる。各社独自の上級会員プログラムを運営しており、上級会員の中でもさらにランクが存在する。上級会員になると、航空会社ラウンジの利用・ビジネスクラスカウンターでのチェックインなど、一般会員とは違ったサービスを受けることができる。

FOP
フライオンポイントのこと。JALのフライトを利用するとFOPが加算される。毎年1月~12月の間に30000FOP獲得でクリスタル、50000FOP獲得でサファイア、100000FOP獲得でダイヤモンドの各ステータスが与えられる。

PP
プレミアムポイントのこと。ANAのフライトを利用するとPPが加算される。毎年1月~12月の間に30000FOP獲得でブロンズ、50000FOP獲得でプラチナ、100000FOP獲得でダイヤモンドの各ステータスが与えられる。

JGC
ジャルグローバルクラブ。JALの上級会員のうちサファイア以上のステータスを持っている人が入会することができるクレジットカード。通常ステータスの有効期限は1年間だが、JGCに入会すると、クレジットカードを所有する限り、サファイアステータスと同程度のサービスを受けることができる。

SFC
スーパーフライヤーズクラブ。ANAの上級会員のうちプラチナ以上のステータスを持っている人が入会することができるクレジットカード。通常ステータスの有効期限は1年間だが、SFCに入会すると、クレジットカードを所有する限り、プラチナステータスと同程度のサービスを受けることができる。

修行
JGCやSFCの入会資格を得るために、特に用もないのに飛行機に乗る苦行のこと。JGC修行、SFC修行というように使う。上級会員の資格は、飛行機に乗らないと得られないため、特に用事がなくても飛行機に乗るしかない。一瞬だけ東南アジアに行くとか、東南アジアに行く前に沖縄を往復するとか、1日2回沖縄に行くとか、一般人からしたらどうかしてると思われることを行う。やってるほうは楽しかったり、苦しかったりする。
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修行僧
修行をしている人のこと。

解脱(げだつ)
JGCやSFCの条件を満たし、修行を終えること。すべてから解放される?

OKA-SIN
出発地から那覇空港を経由してからシンガポールに向かうルートのことを呼ぶ。OKAは那覇空港、SINはシンガポールチャンギ空港の空港コード。修行によく利用されていたルートだが、発着時間が使いにくくなってしまったらしい。
なぜ、那覇を経由するかというと、FOPやPPを効率よく稼ぐためである。那覇―東京―シンガポール―東京―那覇を一つの航空券とみると、往復の那覇―東京間は国際線の国内区間という扱いになり、単独で買うよりもかなり安い価格で乗ることができる上に、FOPやPPは普通運賃で搭乗した時と同じだけもらうことができ、非常に効率よくFOP・PPを獲得できる。(国内区間の扱いは2018年秋から変更になる。)

実際に乗ってみました。
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国際線の国内区間
国内線から国際線に乗り継ぐ際に、国内線部分の運賃が大幅に割引される制度。この運賃で搭乗した場合、運賃が安いにも関わらず、マイルの計算上は普通運賃と同じ付与率となるため、この区間だけを見れば、少ない費用でたくさんマイルを稼ぐことができる。また、FOPやPPはマイルを元に計算されるため、この点でも有利である。(国内区間の扱いは2018年秋から変更になる。)

FOP単価/PP単価
1FOPまたは1PP獲得するためにいくらかかったかを表す。航空券代を獲得FOP/PPで割る。一般人で気にする人はいないが、修行の時はなるべく費用を抑えるために重要な指標である。一般的に10円を切ればまあまあの安さといわれることが多い。時期・路線によって大きく変わるので、いい時期・路線に乗ることができれば6円台、7円台に抑えることも可能。一般に国際線の国内区間を利用すると抑えることができる。

特典航空券
マイルを貯めてもらうことができる無料の航空券。エコノミークラスだけでなく、ビジネスクラス、ファーストクラスも対象。航空券は無料になるが、空港税や燃油サーチャージは別途支払う必要がある。マイラーは基本これを狙うので、競争率は高く、希望の日の特典航空券がとれないことも多い。
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eJALポイント
JALのマイルから交換し、JALの航空券の購入に利用することができるポイント。1マイル=1.5ポイントとして交換可能。特典航空券にはマイルが足りない場合や、特典航空券が取れない場合に利用価値がある。
ポイントサイトで貯めたポイントをeJALポイントに交換して修行を行うことで、修行費用を大幅に抑えることができる。(特典航空券で搭乗した場合、FOPは加算されないが、eJALポイントを使って購入した航空券はFOPが加算されるため)

ANAスカイコイン
ANAのマイルから交換し、ANAの航空券の購入に利用することができるポイント。1マイル=最高1.7ポイントとして交換可能(ANAカードの所有状況やステータスによって変化)。特典航空券にはマイルが足りない場合や、特典航空券が取れない場合に利用価値がある。
ポイントサイトで貯めたポイントをANAスカイコインに交換して修行を行うことで、修行費用を大幅に抑えることができる。(特典航空券で搭乗した場合、PPは加算されないが、ANAスカイコインを使って購入した航空券はPPが加算されるため)

フライトに関する用語

コードシェア
一つのフライトに多数のフライト名を与えて、共同運航すること。例えば、JALの機体とクルーで運航される便にはJAL●●●便というフライト名がついているが、これ以外に他社の便名(キャセイ●●●便のように)がついていることがある。コードシェアをすることで、自社便がカバーしていない地域を他社の運航でカバーすることができる。
これがあるおかげで、色々な地域へ行く航空券を日本のサイトから直接簡単に購入することができる。

一方、JAL便名がついているフライトでも機体やサービスはアメリカン航空が行うといったパターンが普通にあるため、JALのサービスを受けたい人は、JALの機材で運航されるフライトを選ぶ必要がある。

アライアンス
航空連合のこと。世界中には様々な航空会社があるが、各社がそれぞれ世界中の空港へ就航するのは不可能である。そこで、いくつかの航空会社がタッグを組んでコードシェアを行ったり、マイレージの提携を行うことで乗客の利便性を高めている。JALやANAのフライトだけでは行くことができない国や地域に行くことができるように、別の航空会社とタッグを組んで乗客を目的地に運んでいる。また、自分が貯めているマイレージプログラムと同じアライアンスの航空会社のフライトを利用した場合は、基本的に自分が貯めているマイレージプログラムにマイルを積算することが可能。例えば、キャセイパシフィックに乗って、JALのマイルを貯めることができる。

ワンワールド
JALが所属するアライアンス。JAL、アメリカン、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフイック、カンタス、フィンエアーなどが所属している。南米に強いといわれている。

スターアライアンス
ANAが所属するアライアンス。ANA、ユナイテッド、タイ国際、シンガポールなどが所属している。最大の航空連合。

スカイチーム
日本には所属している航空会社はない。デルタ、大韓航空、エールフランスなど。


とりあえず、基本的なところはこのくらいあれば理解できるかと。こうしてみてみると、まじめな用語から面白い用語まで色々と使われているのがわかりますね。項目と説明文に関しては定期的に見直ししていこうと思います。

JALビジネスクラスSKY SUITEⅢ 窓側席と中央席の乗り比べ!

JALビジネスクラスSKY SUITEⅢに乗りました。このビジネスクラスは横が1-2-1のヘリンボーン配列で全席から直接通路にアクセス可能です。今回、中央席、窓側席にそれぞれ搭乗しましたので、乗り比べということでレポートしたいと思います。

ちなみに私は景色を見るのが好きなので、1‐2‐1配列であれば基本的には窓側席を選びます。今回は、二人旅だったことと、中央席の足が立体交差するというのを体感してみたかったので、往路は中央席にしました。帰りは、窓側席に乗りましたが、中央席とは構造が違うことがわかりました。窓側席は足が立体交差しないですからね、空間の使い方が違うのです。この辺の違いがSKY SUITEⅢの見どころではないかと思います。

共通の構造

まずは中央席と窓側席に共通の部分のレポートから。キャビンの全体像はこんな感じです。それぞれの席が囲われているので個室間があります。
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食事用のテーブルは収納時はこんな感じ。ディスプレイの横に収納されています。
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食事用にスタンバイするときはこんな感じでテーブルを倒して、
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手元にスライドさせて使用します。
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テーブルの大きさは申し分なく、ノートPCを置いてもビールを置くスペースがありました。
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続いて、小物入れです。サイドテーブルの上方にあります。中は三角柱のような形で、あまり大きいものは入りませんがウエストポーチサイズ程度のカバンであればまるごと入れることができます。
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扉の内側は鏡になっています。
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小物入れの下には、電源、USB等があります。
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サイドポケットには機内誌や国際線Wifiの利用方法リーフレットが入っています。その横には、リクライニングの操作パネルがあります。
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中央席の構造

シートの構造

JALビジネスクラスSKY SUITEⅢの特徴はこの中央席に集約されているといっても過言ではありません。ですので、飛行機好きな人は一度は乗ってみることをおススメします!空間の有効利用という点で非常に興味深い作りになっています。ほんとに足が交差します(当たり前か)。

中央席は進行方向左側がD列、右側がG列となっています。フルフラットにすると足先の位置が立体交差しますが、このときの足の上下関係は、D列側が下側、G列側が上側になります。

D列側はこんな感じ。ブランケットが置いてある位置が足が入るスペースです。このスペースとディスプレイの間の部分にG列側の人の足が入るスペースがあります。
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G列側はこんな感じ。こちらはディスプレイのすぐ下が足のスペースになっているのがわかるかと思います。自分の足スペースの下側にD列の人の足が入るスペースがあります。
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この構造からもわかる通り、G列側の人はフルフラットにすると結構高い位置で寝ることになります。ちょっとした違和感があります。D列側はあまり違和感はないかと思います。
普通に座っているときは同じ高さなのに、フルフラットにすると、列によって高さが変わるのが、このシートのすごいところだと思います。

パーテーションとサイドテーブル

D列とG列の間には可動式のパーテーションがあります。またこの部分がサイドテーブルとなっています。

パーテーション使用時はこんな感じ。もっと完璧に隣が見えなくなるパーテーションかと思っていましたが、これがまた短いんですよ。隣席が他人の場合、ちょっと気を使いますね。サイドテーブルは三角形で、一人分のスペースは結構狭いです。荷物が隣にはみ出さないように注意しないといけません。
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パーテーションを上げるとこんな感じ。完全に隣が見えます。
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窓側席の構造

一方の窓側席ですが、足元の空間、サイドテーブルの広さともかなり余裕があるつくりになっています。両方とも体感としては中央席の倍ほどある感じです。

シート構造

まずは、足元から。窓側席は立体交差する必要がないので、高さ方向に関していうと、中央席で二人で分け合っていた空間を一人で使うことになります。横幅に関しても、飛行機の外壁部分まで余裕がありますので、かなり広々しています。
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サイドテーブル

サイドテーブルも中央席よりかなり広いです。座席から窓までの空間がすべてサイドテーブルとして利用できるようになっています。PCを楽々置くことができました。
写真で見ると、下側の三角形の部分と上側の四角形の部分に色が分かれていますが、中央席の場合はサイドテーブルの広さは三角形の部分のみとなります。窓側席のサイドテーブルがいかに広いかがわかると思います。
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中央席と窓側席どっちがいい?

というわけで、普段乗るなら、広々とした窓側席がおススメです。特に一人の場合は中央席に乗る意味は全くと言っていいほどありません。ただし、中央席は構造が興味深いので、一度は乗ってみるとおもしろいと思います。一度乗れば、一人の場合は次回からは窓側席で決まりです。

一方、中央席の利用場面は、二人旅の時だと思います。中央席は会話ができるし、荷物の受け渡しも簡単なのでいいと思います。
逆に、一人旅で中央席に座ると、隣は知らない人ですので、ちょっと気をつかうかもしれません。隣席との間にパーテーションがありますが、上述の通りかなり短いので、ちょっとのぞき込むと隣の人が見えてしまいます。目が合ってしまったりしたらちょっと気まずいですよね。

自動車税の支払い時に手数料なしでマイルを貯める方法 WAONを使ってミニストップで支払いましょう

自動車をお持ちの皆様、税金を支払う季節がやってきました。支払いの用紙はもう届きましたかね?普通に現金で支払ってしまう前に、この記事を読んでみてください。支払う金額にもよりますが、結構マイルを貯めることができます。

自動車税の支払いとマイルの関係

自動車税の支払い方法といえば現金が主流でしたが、最近はクレジットカードでも支払うことができるようになってきました(都道府県による)。クレジットカードで払うと、カードのポイントを貯めることができますが、カード払いの決済手数料を取られてしまいます

私が住む愛知県の場合は、この手数料が税金10000円ごとに73円(税別)かかります。この辺は都道府県ごとに事情が異なると思いますので、ご自分の都道府県からの支払い案内を確認してみてください。

私の場合、税額が45000円ですので、クレジットカードで支払うと394円の決済手数料を取られることになります。現金払いより金額は多くかかってしまいますが、クレジットカードの還元率が1%であれば45000円の支払いで450マイルを獲得できますので、決済手数料の394円を支払ったとしても、少しはお得にはなります。


さて、ここからが本題です。クレジットカード払いでマイルは貯めたいけど、余分な決済手数料は払いたくないと思うのが人情というものです。

そんな都合のいい方法あるの?というと、あります。それは、JMB WAONへのクレジットチャージを使う方法です。この方法を使うと、余計な手数料をかけずに、JALのマイルを貯めることができます

この方法での支払い方法を解説します。

クレジットチャージとは

クレジットチャージについておさらいしておきます。クレジットチャージはクレジットカードから電子マネーにチャージすることをいいます。

メリットとしては、チャージした金額がクレジットカード利用金額として扱われるため、クレジットカードのポイント(マイル)がつくことです。
注意点としては、電子マネーごとにチャージできるクレジットカードの種類が決まっていたり、チャージはできるがポイントはつかないクレジットカードがあることです。

以下で説明する電子マネーとクレジットカードの組み合わせであれば、チャージができ、かつ、チャージ金額に対してマイルもたまりますので、ご安心ください。

用意するもの

自動車税の支払いでJALマイルを貯めるために、用意するものが2つあります。
 1.JMB WAONカード
 2.JMB WAONカードにクレジットチャージが可能なJALカード
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2に関して、2017年5月現在JMB WAONカードにクレジットチャージが可能なJALカードは以下のものがあります。
 JAL JCBカード、JAL Masterカード、JAL VISAカード、JALカードTOKYU POINT ClubQの4種類。もちろんこれらのカードのゴールドカードなどでもOKです。

これらのカードはJALマイラーの方であれば、すでに所有されていることと思います。
JALカードは年会費がかかるクレジットカードですが、初年度は年会費無料ですのでまだもっていない方はこの機会にためしに所有してみてもいいかもしれません。今すぐ申し込めば、今年の自動車税支払い期限である5月末にも何とか間に合うと思います。

JALカードでのマイルの貯め方は下記の記事にまとめていますので、ご参考にしてみてください。
tabimania.hatenablog.jp

支払い方法

さて、本題に戻ります。
JMB WAONカードとJALカードが用意できたら、2枚のカードと税金の払い込み書をもってミニストップに行きましょう!JMB WAONを使用して自動車税を払うことができるコンビニはミニストップのみです

ミニストップに行ったら、元気にレジに・・・行ってはいけません。レジではクレジットチャージはできませんので、まずはイオン銀行のATMで支払う金額分のクレジットチャージをしておく必要があります。(クレジットチャージをするためにはあらかじめJALカードとJMB WAONの紐づけをしておく必要があります。)

トップのメニューからWAON→チャージ(入金)→クレジットカードからチャージするを選択して金額を設定するとチャージができます。1回の操作でチャージできる金額は29000円までですので、それ以上の金額のチャージが必要な場合は2回に分けてチャージをする必要があります。

クレジットチャージをすると、チャージした金額分のマイルがつきます。JALカードショッピングプレミアム加入の場合100円につき1マイル、未加入の場合200円で1マイルたまります。

ショッピングプレミアムに加入している状態で私のように45000円のチャージを行うと、450マイル獲得することができるというわけです。
チャージが完了したら、レジに行って、JMB WAONを使って自動車税を払いましょう。これで完了です。
※WAONカードにチャージできる金額はMAX50000円ですので、税金の額が50000円より高い場合は、残りの金額は現金払いなど別の方法になります。

ちなみに、税金の支払いではJMB WAON利用によるマイルの加算はないことになっています(通常の買い物の場合は、JMB WAONで支払うと、クレジットチャージでのマイル加算とは別に200円につき1マイル獲得)。

しかし、私がJMB WAONで自動車税を払ったときは、JMB WAON支払いによるマイルもしっかりついていました(200円につき1マイルで、私の場合は225マイル)。
2017/5/22追記:今年分も上記の方法で支払いましたが、JMB WAON支払いによるマイルが225マイル加算されました。

こちらは、ミニストップのサイトにも付与しません!とはっきりかかれていますので、たまたまかもしれません。参考情報としてください。

まとめ

自動車税はクレジットチャージしたJMB WAONを使ってミニストップで払う!一言でいうとこれだけです。


これをするだけで、追加の手数料なしで、JALカードのショッピングマイルを貯めることができます。JALマイラーの方はやらないと損といっていいレベルのお話ですので、ぜひやってみてください。

最後に私の場合を例に、支払方法による手数料・マイルの違いをまとめておきます。

支払い方法 手数料 獲得マイル
現金 0円 0マイル
クレジットカード 394円 450マイル
JMB WAON 0円 450マイル+α

ハワイでお得に過ごせるカード「JALOALOカード」でいろいろな優待を受けよう!

(最終更新:2018/3/10)
JALでハワイに行くと、JALOALO(ジャロアロ)カードという優待カードを利用することができます。JALOALOカードはJALのフライトを利用する人であれば無料で手に入れることができますので、持っていて損はないカードです。このカードを利用してみましたので、レポートしたいと思います。
なお、本記事の優待内容は2017/4/1~2017/9/30の内容で、期間が終わると改定されるものと思われますので、利用時には、JALOALOにて最新の情報をご確認ください。
(2018/3/4追記)優待の店舗は続々と増えているようです。2018年4月以降もJALOALOカードは継続されることが決まっています。

JALOALOカードってどんなカード?

写真はJALOALOカードアリィで、裏面には有効期限が書かれています。通常のJALOALOカードは黄色い券面です。
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JALOALOカードは日本からハワイへJAL便を利用していく人が利用することができる、オアフ島で使える優待カードです。ビジネスクラス用のJALOALOカードアリィとプレミアムエコノミークラス、エコノミークラス用のJALOALOカードの2種類があります。ビジネスクラス用のJALOALOカードアリィのほうが受けることのできる優待が多いです。どちらのカードの場合も優待を受けるためには、事前にカードの申し込みをする必要があります。有効期限はハワイ到着日より1か月です(有効期限は一度も確認されませんでしたが)。なお、特典航空券の利用でも申し込み可能です。公式サイトから利用条件を転記しておきます。

JALOALO CARD ジャロアロ カード
対象期間中にオアフ島に滞在される、日本からハワイへJAL便のプレミアムエコノミークラス、エコノミークラス個人運賃(※1)、ならびにマイル利用によるプレミアムエコノミークラス、エコノミークラス特典航空券ご利用のお客さまを対象としたカードです。
※1:Standard,Flex
※パッケージツアー、団体ツアー利用のお客さまは対象となりません
※海外発のお客さまは対象とはなりません

JALOALO CARD ALI'Iジャロアロ カード アリイ
対象期間中にオアフ島に滞在される、日本からハワイへJAL便のビジネスクラス個人運賃(※2)、ならびにマイル利用によるビジネスクラス特典航空券ご利用のお客さまを対象としたカードです。
JALOALOカード加盟店(約180店)に加え、厳選されたALII'I加盟店(ホテル、レストラン、ショップ、スパ、トロリー)で特典が受けらます。
ホテル「ハレクラニ」やラグジュアリーブランドショップ、ジャルパックトロリーなどでの特典やサービスを用意しております。
※2:Saver,Standard,Semi-Flex,Flex
※パッケージツアー、団体ツアー利用によるビジネスクラス利用のお客様は対象とはなりません
※往路、もしくは復路のみビジネスクラスをご利用のお客さまもお申し込みいただけます
※海外発のお客さまは対象とはなりません
AlI'Iとは、古代ハワイでの階級制社会において「最上位」「王族」を現します。 また、赤はALI'Iを表す色「王族の色」の象徴です。

入手方法

航空券の予約後、下記の手順で申し込むことができます。公式サイトへのリンクを貼っておきます。
JALOALO カード申込み |JALOALO CARD (ジャロアロカード) プログラム
申し込んでからカードが届くまでに1週間~2週間ほどかかりますので、航空券の予約をしたら早めに申し込んでおきましょう。
申込時に航空券の予約番号や搭乗便名が必要です。実際にやってみると簡単に申し込みできました。複数名で旅行する場合はそれぞれの方が申し込む必要がありますので、注意してください。カード1枚につき1名が優待を受けることができます。

優待内容

カードが届くのと同時にご利用ガイドブックが届きます。ここに優待の内容が書いてありますので、旅行前に使えそうな優待を探しておきましょう。空港から市街地への送迎の割引など、日本出発前に申し込みが必要な特典もあります。ホテルやゴルフなんかも優待がありますので、色々なものの予約をする前に、一度ガイドブックに目を通しておくとよいと思います。優待を使用せずに、他社を使ったほうが安いものもあるでしょうし、優待価格のほうが安い場合もあると思いますので、使える優待があったらラッキーくらいの気持ちで、ガイドブックをみるとよいでしょう。
優待内容を詳しく見たい方は、公式ページでご確認ください。
http://jaloalo.jp/

ビジネスクラス用のJALOALOカードアリィ専用の優待もありますので、ご注意ください。

実際に利用した優待と感想

空港送迎割引

私は、ホノルル空港からホテルまで混乗シャトルバスでの送迎を予約しました。通常$16のところを$13で利用できました。日本出発前にJALOALOサイトから予約が必要です。
空港からホテルまではタクシーがいいという方はタクシーも優待価格で利用可能です。3人以上であれば、混乗シャトルバスよりタクシーのほうが安いです。

トロリー

JALPAKレインボートロリーのアラモアナ線に乗り放題です。乗車時にカードをドライバーに提示するだけでOKです。アリィの場合は、アラモアナ線に加えて、ダイヤモンドヘッド線も乗り放題です。
ワイキキ付近には観光客向けの色々な種類のトロリーが走っています。有名なのはJCBカードの提示でワイキキトロリーピンクライン(アラモアナコース)が無料になるというものですが、JALPAKレインボートロリーも似たような場所を走っています。今回乗ってみて思ったのは、JALOALOカードで乗ることができるトロリーは他のトロリーと比べて空いていることが多かったということです。街中のストップアンドゴーの繰り返し地帯を立ち乗りだと疲れますからね。座って乗れるのは地味にうれしかったです。(GWなどの繁忙期は混むのかもしれませんが。)

アリィ所有者のみ無料で乗ることができるダイヤモンドヘッド線は、ダイヤモンドヘッドのクレーター内まで行くことができる路線なので、ハイキングに行くときに便利です。始発は朝の5:30なので、朝一番でのハイキングが可能です。私も朝一の便に乗ってハイキングに行きましたが、乗客は8人でした。帰りは結構混んでいて、満席でした。また、ダイヤモンドヘッド線は30分に1本程度なので時間を読み誤ると結構待たされます。(アラモアナ線の方は10分も待たずに次のトロリーが来ます)。ダイヤモンドヘッド線に乗れば、個人でダイヤモンドヘッドに行くのも楽々です。
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ショッピング優待

ショッピングの割引やレストランでのドリンクやデザートのサービスなどがあります。ブランドショップやレストランを訪れたときに、カードを提示するだけで優待を受けることができます。こちらもJCB優待との比較ですが、ざっと見た感じでは同じようなお店が載っていて同じような優待が受けられます。しかし、よくガイドブックを見てみると中にはJCBよりも割引率が高いブランドショップなんかも載っていますので、自分が訪れたお店でどちらの優待を使うとより有利かを見てみるとよいと思います。

ゴディバのチョコがもらえる!

これが一番多くの人に関係がある特典かもしれません(笑)。T GALLERIA HAWAII by DFS(免税店)のインフォメーションでカードを提示するとゴディバのチョコレートがもらえます。免税店でショッピングをしていなくても、カードを提示するだけでもらえます。ただし、私が行ったときは英語しか話せないスタッフさんでしたので、もらうのに少し戸惑いました。カードとガイドブックのページを見せるともらえると思います。ギブミーチョコレートとか言ってみればくれるかもしれません笑。公式には1滞在1人1箱ということになっています。ですが、私の後ろに並んでいたグループは1日1回もらいに来ているようでした。(この辺は自己責任で)。
小箱に2粒チョコレートが入っています。
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JCBの優待との比較

上記の説明の中でも挙げていますが、海外旅行での優待といえば、有名なものにJCBカードの優待があります。これは、JCBブランドのカードを持っている人がカードを利用すると優待が受けられるというものです。(JCBカードの提示だけで受けられる優待もあり)。JCBの優待と今回私が利用したJALOALOカードアリィの優待内容を比較してみます。

トロリーはJALのほうがすいていました。また、ダイヤモンドヘッド線が使えるのもJALOALOアリィならではです。
ショッピングの優待は、私が今回使った限りですが、JALOALOのほうが割引率が高かったです。(JCB10%引き、JALOALO15%引きでした。)これは、ショップによって異なるでしょうから、たまたまかもしれません。
ちなみに私は、違うお店ではJCBの優待も使いましたので、どちらの優待がより優れているか、これはほんとにお店によりけりです。JCB優待の使いにくいところとしては、優待を受けるためにJCBカードでの決済が必要なことがほとんどという点です。JCBをメインカードとして使っている人であれば全く問題ないのですが、私の場合はJCBはポイントの還元率がいまいちのカードしか持っていないので、あまり決済には使いたくないのです。同じような方も多くいらっしゃるのではと思います。一方JALOALOカードの場合は決済方法は自由ですので、好きなクレジットカードで決済できますし、現金でもOKです。この点がJALOALOカードの利点と考えることができると思います。

まとめ

JALOALOカードをお得に使うためには以下の注意が必要です。
1.出発前に優待内容をチェックし、日本で予約が必要なものがあれば予約しておく。
2.ショッピングでは他の優待と比較して有利な方を利用する。JALOALO優待の場合は決済方法が制限されないので、好きなクレジットカードが利用できる。
3.ゴディバのチョコレートは忘れずにもらいに行く!

というわけで、JALOALOカードは私としてはかなり役にたったカードでした。もしまたJALでハワイに行くことがあれば、必ず使いたいと思っています。JALでハワイに行く予定がある方は、発行無料ですので、JALOALOカードをぜひハワイに持っていってみてください。

JAL国際線機内Wi-Fiサービスの使い方と使ってみた感想

JAL国際線では機内Wi-Fiサービスを利用することができます。JAL国内線のWi-Fiは無料で利用することができるので、何回か利用したことがありましたが、国際線のWi-Fiは今回初めて利用しましたので、感想を書きたいと思います。

国際線機内Wi-Fiサービスとは

その名の通り、国際線の機内でWi-Fiを利用することができるサービスです。夜間のフライトであれば寝ていれば目的地に到着しますが、昼間のフライトであったり、時差調整のために寝たくない場合などはフライト中、起きている必要があります。もちろん機内では無料で映画を見ることができるので、そちらを楽しんでもよいのですが、映画も見るものがない場合もあるかと思います。そんな時に便利なのが、機内Wi-Fiサービスです。ビジネスマンはもちろんのこと、ブロガーの方々にも人気のようです。フライト中の執筆は集中できますし、ドリンクも自由に飲むことができるので、非常に便利です。と、言うわけで今回初めて機内Wi-Fiサービスを利用しましたので、利用方法、感想などをまとめてみます。ちなみに、この記事は機内Wi-Fi経由で書きました。読んだ方にはわからないと思いますが笑。

利用料金

機内Wi-Fiを利用するには料金がかかります。詳しくは後述しますが、機内でPCやスマホからアクセスし、クレジットカードで料金を支払います。
利用料金は以下の通りです。

利用プラン 利用時間 料金 JALカード料金
1時間プラン 1時間 $10.15 $9.15
3時間プラン 3時間 $14.40 $12.95
フライトプラン 24時間 $18.80 $16.80

最初にログインしてから、各プランの利用時間経過まで利用可能です。フライトプランの場合は乗り継ぎ便でも利用可能とのことです。JALカード(クレジットカード)で決済する場合はおおよそ1割引の料金で利用可能です。私は、フライト時間が9時間程度でしたので、フライトプランをJALカード料金で利用しました。

利用方法

Wi-Fiが利用できる機材に搭乗した場合、シートポケットにリーフレットが入っていると思いますので、それに従い初期設定を行います。スマホなど機内モードに設定できる機種を利用する場合は、あらかじめ機内モードに設定したうえで、Wi-FiをONにして利用します。
利用方法は基本的にリーフレットの通りです。まずは、Wi-Fiの中から、「Japan Airlines」を選択し、接続します。この方法はお使いの機種によって異なるので、わからない方はあらかじめ調べておく必要があります。大体、WiFiボタンをクリックすると選択可能だと思いますが。。
ブラウザを立ち上げると、WiFiの案内画面が表示されます。画面が表示されたら、まず画面の右上隅の表示を確認してください。衛星通信接続のステータスが表示されています。「衛星接続中」であれば利用可能ですが、「衛星接続なし」と表示されているときは利用できません。

衛星接続なしの状態
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この場合、次のページに進もうとしても、接続できない旨が表示されるのみで、リーフレットの通りには行きません。ちなみに、私が利用した際も、はじめのうちは「衛星接続なし」が表示されており、利用できませんでした。機内アナウンスではWiFiが利用できる旨が案内されていましたが、うまくいきませんでした。とりあえず、利用はあきらめて、機内食をいただきました。食事が終わったあと、再びチャレンジしてみると、「衛星接続中」の表示がでていました。

衛星接続中の状態
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最初うまくいかなかった理由はわかりませんが、接続できたので、よしとしましょう。
トップページで「お申し込みはこちら」をクリックすると、利用許諾の画面が出ますので、よければ「承諾」をクリックします。
次に、セキュリティチェック画面が出てきますので、画面の画像に書かれている英数字を入力し「送信」をクリックします。

HotSpotの画面が出てきますので、上のほうにある「料金」をクリックします。
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すると、プランの選択画面になりますので、購入するプランの「購入」ボタンをクリックします。
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プランを選択するとHotSpotのアカウント作成画面になるので、メールアドレスを入力し、パスワードを設定してください。
次へをクリックすると、領収書情報として氏名を入力します。
次へをクリックすると、支払方法の選択画面になりますので、支払方法を選択後、各種チェック欄にチェックをいれ「購入」をクリックします。

しばらく待つと、地域と言語の選択画面になるので、選択します。
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HotSpotの画面が表示されると、接続完了です。「新しいウインドウを開く」をクリックすると、あとは通常通り使用することができます。
また、残り時間はHotSpotのページに常に表示されています。(タブ上でもカウントダウンが行われます。)
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端末は何台接続可能?

私はPCとスマホ両方から接続してみましたが、問題なく接続可能でした。PCで申し込みをしたのちスマホから接続したい場合は、申込時に設定したメールアドレスとパスワードをスマホで入力すると接続が可能です。ただし、同時に2台接続はできないようです。スマホを接続したら、PCの方は切断していました。

通信速度

速度はネットサーフィンをする分にはストレスなく利用できました。ただ、写真のアップロードは通常よりも明らかに遅かったです。速度のせいかはわかりませんが、どうしてもアップできない写真が1枚ありました。とはいうものの、大量にアップロードしなければまずまず使えると思います。
ですので、大容量のものはあきらめて、ネットサーフィンと文章のアップ(SNS)などの比較的軽い作業を行うとよいと思います。

感想

最初にも言いましたが、集中できるので、作業がはかどります。家で文章書くよりも数倍はかどるというのが個人的な感想です。
長時間のフライトの際は、また利用してみたいと思いますが、利用時間と利用料金の設定が何とかならないかと思いました。1時間プランだとちょっとネット見たら、時間切れになりますし、その割に料金はお高め。3時間だとちょっと短い、フライトプランだと長すぎる。なので、どのプランも使いにくいという印象を受けました。12時間プランとかあるともっと使おうかなという気になるかなと思います(ほとんどのフライトは12時間以内に到着するでしょうから)。実際に利用するのは、6~7時間くらいなので、24時間分の権利購入となると、ちょっと割高な気がしてしまいます。
まあ、何はともあれ便利なので、また使うとは思いますが。

ANAカードのiD専用カードはコレクターズアイテムとしてもGood!入手方法を解説します。

(最終更新:2018/3/10)
ANAカードに付随するiD専用カードを手に入れました。飛行機がデザインされているので、iDを使わない人でも手に入れる価値があるんじゃないかと思い、紹介します。

目次

カードデザイン

デザインはズバリこんな感じです。2019年就航予定のA380ホノルル路線をイメージしていると思われるカードです。
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以前は、ボーイング747-400のコックピットから外を見た写真でした。
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こんなにいいものが届くとは思っていなかったので、送られてきたときはびっくりしました。
これなら、iDを使わない人でもコレクターズアイテムとして持っておくのもありかと思います。

iDとは

iDについて簡単に説明を書いておきます。iDはポストペイ式の電子マネーです。クレジットカードに付帯しているため、プリペイド式とは違い事前入金が必要ないことが利点です。使った分は、クレジットカードの引き落としと同時に引き落とされます。もちろん、クレジットカードのポイントも通常通りたまります。
使用した感想としては、ほかの電子マネーと比較して、決済が早い!一瞬で決済されます。読み取り機にタッチした瞬間に決済音がなるイメージです。大概の電子マネーは一呼吸、間がありますよね。コンビニなどで使うのに非常に便利なので、気に入っています。

入手方法

ANAカードを申し込む際に、iDを一緒に申し込むことができます。ただし、カードの種類によってクレジットカードとiDが一体になっているもの(クレジットカード自体にiDの機能が組み込まれているもの)と、クレジットカードとiDが2枚のカードに分かれているものがあります。一体型の場合はiDを申し込んでも、A380ホノルル路線デザインのiD専用カードは手に入りませんのでご注意ください。
A380ホノルル路線デザインのiD専用カードを手に入れるためには、ANAカードのうち、ANA VISA SuicaカードかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかANA VISA nimocaカードを申し込む必要があります。これらを申し込むときにiD専用カードを希望すれば、クレジットカードとは別にiD専用カードが送られてきます。また、A380ホノルル路線デザインはANAカードに付帯のiD専用のデザインですので、ANAカード以外のクレジットカードに付帯するiD専用カードを申し込んでも、手に入れることはできません。お間違いなきよう。

まとめ

A380ホノルル路線デザインのiD専用カードを手に入れたい方はANA VISA SuicaカードかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかANA VISA nimocaカードを申し込み、申込時にiDも希望すればOKです。
コレクターズアイテムとして保管すもよし、街で使うもよし、一枚いかがでしょうか?

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